2022.7.18 たまにはホラーやミステリーも

 ミニシアターに行かなくなって数年が経つ(前回に続き、ごぶさたばかりの出だしだな)。実家住まいで、高齢の父と同居しているので、自分が油断をしてはいけないと気を引き締めていたら、映画すら観なくなって久しくなってしまった。高校生の頃から、他人と世界と関わりたくないときは、必ずといっていいほど映画館へ足を運んでいたのに。世の中は、本当に今までの生活をがらりと変えてしまう。

 ただ最近になって、huluなどに登録したこともあり、映像をじっくり観る機会が増えた。Prime Videoも本当に観たい作品(だいたいは上映期間中に映画館へ観に行きたかったタイトルだったり、すごく気になるビデオスルーのタイトルだったり)だけレンタルしている。これからは、鑑賞した作品を記憶している限りここに書き残していきたい所存。


"Dark Places" (2015)
 一家惨殺事件の生き残りである主人公に、事件の再検証を行うコミュニティのひとりがコンタクトを取ってきたことから、自身の事件にまつわる謎を突き止めていくお話。過去と現在がさらりと転換するので、観ている側は中盤でぼんやりと事件の真相がわかると思う。
 とある人物を演じているChloë Grace Moretzが髪をダークジンジャーっぽく染めて、雰囲気ががらりと変わっていてうつくしかった。

"A Quiet Place" (2018)
 ホラー映画は絶対にびっくりするから映画館で観ないので、この有名な作品も今まで観ずじまいだった。もったいない…
 音を立てると襲いかかってくる怪物(たぶん異星人)から身を潜めて生活している家族のお話。ホラーというよりは、家族の物語にSFホラー要素を添えました、という印象。メインは怪物ではなく、"家族"。1時間半ほどの作品だけど、設定や背景については理解できるようにうまく組み込まれているので、わかりやすかった。Emily Bluntもすきな女優さん。ラストシーンの不敵な笑みがかっこよかった。