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幸せになろうね(いつか、どこかで、何らかの形で)

学校の日本史の先生のTwitterが割れてて、その人が「若者は文化祭の終わったあとの、夜の帰り道の心に沁みて来るような秋の涼風の切なさをよく嚙み締めろ」みたいなツイートを2年前くらいにしてて、当時はなんで生徒に見られてるって分かりながら普通にツイートできるんだろうくらいにしか思ってなかったんだけど、後になって読み返してみると割と心に来るものがある。教師だからこそその時期の尊さみたいなものや、それは大人になってからは思い返すことしか出来ないこととかを分かってるんだろうと思った。

    • ピアノなんて弾きたくない

      初めてピアノに触った日のことは覚えていないけど、泣きながらピアノを弾いていたときのことはよく覚えている。別に母親がピアニストとかでもないし、めちゃくちゃ厳しい教室に通っていたわけでもない。週1回30分レッスンがあってただその時間に教室に居ればいいだけだったのに、僕はレッスンの時間までにとりあえず1ページを完璧に弾きたくて、でも出来なくて苛立って泣きながら練習していた。泣き腫らした目をなんとか誤魔化しながら、教室に行って、ちゃんと練習してたんですよ、と主張する為に正しい位置の鍵

      • プロフィールを編集

        こんなことして何になるんだろうと思う。受験の為に今のうちから塾に行って、叱られないように勉強する。あまり喋ったことのない人と「この曲みんなで弾きたいね」って言って練習する。軽音の部長は変な勘違い連発するしこっちの質問に答えないから段々イライラしてくる。これってこういう話じゃないの? あーね うーん どうだろ 既読2 インスタを開くと将棋の強い奴が何かしらの大会で優勝してたみたいで、みんな「○○おめでとう!」「○○すげえ」ってノートに書いてるけど、お前ら別に今までそいつのことめ

        • ねこ

          毎晩のようにベッドの中で号泣してたら、3日目くらいでねこが現れて話しかけてくれるようになる。僕は、というかこの家で猫なんて飼っていない。ティッシュを箱ごと抱えてぐすんぐすんしてる僕を見て、ねこは何をするわけでもないし、絶対にベッドの上に上がってくることはないけど、それでもベッドの下で大人しくしていてそこを動く気配はない。ねこの綺麗な目はなんでも話していいよ~!みたいな雰囲気で僕をじっと見つめてくるので、僕は悔しくなりながら、なんでも話す気分になってしまう。 「あ~死にて~~

        幸せになろうね(いつか、どこかで、何らかの形で)

          ルックバック みた

          ちょっと出遅れたけど ネタバレしてます 順番割とぐちゃぐちゃです 純粋な感想パートと自分語りパートがあります ・中2くらいの時、漫画じゃないけどイラストの練習頑張ってた時期があって、藤野とか京本みたいにガチで描いてた訳じゃないにしてもスケッチブックに描かれてた人体の骨格とか、アタリとるためだけの棒人間とかが凄い懐かしかった ・けど、だから感動できたかと言われると多分違くて、クリティカルに刺さった部分はお話を考えて作品にして、人に見せたり言ったりなんかの賞に応募したり…ってい

          ルックバック みた

          日記とか(2024.4.24)

          雨り。学校から塾行く時に傘忘れて戻った。仲良い友達とすれ違って、なんかちょっと喋った。教室が変わって普通に知らない部活が教室使ってたので気まずかった。嘘。全然思ってない。むしろ俺のことを見ろよ、と思う。嘘。ぜんぶ 「田舎と都会のどちらに住みたいと思うか」みたいな条件英作文を毎回塾の授業で書かされる。1週目は日本語で内容考えて、2週目はそれを英語に訳すっていう感じで。なんか色々、主張と根拠と前提と対比を意識して、みたいな言われつつ日本語書いたら直されるとこなくてやった~!って

          日記とか(2024.4.24)

          返してくれよ俺のそのハート

           毎年4月は今まで抱えてきた色々な面での負債が全部解消される気がするから好きだった。今年になるまでは。本当に、この調子で1年やっていける気がしない。教室が変わって、窓から新しいマンションと古いマンションしか見えなくなったのが味気なくて嫌だった。向かいにあった俺らのメンクリ(全然通ってるとかじゃないです)を、返してくれ。最近時間の感覚がなんかおかしくて、若干今を生きてる気がしないというか、気が付いたら1週間経ってるし気が付いたら寝落ちしてるし気が付いたら課題間に合わないし、みた

          返してくれよ俺のそのハート

          代替可能な亡骸に愛を込めて

          -: 泉こなたの亡骸に愛を込めて (ninatokaniwarosu.blogspot.com) ↑良い文章です、ぜひ読んでみてください  好きがあれば嫌いがあって、暑いがあれば寒いがあって、楽しいがあれば悲しいがあるように、始まりがあれば終わりがあるらしい。今のところ僕は親しい人との間で死別やそうでない今生の別れを経験したことはないけれど、それでももう一生会わない人には既に出会っていて、そう考えると気が付かないうちに始まっていて気が付かないうちに終わっているなんてバカら

