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就活と干渉する母親

どうして働く場を探すだけでこんなにも気持ちが落ち、死を選びたくなるのか。



今、私は親のとある一言が原因で自分の中の何かが切れてしまい、叫び泣いた。
そしてそのままベッドから降りられなくなってしまった。


昔から母親は私と姉のこととなると過干渉な方であった。
元々世話焼きで心配症な母親は、ガサツで傲慢でめんどくさがりな私を見ているとハラハラしてしまうという。

かくいう私もそんな母親の世話や心配に幾度となく助かってきた。

しかし、私はその母親の過干渉がプレッシャーとなり、心を病んでしまう時がある。


「あんたまだ頑張ってないじゃない、頑張ってないのに落ちた時の心配をするな」

「弱気になるな。言霊はあるんだから「この会社には入れないかもしれない…」じゃなくて「私は絶対にここの会社に入る!」と口に出さなければだめだ!」

「頑張りなさい。」

上記はきっと通常のメンタルの私であればなんとも思わなかったであろう言葉である。

しかし今はそれらの言葉を投げかけられると気持ちが沈み、涙が止まらなくなる。

今の私は頑張っていないのか、
私はまだ頑張らなければならないのか、

身体が震える。眠れなくなる。眠れないと翌日のコンディションに関係してくるため無理矢理にでも寝なければならない。酒に頼る。気絶するように寝る。


友人は皆早期に内定が決まっている。書類選考はバンバン通って面接をしまくっているらしい、聞けば聞くほど焦りしか生まれない。

大学のキャリアセンターを頼もうものなら半笑いで将来の夢を否定され、Uターン就職を勧められる。こうしてキャリアセンターを頼りにすることはやめた。


極め付けには母親から発せられた
「職場の方のお子さんは◯◯に内定もらえたみたいよ」
という言葉

限界だった。
何かが切れた。


母親からしたらただのささやかな話題。
私にとってはそれは大きな圧であり、心のどこかを支えていた柱を崩すハンマーのような"鈍器"であった。


私はソファーに崩れ落ち、叫んだ。
意味も全くない言葉だ、とにかくあああと叫び続けた。

母は目を丸くしていた。

いきなりどうしたんだ

そう問われてもただ叫び、泣くことしかできなかった。


母はただの話題提供のつもりである。母は突然叫び泣きだした私を見て何かしらの理不尽さを感じ、機嫌を損ねた。
戯けて「うっせぇうっせぇうっせぇわ〜だね」なんて言ってくる始末だ。


私は泣きながら自室に戻り、今ベッドでこのnoteを書いている。

一階からもうすぐ夕飯だと声をかけられたが返事もできなかった。
今はスマートフォンの画面を見て溢れる気持ちを書き連ねることしかできない。


就活がこれほどまでに人を弱らせるのか。
おさまりつつあった涙がまた目を覆い始めた。

文字が読めなくなるその前にこの文を終えることにする。





このnoteが遺書にならなければいいが…

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