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「働くこと」に関する記事

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私自身の興味関心度が高い「働くこと」に関して書いた記事をまとめています(ほぼ自分用です)。
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#今日のつぶやき

人は結局、誰かの役に立ちたい生き物である

「最近で、自分が一番イキイキしていた瞬間は?」と問われれば、間違いなく誰かとコミュニケーションをとっている時だと思います。 大学院生になってからはや一年と数ヶ月が経ちますが、私が院生をやってて辛いと感じることは、研究をすることでも、発表をすることでもなくて、一日中誰とも会話をしていない日があったり、「あれ、今日一回も笑ってないな」という日があることです(笑)。 つまり、“孤独”を感じる瞬間が苦痛だということ。 しかしこれってきっと、べつに私だからというわけではなくて、す

好きは情熱の量に比例する

たぶん、この本に書いてあったはず。 私は飽きっぽいんだけど、最近結構、「やればやるほど深みにハマっていく」タイプなのかもしれないと思う。 ただ、「やる」という選択肢に入るものがとても狭く、何かと手を出すことへのハードルが高い…(笑) 世間一般の同年代の人たちが興味関心を向けるものに対して、なぜかあまり興味が湧かない。 そもそも娯楽全般に対する興味が薄いため、めちゃくちゃ無趣味(なのが悩みでもある)。 どちらかというと娯楽よりも、仕事とか(学生時代でいえば部活とかバイ

今流行りの“FIRE”から、若者の仕事観を見つめる

最近、就労年数を短縮し、働かずに自由に過ごす時間をより多く得ようとする“FIRE”という言葉が流行しています。 果たして、なぜこんな流れが出てきているのか。 そう考えると、そこには現代の若者がもつ仕事観として、働くことへの否定的な見方や、ある種の絶望感のようなものが垣間見えるように思います。 上記のような仕事観を前提として持っているからこそ、「いかに楽して働くか」ということに若者の工夫が凝らされます。 ここでいう「楽」というのは、簡単な、単純なというよりも、「精神的ス

あえて社会に適応しないという生き方

教育においては、限られたカリキュラムのなかでいかに「効率的に学ぶか」が重視されるし、仕事においては、いかに「生産性を高めるか」が重視されます。 いかに楽しく働くかとか、そのためにいかにチームワークを高めるかなどは、一般にはあまり問題として重視されない傾向にあります。 しかし人は誰もが、以下のような思いを根源的には抱いているものなのではないでしょうか。 この「もっと楽しくしたい」というエネルギーは、私がずっと持ち続けているものでもあります。 だけど実際、これらを実現する

自分の天職を見つけるには、誰かの役に立ってみる

たまたま見つけた柳井さんの言葉が、刺さる刺さる。 というわけで、今日はこの記事を引用しつつ、私の感想を添えてみる。 人の成長を加速させるものは、危機感 変化への対応力は、会社によって全然異なるということ。これは、コロナ禍が始まった2020年に就活生だった私がまさに実感したことだった。 4月頭に緊急事態宣言が始まり、対面での面接ができなくなったとき、すぐにZoomでの面接に切り替えた会社と、対面で面接ができるまで待つと面接時期を延長し続け、結局数ヶ月後にやっと面接を再開し

もっと楽しんでいいんだよ

今日も今日とて私らしく、ひねくれた文章を書いていきたいと思います。 仕事においても、学校教育においても、「楽しくないもんだからしょうがないよね」と諦めている人って多すぎないでしょうか。 そこんところ、頑固な私はまだ諦めていません。 「絶対に楽しい仕事がある!」 「絶対に楽しい学び方がある!」 という謎の意志をもって、まだまだ “楽しさ” について模索中です(笑)。 先日も友人に、「楽しい仕事はあると思うねんな」というと、「それすごいよな、もうそれは諦めたわ」と言われ

仕事に意味を感じられなくなったら

今朝、大学へ向かう道を歩いていて、自分がやっている仕事に意味を感じられなくなったときに立ち返りたい考え方がふと思い浮かんだので、今日はそれをつづってみたい。 まず前提として、すべての仕事は誰かの幸せのためになっている。 どんなに低賃金な仕事でも、社会的にはあまり肯定されない仕事でも、その製品やサービスを求めている人がいて、だからこそ商売として成り立つ仕事は、誰かを幸せにしているといえる。 その意味で、どんな仕事にも価値がある。 だけど、その価値を客観的に感じられやすい

