アセクシャルについて

基本的にはわたしの主観ですが、こういう人間だということをすこし。

まず、事実として、アセクシャルは『他者に性的欲求を感じない』セクシュアリティです。こう言い切ってしまうと、ときどき感じる人や親しい人にだけ感じる人はアセクシャルではないのか？となりますが、それもアセクシャルです。
詳しくは「アセクシュアルスペクトラム」で検索してみて下さい。

わたしは今まで、恋愛感情を抱いたことはある、と思っていました。
しかし、結果的にはそれもただの『執着』だったので、個人としてはアセクシャル・アロマンティックと言い切っています。
アロマンティックは他者に恋愛感情を持たないので、わたしは他者に対して性愛や恋愛感情を覚えないということになります。

実はつい先日まで、わたしは自分のことをアロマンティックではなくリスロマンティックなのだと思っていました。実際そういうところもあるのかも知れません。ただ、現時点では自分のことをアセクシャル・アロマンティックだと感じています。
何故かといえば、性愛・恋愛という感情が遠いもののように感じるから。

わたしに好意を持つ人が少なかった（今でも少ないことのですが）、ということで遠いものになっている、という可能性もない訳ではありませんが、出会いは求めていないし『本当の恋愛が何なのか』ということに興味もありません。この辺りには触れないで頂けると幸いです。

このことについて、わたしはあまりカムアウトしていません。
限られた友人と、父にのみ話しています。
このnoteと連携しているTwitterアカウントには書いていますが、プロフィールに書いている訳ではないので、知らない人も居るでしょう。
やはり、どう思われるのか怖いという側面もあります。

余談ですが、先日「作りたい女と食べたい女」という漫画を読みました。
すごく良かったのですが、シスジェンダーの女性ばかり出て来ること（わたしはクィアなので）とアロマンティックは（まだ）出て来ないということで少しモヤッとしてしまいました。
恋愛に対して嫌悪感があるわたしだからこその感想だと思うので、こんな感想に惑わされずに読んでみて下さい。
すごく良かったので。

久し振りに自分のことを話そうとしたらまとまらなくて、すみません。
多くの方に読んで頂きたいというよりは、今良くして頂いている方に自分のことを知って欲しいという感じで書きました。
読んで貰えるかは分かりませんが、一先ず書けて良かったです。