【個人的感想】タワマン居住者ワイン会

こんにちは。

港区某所のタワマンに住み始めました。  

港区で生まれ育ち、 英才教育のもと健やかに育ってきた優しい旦那さんと2人暮らしをしております、30代主婦です。  


先日、エントリーしていた居住者ワイン会へ行ってきました。

わたしがエントリーした目的はこちら。

  • 将来のお受験情報の確保

    近い将来発生するであろう、子供のお受験。(まだ子供はいないけれど、受精卵凍結や体外受精など計画的に進めてます。それは別途改めて。)
    地方でのびのび育ってきたわたし。

    東京都心部におけるお受験事情は親の情報戦が全てと聞きます。子供のお受験といえど幼稚園や小学校受験は
    親の受験。対策も早ければ早いに越したことはありません。
    ネットに転がってる情報に
    真実が介在するかは別問題。
    誤った情報に振り回されないためにも
    実体験からの確信は大切。

  • 交友関係に変化をもたせるため
    ここ数年で結婚、タワマンに引っ越しと、
    淡々と、そして大きくライフステージが変化しました。

    もちろん独身のときと違い、求めるものも変わるわけで、
    いつまでも独身の頃の遊び方を楽しむわけにいきません。
    交友関係に変化が現れ、その変化に応じていくのは自然淘汰。
    新たな交友関係構築は今最も力を注ぐべきことではないでしょうか。

ワイン会は18時からでしたので、先に入ってた
予定を済ませてから、ほろ酔いで参加。

会場の扉を恐る恐る開くと
見知らぬ男女が5つほどある丸テーブルを囲み、立食を楽しんでいました。

参加されてたであろう方たちはおおよそ20-30人くらいでしょうか。

年齢層は私より高く、40-50代くらいが多かったように思います。

そりゃそうかもしれません。
若いパパ、ママは週末こそ子供たちと家族水入らず、お出かけや、お家時間を過ごしてることでしょう。

お受験を控えてるレイヤーに所属される方たちは
、ワイン片手に住民と交流、
なんて楽しんでる場合ではないのかもしれません。

そんなふうに冷静にジャッジしながらも、
都内港区の分譲タワマン居住者の年収レンジは
1,000万円〜でしょうから、
意味のある参加でクロージングしたいと早々に気持ちを切り替え扉の奥に広がる未知の空間へ。


未来志向で参りましょう。


入り口にいたスタッフの方から、油性ペンと小さなラベルシールを渡されました。

「みなさんに呼んでもらいたいニックネームを書いて胸元に貼ってください」と。


ここはわたしなりのクリエイティブを、と出身地でPR活動を細々としておりますので、(名前だけですが)上段には「 〇〇観光大使 」

下段にはニックネームを簡素に書き、胸元に貼り、いざ出陣。

ここでは各テーブルをABCと見立てますね。

【テーブルA】

最初に飛び込んだ輪は、テーブルA。
ワインが並ぶカウンターを振り返ったすぐにあったので飛び込みやすかったという理由で失礼します。

私「こ、こんばんは〜、、。」

50代のおじ様おば様、多い印象。
すでにみなさんワインを嗜んでおられるようで、
ほろ酔いと見受けられます。

それぞれが会話に夢中なことや、
誰かが話してる、腰を折らないようにとの配慮でしょう。
新参者のわたしたちにはアイコンタクトと簡単な会釈をするばかりで会話が広がる気がしませんでした。

うーん、どう動くのがベストなのかしら。

すると隣にいた見兼ねたおじさま(推定50代)が話しかけてくださいました。

50代おじ「こんばんはー。今いらしたんですね?〇〇(タワマンの名)にはいつからお住まいですか?」
「何階にお住まいですか?」
「仕事はなにを?」

もじもじしていた私たちにたくさん声をかけてくださり、
共通の話題も探そうとしてれる。

大勢で、というよりも個で楽しむテーブルだったかと思いますが、
すでに出来上がった空気に新参者の若造夫婦が飛び込む小さな勇気。それを汲み取ってくれた50代おじに救われる想いでした。

