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一人プリクラ

ギャルへの憧れとか、プリクラとかマイメロディちゃんのポーチとか、"ハイビ"

原宿とか、そういう響きに自分なりにアプローチしていこうと決めた10歳ごろの秋。自分的には持ち物の中で一番ギャルに近づけると思っていた迷彩柄のジャケットを着て準備は万端

今日わたしはついにイケてる組に入るんだという喜び。
泣き叫ぶ弟を連れてゲームセンターに向かいプリクラ機の前へ。

プリクラでは、シャキーンとかやったらイケてるのかな。

私は指ちゃん二本をバキューン型にして顎元へ持っていく。できた

シャキーン!!!!

それ以降、完全に独り立ちした私は、迷彩柄のジャケットと共に、この場所に度々現れることになるのでした。