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昼と夜と黄昏.2019.11.04のこと.

昼。図書館と研究室の往復。修論に関する資料をあたる。ルネサンス庭園の精神史や、万博の歴史1851-1970、GSDのguide to shoppingなど。関連しそうな書籍を手当たり次第当たる。百科事典的な一望性の思考の始まりが興味深い。植物園ー水族館ー美術館。ひとつながりの動線と、大衆に対する価値観のインストールみたいな話は近い気がしている。

学祭。普段見慣れている風景がガラリと変わること。祝祭性と潜在。真木悠介の『時間の比較社会学』を思い出す。古代日本において昼と夜は、別の世界だった。交互にやってくるもの、という意識ではなく別様の世界だった。つまり昼と夜は、時間的な概念ではなく、空間的な概念だった。昼という空間があり、もう一方に夜という空間があった。そのため、古代日本において明け方や黄昏時は、危うい時間帯を意味していた。空間として同じ場所であるはずなのに、ガラリと移行する事。想像力の余地。

夜。ミーティング。水辺の話。頑強なシステムとフラジャイルなものたちについて議論する。プラットフォームとコンテンツだし、あるいは物理法則と流転するモノの話。

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