ヴィッセル神戸Ver.ホームズくんぬいぐるみを超超こだわって作った話
こんばんは。
今年もヴィッセル神戸アドベントカレンダーで記事を書く機会をいただきました、株式会社LIFULLのやぐちです。
ヴィッセル神戸のスポンサーとして2022シーズンに製作したヴィッセル神戸のユニフォームを着たホームズくんぬいぐるみについて、振り返りも兼ねて紹介させていただきます。
たくさんある取り組み案の中から、なぜぬいぐるみを作るに至ったのか、またそのこだわりポイントをお話しできたらと思います。
※この記事はヴィッセル神戸あれこれ2022 Advent Calendar 2022 に参加して書かれたものです。
LIFULLについて
ご存じない方もいらっしゃると思いますので、改めて我々とサービスの紹介をさせてください。
我々は株式会社LIFULL(ライフル)という会社で、不動産や生活関連のwebサービスを展開しています。
主要なサービスとして、不動産情報サイトのLIFULL HOME'S(ライフルホームズ)があります。以前は「ホームズ」というサービス名でした。
日本最大級の不動産・住宅情報サイト ライフルホームズ
https://www.homes.co.jp/
2007年から2013年まではスタジアムにネーミングライツとして「ホームズ」の名前をつけさせていただき、毎試合ホームズくんがモーヴィと一緒に応援していました。
8年のブランクを経て、2020年8月より再びスポンサーとして加わらせていただいています。
スポンサー側の想いやコンセプトなどは、以前の記事を読んでいただけると嬉しいです。
自己紹介
また私についてですが、入社8年目のサービス企画職、最近は不動産を売却する際の査定サイトの企画を担当しています。
ライフルホームズ不動産査定
https://www.homes.co.jp/satei/
また最近は「キャリフル」という社内兼業制度を活用して、スポーツのスポンサーシップ活用も兼務しています。
スポンサー側の担当者として関わらせてもらっていますが、神戸出身で20年来のサポーターでもあり、ファンとしての軸足も持ちながら情熱を持って取り組んでいます。
2019年には試合観戦のためロサンゼルスまで行ったぐらいにはガチ勢です。
なぜ、ぬいぐるみなのか
LIFULL HOME'Sがヴィッセル神戸のスポンサーをする姿勢として、クラブと応援する皆さんをつなぐ存在となり、一緒にいろんな「喜び」を形にしていけたらと、と考えています。
昨シーズンまではグッズやチケット等を使ったキャンペーンを行ってきましたが、もっと喜んでいただけるような、オリジナルのものを用意できればと考えていました。
その中で、なぜユニフォームを着たぬいぐるみを作るに至ったかですが、ぬいぐるみには以下の魅力があると思います。
キャラクターへの愛着を大きくすることができる
配って終わり、もらって終わりではなく、その後の展開が期待できる
そもそも大切にしてもらえる
1.キャラクターへの愛着を大きくすることができる
ホームズくんは既に多くの方に愛していただいていますが、手元にその分身となるぬいぐるみが届くと、更に愛着を持っていただけると考えています。
特にヴィッセル神戸サポーターの皆さんとの繋がりを意識した場合、一緒に応援する象徴としてユニフォームを着たホームズくんが必要だと考えました。
またユニフォームの再現度は高ければ高いほど、魅力的に感じ、愛着を持っていただけると考え、力を入れたポイントでした。
2.その後の展開が期待できる
多くのノベルティの場合、作って配って終わり、もらって終わり、となることが多いと思います。
一方ぬいぐるみの場合だと、例えばお出かけに連れていってぬい撮りに使っていただく、子どもの遊び相手になる、お部屋に飾ってもらう、など、様々な形でその後の展開があります。
クラブと応援する人をつなぐ、共に喜びをつくる、といった姿勢を体現するためには、継続的なコミュニケーションが欠かせないと考えており、その後の展開があることはとても重要でした。
どんな使い方をしていただいてもありがたいのですが、特にぬい撮りにはぜひ使っていただきたいと思い、お願いもさせていただきました。
ぬい撮り文化については以下など見ていただけると分かりやすいかなと思います。
3.そもそも大切にしてもらえる
これも重要な要素です。せっかく想いをこめて作ったものなので、末永く大切にしてもらえるものにしたいですし、大切にしてもらえると嬉しいです。
以上をふまえて、ぬいぐるみを作るに至りました。
他社とのコラボレーション
またぬいぐるみを製作することで、他のスポンサー企業様やキャラクターとのコラボレーションもできたらなと思っていたのですが、ご縁がありケンミン食品様と合同でキャンペーンを実施することができました。
