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チョコレートスコーン

自分へのご褒美にはすきなものを、ということで作ったチョコレートスコーン。

あれからもう一週間以上経つ。

あっという間。早すぎる濃すぎる一週間。

あの瞬間はきっと泣かないと思っていたのに涙が流れていた。そんなに意識してないはずだったのに前夜は発表の瞬間の夢で夜中に何度も目が覚めた。

わたしはがんばれていなかったのかもしれないと、もっとがんばっている人たちはたくさんいるのだろうなと、そんなことを思っていたけれど家族が泣いて喜んでいる姿をみて、がんばったねと言われて、客観的にみると意外とがんばっていたのかもしれないと思いました。そんながんばりが報われたのか、運なのか、それは誰にも分からないし、分からなくていいのだけど、目標の場所に立てることになりました。うれしいな。

この長い助走のなかでわたしは、自分を信じること他人は(意外と)自分のことを見てくれていること、以上の点を学びました。もっとあるんだけどとりあえず今はこれ。信じることが一番できていなくて、なかなかできなくて、呪文のようにできるとか大丈夫とか自分に言い聞かせて。マスクの時代でよかったと思うくらいマスクの下で口パクをして自分を励ましてました。そうしたらことばに集中して、気が紛れて、前向きになって、いいことしかなかった。

「自分が思った方へ物事は進む、だから自分を信じる」

大学の先生が緊張に押しつぶされそうなわたしにかけてくれたすてきなことば。きっとこれはこれからもわたしの中で大切なことばで、軸となるんだろうな。今まで自分を自分で信じられなかったわたしの周りには、わたしのことを信じてくれて応援してくれるひとがたくさんいることを知りました。一年以上の長すぎる助走期間に終わりがみえ、来春には目標の場所でスタート。たくさんのひとを裏切らないように、胸を張って立てるように、今をしっかりたのしんでたくさんの最後の思い出を作ろうっと。

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