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MUSICA3月号の感想

受験期に押さえていた物欲開放にむけて、今まさに使える金額を貯金と相談しているところなんだが、数日前に物凄く、目の前が暗くなってしまって。嬉しいや楽しいと同じように、辛いや苦しいも更新されてしまうのだなァというのがここで言えるその時の感想。

の、話はおいておいて、元々は買う予定なかったのだけれども、自分自身が立ち直った時には、本屋さんに向かって、手にとって、帰宅、だった。(この過程は省けたけれど、一応買うまでの動機があったほうが感想にも厚みが増すかなと思ったので)


で、ようやく本題。
と言いつつ、まだぶやん(渋谷龍太)の単独インタビューしかよんでないのだが、それでも感想は書く。なぜなら、これ、さっき近くにいた母親にも熱弁してしまったのだけれど、私が今まで趣味の分野で読んできた雑誌のインタビューの中で間違いなく過去一番読み応えと、私に響いた言葉があったから。少し話はそれてしまうのだけど、私がSUPER BEAVERに出会ったのは2023年の1月で、好きになってからすぐに受験生となってしまって…、だから本当に(それでいい気もしてるけど)読むまで、真っ向からただビーバーの曲が好きで、人柄とか全く(ではないけどほとんど)知らずだったのね。だからこう、曲を知っていくにつれて自分の妄想によって作り上げられた人間像がようやくまともなものとして(正しいものとして)修正できたかなと。






※以下抜粋なので一応ネタバレ(?)注意

「 そうやって好きな人と出会ってきたのなら、『俺なんて』だなんて口が裂けても言えない。ここまで『お前のこと好きだよ』って言ってもらって、それでも『自分なんて』って卑下するなんて、お前は何様だよって俺は思っちゃうよね。大好きな人に愛してもらえてる自分に胸を張る。そういう生き方をこれからもしたい。」

もうね、あの、「これだ〜〜〜ッッ」って。(語彙力)
これは、友達とか、親とか、周りの人に対してぶやんは言っているのだけど、自分の好きなもの、(まさに私からぶやんに向けて)、sumikaやSUPER BEAVERにも当てはまることだと思って。数日前に、大学からの不合格通知祭りだった時、好きなものに対して好きでいる権利なんてこんな人間にはないって、思ってしまって、で、そこに至った結果がその、目の前が暗くなって消えてしまおうか、と考えてしまったことだったから。
本題に戻ると、彼らがライブを、楽曲を通してここまで分かりやすく一対一で向き合って伝えてくれているのに、それをまさに「私なんて」って言ってしまったら、いつから私はそんな私は偉くなったんだよと突っ込まれるに決まってるじゃないかと。好きなものは好きでいいんだと。この言葉には凄く、ハッとさせられたし、また一段と、自分を考えるきっかけにもなったなァ。



もう一つ。

「間違いなく自分が好きなもので渋谷龍太という存在を強くしてきたんだよね。(中略)それこそ自分の人生で学んだことだけど、人として圧倒的に敵わない存在がいるとか、生まれた時点で人と人は違うとか、そういう現実もあるじゃん。だったら、やっぱり自分の持っているものを磨き続けるしかないんだよね。だから人の真似をするんじゃなくて、ひたすら自分の成長を見つめることが大事だと思う。(中略)そうやって自分の持っているものと向き合った上で、変えられる部分があるのであれば、自分でどんどん動けばいい。」

面目は、受験のためであったけれど、本当は自分の精神的安定のため、に、SNSを消していて。で、そのSNSを最近少し復活させて見たんだけど、うん…やっぱり、消したままでいようかなと思って。なんでかと言うと、なんかね、「自分なりの」を見失ってしまうんだよね。人の意見に共感して、(するのはいいことなんだけど、しすぎてしまって(私の感受性が高いのもまた、ある))、人の言葉をコピーしてあたかも自分発信かのように錯覚して満足して、、これは高校生初め、SNSを始めたときから思っていたことなんだよ。
誰かの真似をするんじゃなくて、自分が持っているものを使って他の誰でもない自分を完成させたい、私はそう思ったし、そう思ったことが今回のこのぶやんのインタビューを読んで得るべきもの、うんなんか表現違う、得たものかなって。



人となりなんて、まだライブ行ったことないし、な、ファン初心者にすぎない人間からすればこれを読むまで先述のように妄想に過ぎなかったんだけどさ、それでもいくつか目にするぶやんの伝える言葉を、斜めから疑ったり批判したりせずに私の心に響いていったのって、本人が言っているように、物事において分断される両者の立場を、どちらも経験しているから、そしてその塩梅を分かっているから、両者を最大限にまで活かして優劣つけることなくその人その人に届く言葉を伝えられるんだなと。

あまりにも忘れたくなくて、すぐに書いた感想記録。以上!

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