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新生活が怖い

新生活が怖い。


無事に生活をこなせるのか。


深い鬱期に入ってしまって動けなくなったらどうしよう。


色々考えてしまう。


新生活が来月から始まることが決まって怯えている。


双極性障害持ちにとって新生活というのはとても大きな不安がよぎる一大イベントなのだ。


とても有難いご縁のおかげでコロナのせいで退職した、大好きだった職場を復帰することになったとても喜び難い新生活なのだけど・・


双極持ちと自覚してからの今は嬉しさとともに不安も大きい。


ここまで怯えているのには理由がある。


私はこの一年そこらで軽く6回以上はも転職を重ねたからだ。


大好きだった仕事をコロナで失ってから、今のように生活と双極の振れ幅が落ち着くまで一年以上茨の道だった。


気づいたら辞めていて求人を漁っては面接を受けていた。


辞め続けてる当初は、立て続けに辞めてる自覚なんて無かったのが双極性障害の怖い所だなと思う。


双極性障害には「仕事が長続きしない」と言う症状があることを知り、自分もその症状が物凄く出ていることに後々気づき、震えたのを覚えている。



「ワイ本当に双極性障害なんか・・・」


診断をもらいながらも、どこか信じ切っていなかったのかもしれない。


この辺りから、服薬を始めたり生活リズムに向き合い始めたりしながら双極性障害と言う自覚が育ったと思う。



服薬も、早寝も、休むことも全部効くのだから・・・・



双極性障害の自覚を持った、持たざるを得ない出来事はもう一つある。



それは、最近メルカリの売れ具合が調子いいこと。



何故なら・・・売れるものがあるから!!!!!!



部屋を片付けする度に、買った記憶と使った記憶のあまりないもの。そして今は心ときめかないものが沢山出てきて、それらが売れるから。。。笑


ここ最近売れたもので言うと、異常なほど似合わない派手な赤のアイシャドウ。題名を読むだけで窮屈な気持ちになる自己啓発本。最後の締めくくりは、ウーバーイーツのデリバリーバッグ。笑


自己啓発本なんて1ページも読んでいないし、デリバリーバッグだってもちろん一度も使っていない。



もはや「買ったの私?」レベル。恐ろしい。



こうして部屋を片付ける度に不要な未使用品を発掘し、メルカリで販売するものだから自ずとメルカリの販売の腕、売るための勘が鍛えられている。



似合わないド派手なアイシャドウを突然付け始めても・・

絶対読まない本が家に置いてあっても・・・

やるはずのないウーバーイーツのバッグが部屋のオブジェとして飾られていても・・・


何一つ文句言わないパートナーは少し変だなと思う。



その時何を言っても仕方ないと思って諦めているのか、視界に入っていないのかは私にはわからないが、このスタンスのおかげで双極性障害をカマしても「メルカリで成仏させる」と言う術を見つけられた。


有り難い。


メルカリについて考えながら文を書いている今、また油断すると「は〜メルカリの副業でもしようかな〜」なんて再びカマしかねない性質。困ったもんですわ。



なんとなく日々取引し続けていたメルカリの取引数もいつの間にか100を超えていた。



この数が増える度に、私は双極性障害の自覚や日々の意識が高まるのである。



メルカリの取引数を見て「今日も早く寝よう。たくさん寝て休もう。」と思うのはこの日本できっと私くらいであろう。




ありがとう、メルカリ。


私の大事なライフライン。


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