#20200523

今日はあさぎーにょちゃんのライブシネマ「迷宮クローゼット」の上映日。
今日もワクワクしながら21時までにお家に帰った。

リモート演劇×ライブシネマ×YouTubeライブ(コメント参加可能)というこの企画。
監修はあさぎーにょちゃんもクリエイターとして所属するCHOCOLATE。

CHOCOLATEの企画はいつもドキドキとワクワクがある。
そしてあさぎーにょを知ったのもこの会社を通してだ。

知ったきっかけはこの動画。

もともとコラムニストの夏生さえりさんが好きでフォローしていたら回ってきた。
(さえりさんもCHOCOLATEのクリエイター)

熱海で撮られた動画、最初は「ただのYouTuber企画でしょ?」という感じだったのに見た後はしっかりばっちり心を掴まれていた。
それからあさぎーにょはずっと追いかけていて、今回の企画にたどり着いた。

熱海の企画と同じみんなで作るという情報だけでわくわくしたし
CHOCOLATEの企画は外れないだろうという安心感もあった。
結果、とってもよかった。

正直、ストーリーに満足したかというとそうではない。
やっぱり撮影から放送まで時間をかけて編集しまくる映画とは違う。ストーリーも正直中だるみしているところもあった。

でも、この企画の凄みはそんなところじゃない

目の前で演技が繰り広げられる緊張、それは観ることがほぼ出来なくなってしまった「ライブ」での温度感。
画面越しに伝わる視聴者の熱、そしてそれに反応する画面の中。
言葉でコメントすることで、舞台よりも濃密にシェアされる感情。
そしてどんどん増えていく投げ銭。

確実に時代の先を行く挑戦を間近で見届けて
少し泣いちゃうくらい感動してしまった。

良かったのは、リアルタイムの映像と、編集された映像が交互に使われていたこと。
今でもどこがリアルタイムだったかわからないんだけど、確実に生放送の部分もあった。
それがわかる方法として、「コメントを読む」ということと「視聴者数を言う」というのが挙げられる。
これに気づいた人は天才。確実に生放送!とわかるのにストーリーにブレがない。

一昔前よくあったのは、投票で結末が変わる物語や、リアルタイムアンケートが反映されるもの。
これだと細工できてしまうし、結局「総意」が参加しているだけで「自分」は参加した気になれない

視聴者数とコメント。これだよこれ。
視聴者数を言われるたびに、ここは生放送!?じゃあどこからが録画!?と考察するのも面白かった

そして最後のカーテンコールまでリモート。
演者、スタッフたちが画面越しに出てきては消えていく。
これも新しい使い方、しかもすぐできる方法。
現実世界でもこれを取り入れてくれたらスタッフたちの顔も観れるのに!

後はカーテンコール後にあったアフタートーク。
これもめちゃくちゃ良かった。
今まで演技していた人たちの声を間近で聴ける。そしてわたしたちもコメントができる。
お芝居を観るよりもいいかも、と思ったのはきっと双方向だからだ。
私たちからも発信ができて、それを受け止めてもらえる環境がある。
アフタートークでお疲れさまと伝えることができて、ほっとした演者の顔も見れて、種明かしもされて、みんなで驚いて。
双方向の共有はとても温かい気分になるね。

そしてこの時が1番投げ銭が多かった。
気軽に応援できるスパチャ、リアルタイムでお金と気持ちが動くコメント欄。
いいものに自分で値段をつけて払うということも今後のトピックになりそうだな

最後まで観てよかった、確実に時代の変化を目の当たりにした1時間でした。
これからもこうやって「新しい生活様式」が増えていくといい。

逆境に、少しのヒントとワクワクを。


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