新型コロナ【ワクチン接種位置の問題】静脈近いと危険?? ※日記です

 先月、私がワクチン3回目を打っていない理由を記事にしました。

(私はこのワクチン自体どちらかと言えば賛成のスタンスです)
(mRNA技術を使用したことも、Sタンパクをターゲットとしたことも、概ね理解して納得しています)

 私はcovid-19のmRNAワクチン自体は、ワクチンとしてはとても優れていると思っています。なぜなら、生ワクチンや不活化ワクチンと違い、個人差も少なく速やかに細胞侵入して「確実に攻撃対象を生成するから」です。
 (生ワクチンや不活化ワクチンなどは、体内にある受容体ガードや結合阻害によって、個人差が大きく出るものと思っているので)

 そして、一般的にはワクチンに限らず、「静脈注射できない薬剤やワクチンは静脈に注射すると危険」という認識です。

 静脈注射可能な薬剤以外は、一般的に血管内に直接入ると急激な作用で循環器系変動リスクが高まる

(循環器専門医 北村医師のブログより)

 ワクチンやスパイクタンパクが大量に静脈に入ってしまうケースは非常に稀だと思われますが、もしこのレアケースに当たってしまったらどうなるのかという検証はされるべきかと思っています。


 さて、穿刺位置についてですが、【正しい穿刺位置はどこ?】という疑問が生じます。

一次ソースとして、厚生労働省では以下3点が公表されています。

『筋肉内注射の手技について(令和4年2月25日)』
→【主に小児対象、肩峰から3横指(5cm程度)】

『医療従事者のための新型コロナウイルスワクチンを安全に接種するための注意とポイント(令和3年4月2日)』
→【肩峰から3横指(5cm程度)】

『新型コロナワクチン より安全な新しい筋注の方法(令和3年3月15日)』
→【肩峰から10cm程度】

厚労省HPより

 すでにバラツキがありますね。上の2つは教科書通り、3つ目は「新しい、正しい接種位置」という概念のようです。しかしながら、「従来の手技(肩峰下3横指)も選択肢に残す」という曖昧な締めとなっており、これは現場が混乱するわけです。


三角筋付近の血管「視覚解剖学 Visual Anatomy」 より引用


三角筋付近の神経「厚労省-より安全な新しい筋注の方法」より抜粋

 素人目で見るところ、上の2つは【血管】へ配慮した位置、3つ目は【神経】に配慮した位置のように思えました。


 私の穿刺位置は1回目と2回目で上下両方体験したわけですが、もうこうなると確率と運の問題で、「上なら神経がヤバいかも」vs「下なら血管がヤバいかも」ということで、素人的にはどちらも選べません。(どちらかと言えば血管の方が危険な気がしますが)


『コロナウイルス疾患2019(COVID-19)mRNAワクチンをマウスに静脈注射すると急性心筋炎を誘発することが判明』

  この研究では、静脈注射したマウス全数が心筋炎を発症とのこと。(人体では検証されていません)
 じわじわと筋肉から血管に移行する分には問題無さそうですが、大量にまとまって移行したら人体でも心筋炎になるでしょうね。そして、心臓をうまくスルーできたとしても、まとまった量が到達した先の臓器で攻撃を受けたら、、、

 ・・・皮下注射対応のcovid-19 mRNAワクチンできないかな。。。


 ということで、穿刺位置について、血管も神経も冒さない手技が確立されることを祈りつつ、3回目どうしようかなと未だに判断できずにいる私です。


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