G.Mahler 交響曲第5番

いやー、モーツァルトさんとザロモンさんには申し訳ないのですがどうしても41番を楽しく聴けない…。モーツァルト聴いてるようでベートーヴェンみたいだからですかね?

そんなわけで自分の好きな音楽に逃げ帰りました。

クーベリックの何が好きなのかわからないけど、初めて聴いた時の嬉しさでいつも聴いてしまう。

マーラーの情緒不安定っぷりが大好きだ。
5番だからなんかやっぱりベト5を想像してしまうのはわたしだけかね?音型に運命みを感じてしまう。
小さい時から天才だってもてはやされてちょろっと書いちゃうモーツァルトよりも、ずっと孤立感に苛まれて悲しみの深さを知ってるマーラーのが圧倒的に好きだった…。(ごめん)

かといって無闇矢鱈に暗いんじゃなくて、明暗の差がすごいという感じ。
モーツァルトが明:暗=80:20だったら
マーラーは100:200みたいな。
全体みていくと段々と明るくなっていく感じなんだけど、波がすごい。
特に第二楽章はなんかこう、散歩してたら突然路地に入っちゃってるんるんしてたら海に出ちゃったみたいな、脈絡のない統一感があってすごく楽しい。

これは全部で5楽章まであって。
結構第三楽章まででお腹いっぱいになるんだけど、さすがで、第四楽章はもうなんか癒し。海。大海。そんで第五楽章が華やか〜にはじまる。もう泣けて来るレベル。
お時間ある時にじっくりお楽しみあれ。みたいなかんじ。BGMにはできない、情緒持っていかれちゃうから。

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