          代替可能な亡骸に愛を込めて

          よみがえる夜

          全てを手に入れた気になってもいい夜  僕は悲しいことに、僕や僕が感じた全てを虚しいと思っている。ちょっと勉強ができることも、ちょっと楽器が弾けることも、ちょっと文章が書けることも、虚しいと思っている。なんなら「僕や僕が感じた全てを虚しいと思っている」と書いていること自体も虚しいと思っている。この世のほぼ全て、人だったり人が考えて出来た創作物だったり物だったり、は誰が考えても誰が評価してもくだらない。これはべつに他がダメで僕が優れている、という安易な尖りではなくて、他がダメで

          よみがえる夜

          俺はどこで間違えたんだろうな

          なんか1月の最初の方が1年の中で1番精神的にキツい時かもしんない。昨日は本当に無理すぎて、深夜3時くらいに狂ったように音楽を聴きながら長文noteを更新して、寝ようと思って蒸気でホットアイマスクを家中探してたんだけど全然見つからなかったので諦めて、さっきの長文noteをちゃんと下書きに戻して寝た。真っ暗闇の中スマホを見ていて目が痛かった。 いつからか普通に歩いてる時に動かしてる自分の両足を見つめる癖がついちゃって、周りのことをよく見てないから、なんか気づいたら家出てて気づい

          俺はどこで間違えたんだろうな

          人生 レポ

          幼稚園のとき、嫌いな女子に遊具の陰に呼ばれて「誰も見てないから服脱いで裸になって」って言われて、その場の切り抜け方がよく分かんなくて泣いてたらその時個人面談してた母親と先生が颯爽と現れて僕を救ってくれたことがある。デウス・エクス・マキナ(劇の終盤で収拾がつかなくなった時に脈絡なく神が現れて全部解決する、みたいな流れ)。いやちょっと違うかも。こういうよく分かんないエピソードトーク話すときってオチがないとダメで、「その後幼稚園から帰宅して、ストレスのあまりぶどうジュースをがぶ飲み

          人生 レポ

          サイボーグ・ペーパードライバー

          軽音の文化祭ライブでは相対性理論の曲絶対やろう!!と前々からあれだけ言ってたのにバンドメンバーが全然協力的じゃないし、よく考えたら俺は軽音じゃないからバンドメンバーなんていなかった。 ごめんなさい…文化祭ハイで…。今年の一大イベントも終わりました…。普段の俺なら、出欠確認のときだけ登校して、沢山の人で溢れかえる校門に背を向けながら1人でトボトボ帰り「文化祭に出てる奴なんて皆死ねばいい」とかツイートしてそうなのに。2日間ちゃんと忙しかったし走り回ったし、声枯れたし疲れたし。結

          サイボーグ・ペーパードライバー

          生きるのクソ下手・バカ野郎

          計画を立てたくない。いつだって致死量の課題と作業と責任と冷たさに襲われているから。直視すると失明してしまいます。じゃああと6時間で今日のやること終わるな〜っていう予定立てたのが18時。終わってる。当然半分も終わらなかったし、やる気を失って好きな作家について書いてあるブログとかスレとか読んでたら25時になってた。Twitterのプロフィールに早く寝よう月間って書いてあるのに…。だいぶおねむだったからそのまま寝たらつけっぱなしになってたクーラーのせいで起きた時めちゃくちゃ寒かった

          生きるのクソ下手・バカ野郎

          楽しくない

          基本的に他人からどう思われてるかしか考えてない。創作をするにしてもなんにしても、自分が行動した結果として他者からの反応が何かしら返ってこないと物凄く不安な気持ちになる。誰かが言ってた「読書は著者と読者の共同作業」という言葉が呪いのようにいつまでも僕を縛り付けていて、僕の文を読んでくれる誰かが、圧倒されてもう一生文を書こうとしなくなったり、猛烈に温かい気持ちになったり、えんえん泣いてくれたりしなきゃいけない、そうでなきゃ俺が生きてる価値なんてない、早く俺が生きてる確かな理由を作

          楽しくない

          心理学を学ぶと人の気持ちが分かるようになるんだって!!!!!!!

          ↑の冒頭部分に書いてあることをもっかい書くだけ。 小学校に入学する前の検診みたいなので面接官的な役割だったのが、僕がこれから嫌いになる上田先生(本名)だった。その時のことを振り返って、「上田先生、大学で心理学勉強してたんですってね〜、アタシあの人と話してて心読まれてると思っちゃったもん〜」と話していたママ友がいたらしい。実際、僕の上田先生への印象は、ある時点までは「心理学の人」だった。それくらい豪語してたんだろうと思う。この時点でちょっとお察しな気もする。 小3の頃、いつ

          心理学を学ぶと人の気持ちが分かるようになるんだって!!!!!!!

          今年の漢字一文字、「絶望」。

          今年の漢字一文字、「絶望」。