【オタクが熱弁】世間が知らない二宮和也の音楽性

どうも、ハルです。

TVer様の金田一配信に追われていた結果、前回の記事から少し間が空いてしまいました……申し訳ない。

ていうかここ最近のTVer様、かなり本気出しすぎてません????

ほら、ちょっとそこの奥さん。3月20日から山田太郎ものがたりもブラックペアンも配信されましたよ。早く見て私に感想教えてくださいね!!!!!!!!!(圧)


さてさて。ソロ曲を交えた個人ボーカル分析第3弾。今回ご紹介させて頂くのは、YouTubeでも大活躍中の演技派の戦士二宮くんです。

ちょこっと話ズレるんですけど、この前たまたまテレビを付けたら二宮くんがJCB関連の取材「マイブームは歌うこと(←ニュアンス)」と言っているところを見まして。

大きな声を出すためでもストレスを解消するためでも、その手段に「歌」を選ぶ辺りがとても音楽大好きな二宮くんらしいなぁ………と、嬉しくなったんですよ。うへへへへ、最高。100億点満点あげちゃう。(誰)


そしてお約束の前置きですが、これはあくまでもただ音楽が好きで、ちょこっと音楽経験があるだけの素人による分析です。
所々異論や突っ込みが起こる可能性もありますが、そこはどうか「あー、はいはい限界オタクの妄言ね」くらいに受け流して頂けると幸いです……!!!


(同シリーズの過去記事はこちら)



では、早速参りましょう。



・遠くまで抜ける伸びやかな高音


ね゙ぇ゙!!!!!!!低音があんまり出せないからって、ソロ曲やる度に最高音更新していってるのマジでな゙に゙?!!?!!?(ダミ声)

二宮くんの音域は驚異の2オクターブ半。『また今日と同じ明日が来る』では最低音がlowG#(ソ#)、最高音がhiC#(ド#)ですね。

よく基準とされる真ん中のドを音名で書くとmid2Cとなります。「え、英語オオスギ……ワカンネ……」と混乱したであろうそこの貴方のために、ざっくり音名をまとめるとこんな感じです。

ちなみにhiC#が最高音の曲だと、Official髭男dismの「Pretender」やONE OK ROCKの「Wherever you are」辺りが例として挙げられますね。はぁ…………とんでもねぇメンツじゃん…………ROCK IN JAPAN FESTIVALじゃん…………(違う)

二宮くんの歌を聞くと全体的に7000Hz近辺の高音域が強く出ており、スカッと抜けた明るい声帯の持ち主だということがよく分かります。喋り声もかなり特徴的で、男性の平均的な声のトーンより高いですし。叫び声なんかもまぁ〜〜〜〜通る通る。(ドラマや映画での演技然り、バラエティでのツッコミ然り)

個人的に二宮くんのソロ曲に出てくるハイトーンだと、『どこにでもある唄。』のラスサビがオススメです。

大丈夫。僕らはずっとここにいるよ。
だから全てさらけ出してみて
さぁ胸を張って言えばいいんだ
"それが僕らだ"

この曲の山場とも言えるフレーズで、hiA#がロングトーン含め頻出してるんですけど……おっそろしいことにファルセット一切使ってないんですよ。

え、なんで????なんで出るの????

そりゃ確かにさっき元の声が高いって言ったけどさぁ……なんで?????なんで二宮和也の声ってあんなすごいの?????いやそもそも……二宮和也ってなんなの?????



………流石の私もこの年齢になってなんでなんで期が来るとは思いませんでした。人間って語彙力が低下すると同時に退化もしていくんですね。コッワ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!


私は歌詞よりもメロから好きになるタイプなので、最初聴いた時「お?おぉ?ストーリー性の強いバラードか??」と思ったんですけど……ちゃんと歌詞見て5分前の自分にアッパーカット決めてやりましたよ。ちゃんと応援歌なんですね。それも松岡修造みたいなアッチィ〜感じじゃなくて、かなりフラットな。

ピアノと切なげな歌声が絶妙なバランスで融合されているラスサビ前…………からのこれ!!!!!!!!!ほぉ〜ら二宮和也すぐこういうことする!!!!!!!!!オタクは鳥肌立ちすぎてほぼ鳥になってるから!!!!!!!!!責任取ってまたベイストでカバーやってね!!!!!!!!!


