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涙も笑顔も声も歌も、全部約束になる。【ハンブレッダーズ】(ヤバすぎるワンマン名古屋ライブレポ)

2023.3.11 ハンブレッダーズ”ヤバすぎるワンマンツアー2023”愛知編at名古屋市公会堂


マスクあり、声出し解禁。僕らのヤバすぎるツアーが始まった。
皮切りは名古屋。東名阪のホールのうちの一箇所。

物販、開演前

この日は友人と来ていたので、物販も一緒に並んだ。初日なので買い込む。しかもホールだから多少荷物が増えても問題ないということでとにかく買い込む。長い列を2人で並び、ようやく買ったものは以下の通り。

・hmbrハーフパンツ ベージュ
・パーティーを抜け出す巾着バッグ ブラック
・ヤバすぎるフライトキーホルダー オレンジ
・ヤバすぎるポスター
・ヤバすぎるタオル オレンジ
・ガチャガチャ4回 ジャケ缶バッジ(またね/ THE SONG)、ステッカーセット(赤)、アクリルキーホルダー2個

ハーフパンツ、本当にめちゃくちゃかわいい。色味がよくて、上を黒にするとばっちり。これはアンコールのでらしくんもやっていたコーデです。天才ですね。サーモンのロンTに合わせるコーデも見るけれど、それもなかなかかわいいです。

巾着バッグは、使い勝手がよすぎる。とにかく形がかわいい。合わせやすさを考えてブラックにしたのだけれど、これはねずみカラーでも本当にいいと思う。もう好みの問題ですね。

フライトキーホルダー、意外と大きめなんだけれど、これがめちゃくちゃいい。少しザラッとした触り心地も好き。オレンジと青のコントラストが映えるね。

ポスター、実はまだ開けられていないのだけれど、でらしくんがいいよ、と言っていたので迷っていたのを買うことにした。タイミングがわたしのためでしたので。ポスターなんてなんぼあってもええですからね。

タオルはジャガードでふわふわで最高です。言うことないね。ロゴ、わたしは好きだよ。かわいくて。

ガチャガチャはほぼ被らなかった。被ったものは友人が欲しかったやつで、買い取ってもらったのでwin-win。リストバンドが欲しかったのでそこは少し残念。またどこかで回します。


物販が終わってから、友人と鶴舞公園を散歩した。お互いに写真をたくさん撮り合って、2人でももちろん撮って、それから周りを散歩。こういう時にしか話せないようなことをいろいろ話した。楽しかったし嬉しかった。一緒にこうやって過ごしてくれる大切な人がいることが、本当に嬉しい。


開場時間が来て、ついに中に入る。指定席で、座席は1階9列1番。端っこ。開演までにTwitterのフォロワーさんと少し話せた。


18:00、開演。


アナウンスがあったのだけれど、それがムツムロさんの声だった。すぐに気づいて、ドキドキしながら聞き届けた。淡々と読み上げていて、さすがプロ、と思った。

会場BGMが一瞬大きくなり、消えていき、会場の照明たちが落ちる。拍手が鳴り、みんなが立ち上がる。

ほんのりと青く光るステージを見つめる。SEのおはよう。が流れてきて、あぁハンブレのライブなんだ、と強く感じた。ステージ後ろで、大きなバックドロップが下から上がってくる。それだけで、なんだか泣きそうになって、メンバーが順に登場してきて、でらしくんが手で煽っていて、フロアから歓声が上がって、声出しが解禁になって初のライブで。ただそれだけで、たったそれだけで、でもものすごく意味のあることで、うるうるして涙が溢れてきた。


セトリ
1、起きろ!
2、ワールドイズマイン
3、見開きページ
4、いいね
5、ユースレスマシン
6、才能
7、パーティーを抜け出して
8、付き合ってないけどお互いに
ドラムソロ
9、ヒューマンエラー
10、またね
11、アイラブユー
12、常識の範疇
13、ギター
14、光
15、ヤバすぎるスピード
16、東京
17、BGMになるなよ
18、THE SONG

アンコール
1、プロポーズ
2、DAY DREAM BEAT
3、逃飛行

起きろ!

