私にとっての サッカー日本代表⚽
JFAで、「サッカー日本代表観戦記」というお題企画が始まったということなので、少し今までの自分の振り返りも含めて書いてみます。
普段文章を全く書くことがないので、言い回しが変だったりしますが、そこはご了承ください。
" サッカー日本代表 "
このワードを聞くと必ず私は今の自分を見つめ直します。
それは何故か。
私にとっては、サッカー日本代表、SAMURAI BLUEは私を変えるキッカケになった大切なものだからです。
私が初めて見た、日本代表戦は最後の国立競技場での試合です
当時私は中学3年生の15才でした。
私は公立の学校に行っていたので、高校受験がありました。
日々努力はしていましたが、喜べる結果は得られませんでした。
悔しくて悔しくて日々どん底でした。
そんな中、私の父が買ってきてくれたのが日本代表のチケットです。
入手困難だったはずなのに、落ち込む娘のために買ってきてくれた父親心には今でも感謝しています。
当日は雨でした。
席はゴール裏。右も左も分からない私にとって試合前からのあの盛り上がりは鳥肌でした。
試合に向けて、集中力を高める選手たち。
鼓舞をし続けるサポーターの姿。
あのワクワク感は今でも覚えています。
そして試合が始まる前の国歌斉唱で選手、サポーターが歌い始めました。
今までのガヤガヤとした雰囲気は一気にひとつにまとまり、これから始まる試合に対しての一体感を肌で感じました。
試合は4-2でSAMURAI BLUE の勝利。
歓声が上がり、スタジアムが揺れるような衝撃。
前列の人、後列の人、左右の人みんなでハイタッチをする。
全く見ず知らずの人と喜びあえる。
これはスポーツ観戦特有のものだと思いました。
その歓喜の中でも、間違いなく今の私に影響を与えたと思うゴールがあります。
それは、2点目の香川真司選手のゴールです。
実は、この試合を見に行く前から父親が香川選手を好きなこともあったので1番親近感がありました。
自ら得たPKを冷静にしっかり決めたあの姿
それを見た私は、自分の中で目覚めた気持ちに気づきました
それは「強い憧れ」です。
何をやっても緊張で空回りし、準備していたものが何も発揮できなかった私と対象的な姿。
「私この人みたいになりたい!」
そう思うようになりました。
2014年から「夢を力に」という言葉をJFAのサイトで見るようになり、選手たちの夢を見ました。(今でもそれはプリントしたものを部屋に飾っています)
「夢を持つとこんなにかっこいい人達になれるんだ」
と考えました。
じゃあ、私の夢ってなに? "
明確な夢を幼少の頃から私は持つことがなく、ただなんとなく日々目の前のことをこなす。周りの大人に言われたことをただやる。という私。
" 私、将来何やりたいの? "
そこで、ふと思い出したのが初観戦の代表の日です。
選手たちが試合が終わったあとに、スーツの人が選手と外周をぐるりと連れて歩く人。
「あの人、誰なんだろ?」
と疑問に思い始めました。
そこで初めてJFAの存在を知り、そこが日本のサッカーのトップの機関ということも知り、
「私あれやりたい。日本代表だけじゃなくて、プロサッカーの魅力を伝えたり、選手のことを支える仕事やりたい。」
と初めて夢を持つことが出来ました。
そこから、今の自分を変えたい!となり、自分の人生計画を考え始めた2014年の夏。
そこから6年が経ち、紆余曲折ありました。
今大学生になり、地元のJリーグチームでインターンをやっています。
今までの私なら、失敗しそうだな。と思ったことは絶対にやりませんでした。
でも、あの日、あの試合を見て、私は変わるんだ!って心に決めています。
苦手なこと、やりたくないこと。たっくさんありました。
でも、恐れることなくチャレンジすることが今も続いています。
それは間違いなく、あの日をきっかけに持てた夢があるから。
これから先、どんなに辛いことがあっても、あの日の国立競技場の景色は絶対に忘れることはないです。
あの1試合だけで、1人の人間の考え方が変わってしまうような、そんなプロサッカーというものがどれだけ素晴らしいものか。
もっとたくさんの人に知ってもらいたい。
もっとたくさんの人に勇気や感動を与えるようなものにしたい。
それをする仕事のためなら、例え嫌いな語学勉強でもなんでもやってやる。
できないことがあっても食らいついてやる。
と、15才の私が見たら驚くような姿になっています。
長くなりましたが、私にとって 「サッカー日本代表 SAMURAI BLUE」は夢の原点であり、自分の人生を変えたキッカケです。
15才の私みたいに、何もかもがどん底です。と思っているようなそんな人達の一筋の光となるようなそんな存在にこれからもSAMURAI BLUE がなりますように。
そして、それに少しでも私は関わることができるようにこれからも日々努力 。
やる事全てに " たのしめているか " を忘れずに。
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