・声から伝わる多彩な表現力


流石第39回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞者ですよね〜〜〜(安定のテンプレ)

「La tormenta 2004」のラップでも言われている通り、世間一般的にも『演技が上手い』というイメージの強い二宮くんですが、その表現力の高さは歌にも明確に現れています。

うーん…………そもそも二宮くんが楽曲の中で使いこなしている表現技法、あまりにも多すぎるんだよなぁ…………技法+技法みたいなえげつないものをポンポン出してくるし…………

あれだろ、オタクに常にAED持ち歩かせるつもりだろ。(言いがかり)

というわけでここからは、表現技法の代表としてウィスパーボイス・しゃくり・アクセントの3つについてヒィヒィ言いながら説明していきます。


まず1つ目のウィスパーボイス。あ、妖怪ウォッチのあのキャラではないですよ。

これは息が混ざっているしっとりとした声でありながらも、音に安定感があり優しくて甘い印象や切ない印象を与えられる技法です。

二宮くんは伸ばす音の切り際で吐息を混ぜて抜くなど呼吸のコントロールがとにかく上手いので、スローテンポの楽曲になるとそういった部分の良さが際立ちます。(訳:もっとバラード歌え)

このウィスパーボイスを特に多く聴く事が出来るのが『Gimmick Game』『虹』辺りですね。特にギミゲは曲の内容が内容なだけに、歌い方そのものは艶やか且つ色気の大渋滞なんですけど…………実はこれ別撮りでウィスパーボイスがちょこちょこ重ねてありまして…………

真面目な顔をして その気はあるのに
なんでしてくれないの? 悲しい顔

きみの首筋、ほら、唾をつけた。

はい。『悲しい顔』と、唾を『つけた。』の部分、よ〜〜〜〜〜く聴いてください。


………………えっちなウィスパーボイスが聴こえるぅ………………(昇天)


なにそれなにそれ。見事に歌いこなしてるやん。壇蜜並に色気爆発させてるやん。え、ちょっ、貴方その声でどのくらい人間を弄んできたの??????そろそろ二宮和也に人生狂わされた被害者の会(男女問わず)が出来るぞ??!!?!

ちなみにこの楽曲は1番サビラストの「ホラ、嘘が見えた」の「うそ」の語気の強さ・ 捨て去るような「た」や、2番Bメロラストの「終わりには優しいフリばかり~」の語尾の余韻など、小悪魔ニノミヤ要素がこれでもかと言わんばかりに詰め込まれているので、皆さんイヤホンで聴く際はご注意下さい。多分致命傷負います。

いや……でも、二宮くんがくれるなら抗う理由はない。こちとらどんな痛みでも消してしまうからな!!!!ふはは!!!!(Fake it)


続きまして、2つ目のしゃくり。カラオケとかでよく採点基準になってるやつですね。あ、しゃっくりではないですよ。

楽譜に書いてある音を出さずに、少し下の音を軽く出しながらその音に持ち上げていくという技法で、演歌歌手の人がよく出だしで多用しているものでもあります。

もっと簡単に言うと、音程を滑らかに素早く疑問形のように上げる……つまりサザエさんに出てくるマスオさんの「えぇーっ!?」と同じような感じです。

しゃくりの正体はマスオさんだったって誰か回覧板に書いといてね。(?)