印象的なイントロから始まるこの曲。イントロ聞いた瞬間に涙が溢れた。なんだかんだアルバムの中で1番ライブで聴きたい曲はこの曲だった気がする。最初にやってくれたのもすごく嬉しかった。この曲で始まったら、最高なライブがなおさら最高になるだろうな、と思っていたから。溢れる涙をぬぐいながら聴いていた。「悲しい時には無重力状態で泣こうぜ 空飛ぶ涙が宝石みたいだろ」のところ、初めて聴いた時からその美しい情景が頭に思い浮かんでいたのだけれど、泣きながら聴いていたあの瞬間、照明も相まって自分の涙すらもキラキラしているように感じた。ハンブレのこういう柔らかくてあたたかい歌詞に、何度も何度も救われてきた。「いつかは終わってしまうけど 少なくともそれは今じゃないぜ!」のところ、あぁ、ありがとう…となった。まだ、まだ違うんだ、と。信じたいと思った。ドキドキしていた、確実にあの瞬間、そのドキドキを忘れたくない。「起きろ!起きろ!起きろ!」のところ、声出しが初めてされた場所。声出しするところだ、とわかっていたけれど、わかっていたからこそ、みんなの声が聞こえてホールに響いて、それが本当に嬉しくて、ずっと待っていた時間で、涙が止まらなかった。泣きじゃくりながら声を出そうとして、喉に引っかかって声が出なくて、あ、自分ってこんなにもハンブレッダーズのことが好きだったんだ、と気づかされた。約2ヶ月前、羽田で見た時は酷くて、この日もちゃんと見られるのか不安な気持ちが少なからずあった。でも、ちゃんと見られた、まだ終わっていなかった、やっぱり救われていたのは彼らによってだったし、大好きだったんだ。落ちサビで、みんなが歌うところ、これもホールに響いて、泣きながらがんばって声を出していた。ムツムロさんも歌詞飛んじゃっていたけれど、わたしも歌詞飛んじゃっていた。


ワールドイズマイン

イントロ入りのでらしくんのスラップ、めちゃくちゃかっこよかった。後半のところがまた少し変わっていてそれも好きだった。お立ち台に立ってスラップしてくれるの本当に、尊い…。無条件でこの曲は楽しいね。相変わらずサビのリズムがわからなくなって1人だけおかしい手の上げ方をしてしまうけれど。2番のでらしくんのベースが入るところ、いつも拳を胸の前で握りしめてしまう。手あげてしまうのがもったいない。ギターソロのうきくんかっこよかった、下手側だったからいつもよりギターソロをちゃんと見られた。他の曲でもそうだけれど、うきくんのギターソロって本当にかっこいい。知っていたけれどライブで見ると心からそう思う。


見開きページ

見開き来るとは思っていなくて、うわ!となった。この曲も本当に楽しくてにこにこしながら聞いてしまう。歌詞飛ばしていたところをでらしくんが歌っていたのはどの曲だっけ、あれも本当によかったな。「僕らは初めて涙の意味を知るんだ」のところ、声出し最高だった〜! 気持ちよすぎた。ホールでこんなにいいんだからライブハウスになったらどうなっちゃうの? その後のでらしくんのコーラス、大好きすぎる。コーラスに合わせて手をあげたくなる。大好きなものに大好きって言わなくちゃな。


いいね

ムツムロさん「名古屋のみんな、どう? でらし」
でらしくん「んー、なんていうか、いいね!」

からの曲。最高の入り方だよ。Aメロで泣いてしまう。好きなものたちのこと、好きな瞬間のこと、大切にしたいものたち。ギターの音も好き。サビの抜けるような感じもいいね。2番のAメロで高音で歌うアレンジをしていたよね? あれ、大好きすぎた。聞いた瞬間にちょっと涙出そうになるくらい笑顔になっちゃった。2番サビ前のベースソロ、よすぎる。ライト当たってたっけ。かっこいいよ〜。


MC

アナウンスの再現をするムツムロさん。「気づきました?」とフロアに尋ねる。フロア拍手で答える。ムツムロさん「あれ淡々と喋ってたんですけど、そんな冷静じゃいられなくなりました」(ニュアンス)(ここか忘れた、いいねの前かも?)

