自転車を漕いでみて思うこと。

最近、生活の変化に伴って自転車に乗る機会が増えた。

バスの中からでは見つけられないお店や景色があって、それはそれで面白い。

例えば、朝の河川敷には犬と散歩する人が多くいる。
大抵、知り合いらしき人たちが集まって話をしている。特に散歩中の人たちは集まって朝から談笑していることが多い。
飼い主同士が盛り上がる中、犬はというと興味なさそうにお互いがそっぽ向いて地面の匂いを嗅いだりなんかしている。
朝からあの風景を見ることができるのは気持ちの面でとても安らぐ。

当たり前だけど自転車の漕ぐ速度にも人によって違う。
のんびりとしたサラリーマンもいれば、忙しそうなお母さんもいる。
なんだかその様子を見ていると人生みたいだなと漠然と思う。
ぼーっと自転車を漕いでいるとそんな風に世界を見れるからいいなあと思う。
人によってスピードも、漕ぎ方も違うんだな、と。そんな事を普段忘れて何を1人キリキリしていたんだと馬鹿らしくもある。

朝の日差しをたっぷりと浴びながら揺れる木々を見ながら、焦らず今日も生きてみようかなと思えるのである。

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