そして、このしゃくりを特に多く聴く事が出来るのが『20825日目の曲』辺り。カントリーミュージック風のバックトラックと二宮くんのあたたかい声が上手く中和していて、聴き手の心に安心感や懐かしさを感じさせます。

俺はさ、あなたの息子で。
あなたはそう俺の親であって。
たまたまかも知れないけど、
それだけは唯一の誇りで

この楽曲の歌詞には「あなた(母親)」という言葉が頻繁に登場しますが、この部分には先程説明したしゃくりが付けられています。

あまり綺麗な発音で歌わないところが、聴き手にお母さんとの距離感を感じさせたり、ちょっと照れちゃう子供特有の心情を表していたりするのかなぁ…………というオタクの妄想捗りポイントですね。はぁもう文面から美味ぇ。(おい)

嵐オタクの中でも特に10代の子やママさん達には刺さるんじゃないかな。こういう曲こそ結婚式で流したらもう涙腺崩壊ですよ。私、友人の結婚式で流れても柴田理恵みたいになる予感しかしてません。

もちろん結婚式ならラブソーやOne Loveもお忘れなきように!!!!!!!!!(クソデカボイス)


いよいよ最後、3つ目のアクセント。……あ、流石にここでは間違えないですよね???料理のアクセントになるとか、そういう言葉よく平野レミの早わざレシピでも言いますもんね???(は?)

これはある文字を特に強く発音することで、強調したい言葉につけたりすることが多く、パワー感やスピード感、グルーヴが出る技法です。

同じ母音の音でもアクセントを使い分けることによって、言葉に込められた意味が大きく変わりますし、二宮くんの楽曲の中では多用されている印象が強いですね。

二宮くんのソロ曲の中でもこの天才的なアクセントを聴く事が出来るのは、『秘密』でしょう。えぇ、この世の可愛いを全て詰め込んだような伝説のライブでお馴染みの、あの『秘密』です。

それはきっと幻じゃない
君だけが知ってるもの
それを僕と分かち合う
何もいらない 見つめるだけでいい

なにこの生き物可愛すぎんか!!?!?!!

「まっぼーろしじゃなーい」とか「だけでっいいー」とかさぁ!!!!アクセント(+アタック)が余計に激カワ王道キラッキラアイドルすぎて眩しいんだよ!!!!!それはもうさながらアイリスオーヤマのLEDシーリングライトじゃんか!!!!!

ほんと、なんなんでしょうね…………全体的なリズムの良さがぴょんぴょん跳ねるような雰囲気に変換されているし、「One」のアルバムリリース当時21歳だった二宮くんのまだ少し不安定は声色も相まって、信じられないくらい可愛いし…………

「僕の中でぇー」の「でぇー」で聴けちゃうビブラートをかけた声の密度高めのe母音とか、不意に見せてくる雄感…………!!!!!流石は二宮和也、ただ可愛いだけでは終わらない。

本当に表現力の高い人の楽曲って、聴き終わった瞬間に来る身体への負荷というか圧というか……そういうものが桁違いにすごいんですよ。1本の映画を集中したままぶっ通しで見て、幸福感と満足感でいっぱいになるような……まさに「芸術に触れた」という感覚です。

二宮和也というアイドルが、音楽を愛してくれて本当に良かった!!!!またいつかベイストでカバーやってね!!!!(2回目)




以上、二宮担をはじめとした嵐オタクと一般層に送る二宮和也の魅力を伝えようの会でした。


いやぁ……今回めちゃくちゃ疲れた……

実はちょうどこれを書き始めたタイミングでやまたろとブラペの配信が始まりまして。


……………………。


激カワ天使な山田くんと爆イケ悪魔な渡海先生に挟まれながらソロ曲の分析をするという情緒吹っ飛ばし案件でしたよ!!!!!後半何を思いながら文字書いてたかの記憶もない!!!!!ただ黙々とキーボード打ってた!!!!!キッツ!!!!!(笑顔)

これでようやく5分の3が終わりましたから……ここからが本番ですから……待ってろよ智潤。発作起こしつつもちゃんと全力で記事書いてやるからな!!!!!!!!!!


長々と拙い文章でやいのやいの騒いでおりましたが、ここまで読んでくださった皆様に感謝申し上げます。

本当にありがとうございました!!!!!!

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