ムツムロさん「声出しできるのがすげえ嬉しくて、なんかこう湧き上がるものがあって…。めっちゃ歌詞飛ばしちゃった。でもマジでそんなことどうでもいいです」(ニュアンス)
でらしくん「その分みんなが歌ってください!」

これ聞いて本当に嬉しかったな。そんなことどうでもいい、って言い切っちゃうところで、あぁもう好きだ、ってなった。

ムツムロさん「喜怒哀楽より無表情が得意で何が悪い。ユースレスマシン」


ユースレスマシン

入り方かっこいい。イントロで拳あげるよ。この曲も声出しは初なのか。ちょうどコロナが流行り始めた頃のアルバムだから。「この先の人生に必要がないもの」のところで、必要なんだよ音楽が、ハンブレが、となってうるうるとしてしまった。ベスト盤には入らないような、フェイバリットソングが大好きだ。ギターソロの後のサビで、白い照明になっていた気がする。ボーカルだけになるあの時間が好きだ。最後の転調もよすぎるよ〜。「作り話でも〜」のところ、声出していたっけ? もう記憶がないよ…。あそこのでらしくんが歌うところ好きだから歌っていてほしい。


才能

曲前にセッションみたいなのあったっけ。ムツムロさんの歌い方が本当にかっこよくてびっくりした。ラップみたいな、ヒップホップみたいな曲で、歌詞つらつらと歌えるのもすごいな。サビの歌い方がかっこいい。惚れる。照明が歌の間は青と緑で、それ以外は赤と白だった。青緑、ユニゾンのエアリアルエイリアンを思い出してドキドキした。「ライクア少年ジャンプ〜」で白点滅になって、チカチカするやつになっていたの、かっこよかった。そして本当にサビの歌い方がかっこいい。何度でも言う。


パーティーを抜け出して

暗転。イントロ来た時、はぅっ、ってなった。本当に好き。ゆったり聴きたい感じ。ムツムロさんの歌い出しの時、マイクに向かって少し乗り出したところを覚えている。「月明かりが僕らの為に光った」のところが本当にハンブレッダーズだな、と思って涙が浮かんだ。ギターソロ、めっちゃかっこいい…。下手だからギソロちゃんと見えて新鮮です。最後のテンポ上がるところちゃんと聞けたの嬉しかったな。


付き合ってないけどお互いに

はああああああああ。本当に…やるなんて思っていなくて、過呼吸になりそうだった。イントロ来た瞬間、え…、って固まったし喉がヒュッてなった。1秒も経たずに付き合ってないけどだ、ってわかった。涙がぶわわわって溢れて止まらなかった。本当に大好きで、聞けたのがグーパン京都以来で、めちゃくちゃ嬉しかった。不動の姿勢で見ていた。手がぶるぶる震えていた。過呼吸だったかもしれない。なんかもうほぼ覚えていない。ありがとう…。本当に本当に、大好きで素敵な曲。


ドラムソロ

ばちくそかっこいいなぁ!?!? キジマさん…あなたこんなものを隠し持っていたのね…。これまたユニゾンのたかおさんを思い出した。初めてのキジマさんのちゃんとしたドラムソロで、ドキドキした。終わるかと思いきや続くのもドキドキ。最後にスティック掲げていたのがよかったな〜。めちゃくちゃ拍手した。


ヒューマンエラー

ソロしてからのこの曲!? と少し驚いた。ヒューマンエラーはしみじみと聞きたいと思っていたからこんなに賑やかな感じなのは予想外だった。でも、ある意味ドラムソロというヒューマンエラーを歌っているのかもしれない、なんて思った。ドラムソロがすごかったので圧倒されながらこの曲も聴いていた。ベースがいちいちかっこいいな。2番のソロで、トゥルルトゥルルトゥルルッベーンってなっていたの、よすぎて死ぬのかと思った。アレンジ…よすぎるて…。「きっとその街に音楽は流れない」と変えていて、ああもう、かっこよくて涙が出た。ロックだけじゃない、音楽なんだということ。ギターソロ、静かなところが青照明で、そこからギャイーンとうきくんが鳴らして激しいギターソロになるところ、ちゃんと見られたけどめっちゃかっこよかった。アウトロのスラップベースかっこいい。ずっと弾いていてくれ。


またね

安心感のあるイントロ。照明で、後ろにお花が咲いていてかわいかった、ピンク色の照明。涙うるうるしながら聴いていた。「環境とか普通とちょっと違うトコ」でいつも自分の持病のことが思い浮かんでしまう。そういうことも壁もなくしてくれる気がするのがハンブレッダーズの音楽。手はあげずに静かに聴きいっていた。2番のAメロ、いつも切なくなる。泣きそうになるな。サビで限界だった。2サビの歌詞がよすぎるのよ。Cメロ、「忘れちゃったら思い出したらいい〜限りなくテキトーに生きて欲しい」のところ、もう号泣でした。死にたい気持ちも消えない夜もあった。大好きな音楽を忘れちゃった日もあった。でも今こうやって生きている。音楽を聴いている。大好きな人が生きて欲しいと目の前で歌っている。あの瞬間だけは、確かに僕は生きていた。


MC(確かここ?)