そんなテーブルAでは、他の方とコミュニケーションした記憶が乏しく、
「50代おじのテーブル」と言っても過言ではありません。

50代おじ「今度部屋でスポーツ観戦でもしましょう。」

旦那さんとラインも交換し、
朗らかな気持ちでクロージングさせていただきました。



【テーブルB】

結論から言うと1番心地悪いテーブルでしたね。

わたし「こ、こんばんは〜//照」

「こんばんは〜」

わたし「(あら?【テーブルA】年齢層もわずかですが低く、小さなキッズも2人いる。これはもしや、、?)」

湧き上がる小さな希望。

そこへ、40代ほどの気さくなおじが話しかけてくれました。


40代おじ「ぼく、このタワーには建った当初から家族で住んでるんです。」

わたし「そうでしたか。素敵なマンションですもの。」

40代おじ「お二人はいつから〇〇(タワマン名称)にお住まいで?」

わたし「わたしは昨年からです。結婚も去年で、それをきっかけに越してきました。
彼はもう少し長いです。」

旦那さん「私も両親と、ここができたばかりから住んでます。結婚をきっかけに奥さんが来てくれました。」

40代おじ「おお、いいですね。今もご両親とは一緒に住んでるんですか?」

旦那さん「いえ。両親とは別世帯です。
今は、奥さん(私)と◯◯階に住んでます。」

40代おじ「そうでしたか。近くに住んでるのは助け合いもスムーズにできてよいですね。ご両親は何階にお住まいですか?」


旦那さん「〇〇階(最上階)です。」


旦那さん的には、新築時からファミリーで住んでいるという、似た境遇が嬉しかったのか
さらりと話してたのに対し、
40代おじはタワマンにおけるベールに覆われたカーストを感じたのでしょう。

本来タワマン勢にカーストという、カテゴライズはありません。
住んでみて感じますが、それは心が狭い方たちの作り上げた虚構でしょう。


それでも空気が凍りつき、会話もスゥッと止まり
、緊張で張り詰めた空気の重さは、ここに来る前からお酒を嗜んでたわたしでも気づいてしまうレベル。まさに氷点下。
キリンの氷結です。



自分よりも年下の若造の実家が分譲タワマンの最上階かつ、
同じタワーにもうひと部屋所有してる。

こちらとしてはマウントのつもりはありませんし、会話を楽しむためのアイスブレイク。

むしろそのような事実に怯んだり妬んだりする心の狭い方が住んでるとは微塵も感じていませんでしたので、残念な気持ちになりました。

旦那さんもそれをダイレクトに感じていたようですが、
大人ですから表層的に会話を楽しんだようです。

個人的には
会話を振ったのはあなたなのですから、慄いたとしても会話を広げる工夫をしなさいよ。
と念じました。心の中でね。

わたしは同じテーブルにいた、
小学校1年生くらいの、
つまらなそうにオンラインゲームをしていた女児に話しかけるなどして時間を潰していました。


どうやら例の男性のお子さんのようで、
奥様もいらっしゃいましたが、奥様は子供そっちのけ、
別の奥様とワイン片手に会話を楽しんでました。
ワイン会ですものね。


そんな心地悪さ全開のテーブルB。


数日たった今ではお顔も思い出せませんし、
思い出す必要もありません。


不必要な関係の構築は
ストレスを生むだけ。

無駄と感じるものに時間を費やすほど
こちらも暇ではありません。

無駄は削ぎ落とし、スーパードライにいきましょう。

そんなわけで、なんとも言えない心地悪さがネットリ身体を包みこみ、
このままでは会自体に悪いイメージがついてしまう。
課題は分離しなくてはいけません。

旦那さんとアイコンタクトし、サラリと隣のテーブルCへ。


【テーブルC】

このテーブルは圧倒的心地よさがありました。

わたし「マンション内で新しくコミュニティが広がればと思い、今日参加しました。」


なにやらテーブルCは個々が独立しているような、
集う人種の違いを感じました。

伺いましたところ、政治家、区議会議員、マンション理事。

区議会議員「〇〇(タワマン名称)がご実家ですか。生まれはどこですか?」

旦那さん「〇〇区の〇〇あたりです。」

区議会議員「おや、いいですね、育ちはどちらで?」

旦那さん「〇〇わかりますか?そのあたりです。」

区議会議員「おおお。いいですね。」

区議会議員「このマンションはタワマンと比べてもほんとに素晴らしい。」

たとえ興味がなかったとしても、人を立て、話を広げるのがお上手。

人を立てることにおいては、テーブルCの大きな特徴でした。知り合い同士だったからかな?


わたしたちもこのマンションのどこに魅力を感じ、
どのように住民とコミュニケーションを広げたいとを
楽しくお話させていただきました。


テーブルCで締めることができたこと、
ラッキーだったと思います。



ワイン会に参加し感じたこと

多様な人間模様を垣間見ましたが、
年収レンジも高いからか、
比較的心にも余裕ある、豊かな方達が多かったと思います。
振る舞いや所作から滲み出ていたと思います。


立地的に外国人の参加者もちらほらいました。
陽気に楽しく、純粋に会を楽しむ。
そのアクションと動機に国境は関係ありません。


子育てに直結する出会いがあったかどうか判断し難いですが、
住民同士の交流会というものは、
これまでマンションのコミュニティとしてなかったようですし、
交友関係を新たに構築していきたい私としても外せないイベント。


きっかけあれば積極的に参加したいと思います。


港区における教育機関、福利厚生、行政のサポート、総合力の高さや恩恵は非常に手厚く、
なるべく賢く、スムーズに受け取りたい。

そして自分の住む街ですから、自ら資産価値も上げていけるように知識を増やし、
発信をし、一助になれたらと思います。

なかなか更新が追いつかないですが、
誰かのいつかの参考になれば幸いです。



また更新しますね。
読んでくださりありがとうございます(o^^o)




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