LIFULLとしてもスポンサー企業間での取り組みは初の試みで、ヴィッセル神戸でもスポンサー企業間というのもあまり例のないことのようなので、実現できて本当によかったです。
ご協力いただいたケンミン食品様、クラブの方、そしてなによりキャンペーンにご参加いただいた皆さんには感謝感謝です。
ぬいぐるみのこだわり
ヴィッセル神戸Ver.ホームズくんを製作することになり、様々な制約がある中でかなりこだわりました。
色々あって、構想段階からサポーターの方々にお届けできるまで1年ぐらい要してしまいましたが、関わっていただいた方々には本当に感謝です。
こだわりを知ってほしいので順にご紹介しますね。
①左胸の星
ヴィッセル神戸がタイトルを掴んだ証である左胸の星は絶対欠かせないし、妥協したくなかったので、クラブの方に色味を確認しながら忠実に再現しました。
②脇の色と切れ込み
2022年モデルのユニフォームは脇の色が濃くなっています。ここの色味もデザイナーさんと相談しながらかなり忠実に再現しました。
最近は裾を出す着こなしが一般的だからか、脇の下に切れ込みが入っているユニフォームが増えましたね。こちらも業者さんと打ち合わせを重ねて極力再現しました。
③袖と襟の切り替え
2022年モデルのユニフォームは、袖と襟がエンジ→白→濃いエンジと切り替わったデザインになっています。
これをホームズくんぬいぐるみのサイズで再現するために、どうすれば可能か業者さんと相談しながら試作を重ねました。
④胸と右袖のロゴ
制約がある中で、どうすれば一番ユニフォームっぽいか?を追求してこの形になりました。
胸に「VISSEL KOBE」と入ると、2002年までの細いストライプの白黒ユニフォームを思い出します人もいるのでは…?
右袖の「KOBE」ロゴも絶対に譲れないポイントだったので、クラブの方とお話して使わせていただきました。
ACLのユニフォームが途中で変わり、本物のほうがホームズくんのユニフォームに近づいてきたのは、とても驚きました。笑
⑤背番号と背ネーム
Jリーグのユニフォームは各クラブ共通のフォントになりましたが、さすがにそれは使用できず…背番号を黒フチで囲むことでそれっぽさを出しています。こちらは提案してくれたデザイナーさんに感謝です。
背番号がなぜ「462」なのかは、いろんな方が疑問を持って推理していただいていましたね。
何人か正解されていましたが「ホー(フォー)ムズ」の語呂合わせです。
実はスタジアムのネーミングライツを担当していた時代のグッズや、スタジアムにいたホームズくんのユニフォームでも使われていました。
ちなみにフォントは独自の「LIFULLフォント」を使っています。
たくさん語らせていただきましたが、結局言いたいのは
ぬいぐるみ作るのはオススメだよ!
作るときは細部までこだわるの大事だよ!
ということです。
ぬいぐるみ使った投稿紹介とお礼
Twitterキャンペーンで当選された方へ向けてホームズくんからもお願いをさせていただきましたが、スタジアムやそれ以外の場所でもたくさん撮影をして、ツイートしていただきました。
その中からごく一部ですが、紹介させていただきます。
中には「江ノ島で撮影してたら神戸サポの人と出会えた」なんていうすごい出会いもあったようで、サポーターの方同士が繋がるきっかけの一つになっていたのなら嬉しいです。
課題とこれから
実は先日、ヴィッセル神戸サポーターの方向けに、LIFULL HOME'Sや取り組みの認知度についてアンケートを取らせていただきました。
いただいた回答に目を通すと、まだまだLIFULLがスポンサーであることを知らない方も多く、特にTwitterで実施した企画については、約半分の方が「知らない」という回答結果でした。
これまではサッカーファン・サポーターの方々との親和性からTwitterでの取り組みに注力してきましたが、それ以外の部分も検討しないといけないなと考えています。
とはいえ、スポンサー企業にとって、ファン・サポーターのみなさんからSNS上での反応が、喜んでいただけているか、一緒に応援できているかが一番分かる部分になります。
我々だけでなくどのスポンサー企業もとても喜ぶと思いますので、ぜひフォロー、いいね、RTなどしてあげてください。ホームズくんもとても喜ぶと思います!
ホームズくんTwitter
https://twitter.com/HOMES_kun
またプレゼント企画などにもたくさんご参加いただけるほど、次回できることもどんどん広がっていきますので、いろんなスポンサーのキャンペーンにご参加いただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
これからも皆さんと一緒に盛り上げていけたらと思っております。よろしくお願いします!
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