海の美しい街へ
ポートライナーに乗って、神戸空港へと向かう。
到着して電車の扉が開いて降り立つと海の香りに包まれる。
この瞬間が好きだ。
関西は2月にしては暖かい日で、ぬるい風に乗ってくる海の香りがより気分を高揚させる。
余裕を持って行動したい派の私は、出発の1時間前には搭乗手続きと大きい荷物を預け終わって、2階のデッキでのんびり過ごす。
まだ実感が湧かない。今日沖縄に行くのか〜と飛行機をぼんやり見つめながら思う。
朝6時過ぎにおにぎり3つ食べたのに、朝9時にオムライスが食べたくなる。
洋食屋さんは10時からだし…でもどうしても食べたい…と考えていたら、お弁当屋さんが来ていてオムライスが1つだけあった!私のために用意されたのだと思った。笑
楽しみやら不安やら緊張などで感情が忙しいからかなんだか1日中お腹が空いていたんだと思う。(ただの食いしん坊かもしれないけれど)
美味しくオムライスを頂いて、保安検査場を通って飛行機に搭乗。
スカイマークは、いつもキットカットを頂けるから嬉しい。
外を眺めたり、うとうとしたり、本を読んだりしていつも通りの飛行機での過ごし方。
2時間少し、長いなあ。離れていくたびにホームシックな気持ちが大きくなる。
いつも移動初日はおセンチな気分になるのだ。
そんな気持ちを抱えながら、着陸の時間が近くなる。
着陸する直前、眩しいくらいの鮮やかなターコイズブルー!
わっ!とつい感嘆の声がもれる。
単純な私はさっきまでのホームシックはどこへやら、気分が上がった。
飛行機から降りるとそこは初夏の陽気に包まれる、まさに南国!
少し肌にまとわりつくけれど不快じゃない程度の湿度と、爽やかな風。エネルギーを感じる太陽の光。
そういえば沖縄に来たのは約2年ぶり。宮古島に関しては初めて。
初めてチャレンジする業界のお仕事や今までとは違う生活リズムになることなど不安もあるのだけれど、初めて来る土地に降り立ってみると感じるこのワクワクした感情には、自分が旅好きであることを認めざるを得ない。
…と早速、空港で沖縄の美味しいマンゴージュースを飲みながら考えていた。
海の美しい街での生活、楽しむぞ〜〜!よろしくね。
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