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美しい文章は「見た目」も美しい。

前の記事で書きましたが、作家の小手鞠るい先生から講義でご指導をいただきました!

講義では先生から添削をしていただいたりしながら、少しづつ物語を書き進めていくわけですが、まあこれが難しすぎました。筆が進まなさすぎる。表現が薄っぺらすぎるくせに、上手く書こうとすればするほど今度は余計な表現ばかりに思えてくるんです。結局講義の中で書けたのは起承転結の起だけでした(笑)
それでも、作家さんから生の声を聴けるというのはとても貴重な経験でした。


その中でも「美しい文章」について先生が語られていたのがとても印象的でした。

・片仮名の多用を避けること(オノマトペや名詞など)
・略語の使い方に気を付けること(特に地の文)
・フォントや余白など文章自体の体裁を整えること

そしてこれらのことは文章の見た目を美しくすること、さらには美しい文章に繋がっていくということでした。

最初聞いたときは目から鱗でしたが、よく考えたらその通りなんですよね。まず人間ってぱっと文章全体を見てから、一文字ずつ文字を目で追って読んでいき、それを脳にインプットして意味を理解します。もちろん文章の表現や言葉遣いも美しい文章を書く上で大切ですが、最初の文章の見た目にも気を遣うというのは至極当たり前です。デザイナーさんなどのクリエイターのみなさんの書く文章が美しいのはそんな理由があるのかもしれません。

なかなか美しい表現をすることはうまくいきませんが、少しでも美しい文章を、と思ってnoteの記事を書くときは見た目を意識して書いています。

みなさんの美しい文章を書くコツがあれば、ぜひ教えてください。

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