備忘録

小学2年生から習い始めたダンスは、
中学3年生まで続きました。

どうしても部活としてダンスが続けたくて、
中3の時の担任の反対を押し切って、
家からは片道1時間半程かかる場所にある、
自分より遥かに偏差値の低い高校に入りました。

部活を引退した今は、
その選択になんの後悔もありません。


まず、中3の時の話をさせてください。
私はその時の担任の先生が大嫌いでした。
私のやりたいことを無視して、
私の学力だけを見て高校を勧められました。

その時の三者面談で「頑張ったことを聞くので何を言うか考えてきてください」と言われていましたが、この人には何を言ってもわかってもらえないと思い、学校で頑張ったことではなくて学校外で頑張ったことを話して、挙句の果てには「今話して何になるんですか?」と反抗した記憶があります。

今考えたら、学歴社会だからこの先の進路の選択の幅を増やしたかったんだろうな とか 先生自身の面子を保つためだったんだな と思います。

今でも本心は分かりません。
私のためなのか、そいつのためなのか。

私が今後何かを成し遂げたとして
きっとこの人の手柄にされるんだな と思いました。
本当に考える気がなくなります。

本当に自分のやりたいことを否定されてしまったことが本当に悔しかったことは覚えています。

その人のおかげで今でも将来の夢だったり野望を人に言うことが怖いです。

入試寸前になって、「トップ合格目指してください」と言われたことも忘れられません。

見事な手のひら返しを見て、
短い人生の中で初めて期待が痛いと思いました。

高校にはトップ合格しました。
あとから聞いた話本当に1位だったみたいです。


入学した先の高校では、
素敵な先生やお友達に恵まれてすごく幸せです。

私の実力とか感情とか汲み取って、
私を理解した上で期待をしてくれる
先生が多くて、頑張れる環境です。

特に1年生の時の担任の先生は、
入学してすぐから今でも気にかけてくれて、
人としてすごく尊敬できる人です。

ダンス部の顧問の先生もすごくいい人で、
顧問として嫌われ役を買ってくれて、
部活が上手く回るようみんなの味方をしてくれて、
「最近大丈夫?」って会う度に聞いてくれます。

英語の先生も大好きで、
「病んだ〜メンヘラちゃんになっちゃう〜」
って本当に病みそうになる前にノリで言えます。
だいたい「病まないで!」って言ってくれます。

大人なんて、先生なんて、って思ってたから、
こんな素敵な人達に出逢えたことが凄く嬉しいのです。


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