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お人好しにはならない

例えば誰かが間違ったことをしていたり、もっとこうしたらうまく行くのにって所に遭遇したら助けるだろうか。

答えは’’相手によって’’かもしれない。

以前職場の大先輩に聞いた話。
「少し経営が心配なお店があって、そこの方と一緒にお仕事をしていたのだけれど、夢物語ばかりで大丈夫かなって感じだった。」
と。
先輩はこれまでにかなりの経験をされているため、経営についても詳しいという。だから具体的にどうしたらいいかアドバイスしようと思えばできるがしなかった。したく無かったという。

これを聞いて最初はなんてひどい話なんだと思った。でも、よく考えたら自分の大切な時間、労力を使ってまで助けたい相手では無かったんだろうなと理解した。

私の場合、大切な人に私の学んだことや、やっていて為になることを共有して、一緒にいい方向に進みたいって思える相手がいても、相手の聞く耳がないことがある。
その度、せっかくあなたの為に言っているのに、誰にでも言う話ではないのにって悲しくなるのだ。


でも、今回の先輩話をきいて、これってただのお人好しだったなあと思えた。相手が求めていないのに良い話をしたところで伝わらないし、それこそ時間も、労力も無駄なんだと。


余計なことでいちいち悲しむのはやめようと思った今日でした。

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