見出し画像

【備忘録5】 緊急事態宣言解除後の商業施設のありかた、あるべき姿

久しぶりの備忘録。

この間、久しぶりに考えたことや思ったこと、感じたことをただ殴り書きしているノートの記入が止まっていることをふと思い出した。自分自身が飽き性なことは重々理解しているので決して日記のようなものではなく、ただ頭の中の整理ノートのようなものなのだけれども。
過去に書き綴ったものを眺めていると、人と接しているときに感じたことや悔しかったことや、ライブに行ってただただ涙が流れたこととか、MCが素晴らしかったとか、大半がそんなことを書いていて。自粛生活で私は何も感じず考えず過ごしていたのだな、と改めて思い知りました。人から私はいろいろ考えさせられてたのだなあ、と。他人の考え方を知ることで私は考えや思いを持てる、本やラジオやブログや自ら他人の考え方を拾いに行こうと思います。そのためにはそろそろ無人島生活から距離を置き、ゲーム機に触れる時間を短くせねば。改めてゲームは私の求める自分自身のスキルを高めることはできませんね、個人的には娯楽程度であることが大切なんだも。あっ

急に話は真面目になります、こんな記事を読みました

https://chakusou.me/postcovid-commercialfacility/

私は得た知識を人に伝えるのはとても苦手なので内容の大半については割愛、今の情勢で商業施設や入居しているテナントが今どんな苦労を抱えているかということが分かりやすく記載されているので興味のある方はぜひ。

一番興味を持った、考えさせられたのは
【コロナ収束後の商業施設のあり方】の部分

自粛期間がここまで続き、ネット販売が主流になってきた今、そして今後も外出=リスクとなってくる世の中で商業施設ってどうなっていくのかな、というお話。

業種別に話すべきだあろうけど、めちゃくちゃ端的に言うと
物販店舗が主な商業施設の売り上げは確実に戻ってくるだろう、と考える。

そう考える理由はいくつかある。
物販店舗(化粧品、雑貨、衣服等)は
・ここまでに商業施設はコト価値を培うことが出来ている
・実物を見ることの意味 ・送料負担
の3点がカギとなると考える。

コト価値云々はここ数十年で商業施設の運営管理をする上で非常に重要視されてきた部分、同じものをその場に行かなくても購入できるようにどんどん整備が進んできている中で、どうすれば足を運んでもらえるかの工夫をしてきた。モノそのものに価値があるのではなく、足を運ぶコトに意味を持たせられるように努力してきた。(ちょっと中の人でもあるので断定形式で書いちゃう)なのできっと自粛解除されれば多くの人はネットで買えるものをわざわざ外に買いに行ってしまうのです。

もし「ネットショッピングで購入できるのにわざわざここまできたのですか?」なんて聞くとこう返ってくるわけです。
「実物をみてから購入したくて」「ネットでは買えないものも上の階で買ってついでです」「特別ほしいものがあったわけではないのですが、自粛明けで外に出たくてウインドーショッピングをしていたらほしいものを見つけました」「商業施設全体のセールなのでまとめてみようと思って」「送料無料の額ほど欲しいものがなかったので買いに来ました」
これはコト価値を消費者側に刷り込ませることが出来た商業施設側の今までの努力のたまものであります。と、信じたいという気持ちも込めて。

実際、化粧品なんて試さないとわからないし試供品だって店に行かないともらえないし。一つ用事があれば時間が急いてない限りぷらっとしてしまう、ふらふらと商業施設内を歩くというショッピングをコト価値と捉え、一定数のひとがショッピングをするコトに依存してしまっているという持論。

ただ逆に懸念されることはテナント側(店側)が商業施設に入居してくれるか、という部分。あそこにも、ここにも、あっちにもあるよね。そんな店が1店舗に集約させるというのは十分考えられる。コロナでお金がかつかつのはずなので。そうなると大都心の商業施設の一つが空き区画だらけになって施設自体が閉店、ということは十分ありうる話。郊外の沿線沿いとかにある小さめの商業施設より都心部の密集している場所の方が危うい。一方で、定期賃貸借契約のところが大半なので莫大な違約金の発生、原状回復費等々のことを考えるともともと商業施設に入って営業をすることを決めるテナントはそもそもお金に余裕があるはずなので、意外と退店を速やかに決める店は少ないのではないかと思う。退店をもともと考えてたテナントは引き金になるだろうなぁ。

ただこれが当てはまるのは物販店舗のみで飲食店舗はどうなるのか…飲食店はかなりの数減ってしまうのでは。正直この部分に関しては全くわからない。どれだけ今後人々が外食をしなくなるのか。立ち飲み屋のようなところが生き残るかな、商業施設は物販店舗で集客できていれば多少は流れるか。飲食店のみの商業施設、特に地域に根付いているわけでもなくオフィス街でもないそんな足を運ぶことそのものに課題がもともとあるようなところは一気に倒れるだろう、と思います。もともと飽和状態なわけだし。ただこれを機に会社の飲み会とか、接待以外のちょっと飲みにいこか、みたいな文化がかなり減るのではないかなぁ、勝手に思ってます。希望です。

とはいえ、普段からお世話になってた個人商店には本当に生き残ってもらいたいと思ってるので、クラウドファンディングや取り寄せをたくさんやっています。もし余裕があれば普段お世話になってるお店が今どんな取り組みをしているか調べてみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?