仕事の楽しさとは、一期一会の出会いがあること

今日はバイトをハシゴして、先程やっと帰宅した。あさってに迫る発表の準備が間に合ってなさすぎて気持ちが焦るばかりだが、とりあえず今日もnoteを書く。 最近思ったこと。 仕事の楽しさって一つのものさしではあらわすことのできない、いわゆる構成概念であるが、その一つは “一期一会の出会いがあること” だと思った。 私は某アパレル企業でアルバイトをしていて、時折お客さんが「これ、どこにある?」とチラシを片手に声をかけてくれることがある。その商品がある売場に案内すると、「そう、これ

“誰かの役に立つ”ことから、人は幸せを感じられる

昨日こちらの動画をみて、「やっぱり人とのつながりって、人が幸せに生きるうえでめちゃくちゃ大切なんだ」と改めて実感したので、今日はこちらについてシェアしたい。 本の帯にある、「幸せとは技術である」という言葉は、とてもインパクトがある。 結論からいうと、究極的には、人はひとりでは幸せになれない。 特に若い頃は仕事を通して稼いだお金を、自分のために投資しがちだ。 たとえば、服を買う、家を買う、車を買うなど。 しかし歳を重ねるうちに家族ができて、子どものためにお金を稼いできた

できるだけ広くて明るい場所に身を置くと、それだけ綺麗な花が咲く

タイトルにあるのは、大学院に行くかをずーっと迷っていた一昨年の春頃に、ある先生が送ってくれた言葉だ。 あの時は悩みすぎて、人生で三本の指に入るくらいにはめちゃくちゃ苦しかったので、このメッセージを見たとき、普通に泣いた。 とても心に響く、素敵な言葉だ。 しかしこの言葉、少し矛盾していることにお気づきだろうか。 先生は、「あなたならどこでも開花できる」と言いつつも、そのためには「できるだけ広くて明るい場所」、つまり自分に合った環境が必要であると言っているのである。 発

“置かれた場所で咲く”必要はない

最近、私って思った以上にオールマイティーじゃなくて、心が向かないことはやれない不器用人間だということを、いい意味で実感できている。 大学時代は一つのアルバイトを4年間ぶっ通しで続けていたので、何種類もの仕事を経験できたのは大学を卒業してからだった。 いろいろな仕事を経験するなかで、違和感を感じて辞めてしまうことが何度かあり、割と職を転々とした。 だから大学時代に初バイトで始めた仕事を4年間なんの苦もなく続けられたことって、当時は当たり前だったけど、今思えば奇跡のようだ。

自分と仕事との折り合いをつけていく

週一回行われる地域の高齢者の方々とのワークショップ。今日のテーマは、『これまでの人生を振り返りながら、自分の強みについて考える』。 その中で特に印象に残った語りを一つとりあげる。 この語りからわかることは、この方は小学生の頃 「従順 」という特性を持っていた。また「従順」とは、この頃の強みでもあった。しかし仕事が一つのターニングポイントとなり、これまで「従順」であった自分に変化の必要を感じたことを機に、仕事経験を重ねるとともに「芯がある」という強みを持つ人に変わっていった

会社=自由が制約される場所なのか

私の中では、「会社 = 自由が制約される場所」というイメージが形成され始めている。 本当は、「会社 = 自分の能力が発揮でき、社会の役に立つためのフィールド」であるはず。 私にとって「自由」とは、抑圧されることなく、自分の気づきやアイデアが活かされることであり、社員一人ひとりが「自由」を持つことによって、みんなで会社をよりよくし、大きくしていくことができると考えている。 会社に自由度がないことは、きっと必然ではない。やり方によっては、自由と規律を兼ね備えた会社をつくるこ

「お金を稼ぐ」って、難しいけど、すごいこと

昨日ある授業で、「最近高齢者関係の仕事がしたいかもって、なんとなく思います」と話すと、「企業で働くってことはビジネスをするわけだから、企業の利益にはなっても人のためになってないってあなたなら言ってそう。会社の営利を目的にしない、公務員とかの方がいいんじゃない?」とある先生にいわれた。 この先生はすごく親身になって話を聞いてくださる方で、全然授業の主旨とは関係ないのに、その授業は私にとって、半分キャリア相談の時間みたいになっている(笑)。 この春学期間キャリアに対しての考え