オシャレに対する考え方

「オシャレな人になりたい」
誰でも一度は思ったことがあるのではないでしょうか。

どうも、らびあです。今回はオシャレに対する考え方をお話ししたいと思います。

まず、大前提として僕は特別オシャレな訳ではありません。服装はユニクロスターターセットが多いです。よほど変な組み合わせをしない限りハズレを引くことはないので、信頼を寄せています。その辺の感覚は持ち合わせていると信じたいですね。

さて、オシャレについて論じる前に、shadowverseの話をします。shadowverseは超本格スマホカードゲームで、2016年にリリースされて以来、爆発的人気を誇るゲームの1つです。面倒くさいので以下『シャドバ』で統一します。シャドバはe-sportsとして競技的にも取り組まれており、プロ選手やプロチームも存在します。年に一度のWorld Grand Prixという世界大会では世界中から選手が参加し、世界1位を目指し戦います。優勝賞金は1億円を超え、e-sports史上最も賞金の多い大会としても知られています。こう見ると、シャドバには夢があると考えざるを得ませんよね。シャドバに全てを賭けた男達の戦いは、実況も伴って胸が熱くなります。

なぜ僕がシャドバの話をしたのでしょう。シャドバが好きで皆に知ってもらいたいから。皆にシャドバをしてほしいから。

まあ正解と言えば正解でしょう。ですが、僕が最も伝えたいことは

シャドバとオシャレの考え方は同じ

ということです。

「は?ついに頭が壊れてしまったか?」と思う方も居るかもしれませんが、壊れていません。通常運転でやっております。

順を追って説明します。シャドバはカードゲームです。昨日登校した記事にもあるように、カードゲームでは一般的にデッキを組んで対戦します。
このデッキがミソなのです。(シャドバじゃなくてもいい気がしてきた)

シャドバにおいてデッキを組む際に重要になってくるのは
・強いカードをデッキに入れること
・強いデッキを作ること
・使っていて楽しいデッキを作ること
・使いたいカードが最大限の活躍ができるようなデッキを作ること
など、様々です。
ただ、この例から言えることは
「強いデッキを作りたい人」もいれば「楽しいデッキを作りたい人も居る」と言うことです。

では「強いデッキ」「楽しいデッキ」とはいったいどのようなデッキなのでしょうか。
「強いデッキ」は大会や競技など、その他対戦環境で頻繁に目撃するような環境上位のデッキです。そして「楽しいデッキ」はデッキパワーこそあまり高くないものの、自分が使っていて楽しくなれるようなデッキです。

お察しの良い読者諸君は気づいたであろうが、これはオシャレと非常に類似している。
オシャレにおいて、一般的に「オシャレ」とされる服やアイテムは環境で決まっている。ドクターマーチンやpatagoniaなどがこれに当たるだろう。これらのアイテムや服は、まあ基本的に誰がどう着てもオシャレに見える。これは「強いデッキ」なのだ。街を歩けば目撃し、環境のTopに君臨する様は「強い服」とでも名付けることができる。

また、古着などを着こなすオシャレな人達も居る。彼らは強い服に手を伸ばすことなく、周囲に流されず自分の好きな服を、自分で考えて着こなす。古着に対する見解が浅いため、特別に例を挙げることはできないのだが、それはきっと「楽しいデッキ」に該当する。町中でウヨウヨと見かけるわけでもなく、着こなす本人達が好きで着ている服などは「楽しい服」と名付けることがでいきるだろう。

口調が変わっていることは勘弁してください。そしてさらに、両者デッキには共通するポイントも存在します。それが「カードの組み合わせを考える」ということです。

デッキを作るに当たって必要な考え方が「カードの組み合わせを考える」ということです。
・このカードは単体で使っても強くないけれど、このカードを組み合わせれば強そうだ。
・このカードを使いたいけれど、準備が必要だからそれを補えるカードをできに入れよう。
・このカードが好きだから、このカードを最大限に活かせるカードを複数デッキに入れよう。
など、デッキを組むに当たって最も重要な要素になってきます。
また、強いカードと強いカードを組み合わせても、違うベクトルの効果だとかえってアンチシナジーを生むこともあります。

もうわかりますよね?
そうです。オシャレにも同様のことが言えますね。オシャレも組み合わせです。ZOZOTOWN等で服を見ていて考えるのは、その商品自体の性能もあると思いますが、今持っているどの服と組み合わせれば最大限のオシャレシナジー効果を生むのか、ということだと思います。もちろんそれが「強い服」の場合もあれば「楽しい服」の場合もあります。そこは人それぞれです。自分の体型とかもそうですよね。足を長く見せたいからスマートなパンツを履くとかしますよね。

つまり我々は生活の中で知らず知らずのうちしシャドバをプレイしていたのです。




「お前に負けるなら悔いは無いさ…。」


台風一過。嵐が過ぎ去ったと思えば聞こえてくるのは敗戦時ボイス。どうやら俺はまたシャドバで負けてしまったらしい。楽しいから使っている庭園ランプドラゴンじゃ環境上位の守護ビショップには歯が立たない。だが、上ぶれたときの爆発力が好きで、上位デッキに逃げる気は毛頭無い。

ふと外を見れば、雲の隙間から光が差し込んでいた。

寒さが本番を迎える前に、秋服でも買いに行くとしよう。
別にオシャレかどうかは気にしない。特別ださい服でなければ。街中に行くわけだし、好きな格好で出掛けようか。



僕は全裸で外出した。



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