夜のしるし

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暗闇のなかでも構わず
ぐんぐんと前に進んでいく
夜空に浮かぶ星のひとつひとつより ずっと
道しるべみたいな きみだったから
迷わず惹かれたんだと思う

0時を過ぎたころ この街で
わたしたちが迷子になることは
誰にも許されてなくて

それが何故なのか 分かってはいたけれど
不思議だねって知らんふりをし続けた
それだけが2人の武器で 盾だった

きみの左手とわたしの右手
この時間が あと少しで消えてしまうかも と
言葉は無くとも お互い気づいていて
終わらせたくないとも お互いが思っていた

此処に永遠に居続けることも出来ない
そうゆう わたしたちの弱さとか無力さとかに
期待してるんなら無駄
やっとぜんぶ昨日に置いてきたから
あとはもう
目的地のないこの道を歩んでゆくだけ

満点の星がわたしを見つける
きみがいるから こわいものは何もない
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