味仙の話。「タクシーで二手に分かれて来たんだけれど、俺(ムツムロさん)とうきくんとマネさん(?)、でらしくんとキジマさん、という風に分かれた。俺らの方は当たりやった。味仙には美味しい店があって駅前と池下と矢場町は、外れ。で、八事が美味しい」らしい。味仙の次男と長男の話。ムツムロさんは味を極める派の次男(確か)で、パンク寄りのロック。でらしくんはいろんな人に味を知ってもらいたい派で、ポップス。でらしくん「いやいやちゃうねんいい意味で、ね」と焦っていてかわいかった。


アイラブユー

ムツムロさん「アイラブユーって感じですわ」と言って始まったの、すごくよかったな。サビの上下するところがきれいで聴けて嬉しかったな〜。「阪急電車だ!」をみんなで叫べたのよかった。ギターソロのところ、2人が前に出てきて、後ろにでらしくんがいてにこにこしながら弾いていてかわいかった。ラスサビのラブラブラブラブのでらしくんが入るところ、まじで声がかわい〜となっていた。アウトロのところも尊いわね…。


常識の範疇

曲前の軽いセッション。ベースのスラップとドラムのリズムでもう常識!? となってにこにこ。あのセッションでのでらしくんのベース本当に好き。キジマさんの方に身体向けながら弾いているところも愛おしい。ムツムロさんが「常識の範疇」と言って始まった? 身体揺らしながらめちゃくちゃ笑顔で聴いていたよ。「あーーー」のところ、本当に好きだよ〜。サビで「乾杯!」って大きな声で言えた。嬉しすぎた。ずっと笑顔。2番Aメロではスラップじゃない方のおとなしい弾き方であ〜と思ったけれどかっこいいので問題なし。間奏のギターソロもかっこいいしにこにこが止まらなかった。ラスサビも最後のところの「エンジョイ!いえ〜い」も言えたの本当に嬉しかった。ずっと叫びたかった曲ナンバーワン。泣くとかなくて嬉しさと楽しさでずっと笑えていた。ありがとう。


ギター

ムツムロさん「うきくんのそれ、ええなぁ、なんだっけ。ギター」で始まった。曲フリかわいすぎるだろ。イントロでみんながにこにこしていて嬉しかった。「馬鹿になれない君と僕だけの歌」のところの歌い方が力強くてぐっと引き込まれちゃった。「いえーいいぇいいえいえー!!」を叫べたの嬉しい。気持ちよすぎる。「悲しくて泣く」のでらしくん、はぁいつも通りお声が通っていて好きだった。サビも力強くてよかった。「おかしくなりそう」のところででらしくんが叫んでて、はい好きです最高ありがとう、となった。そういうところが好きなんだよ…。


ばって始まった。「小さくても確かな」の途中でムツムロさんが身体引いて、「(確かな)光」のところで声出すところだった。意外すぎたけど、これ、めちゃくちゃいいな。光だよ、ハンブレッダーズが…。光はリリースされてから何回もライブで見てきたけれど、やっぱりかっこよかった。2番のチャカチャーンってなるギター近くで見れたのよかったな。2サビの歌詞は相変わらず素敵で少し泣きそうになりながら聴いていた。Cメロ、声出しだと思ったらそうじゃなくてあれれ、となっちゃった。でもメンバーの歌う声が聴けるから全然問題なし。


ヤバすぎるスピード

ムツムロさんが「君の人生のフルコーラス俺がギター弾いてやる」と言って始まったこの曲。この始まり方で、なぜだか泣きそうになった。だって初めてハンブレを知ったあの時からずっとそうだったから。ハンブレッダーズの音楽がずっと自分を支えていたから。そして、これからもずっと、ハンブレの音楽がBGMになってくれると思えたから。かっこよくて、好きで、嬉しかった。ありがとう、ムツムロさん、みんな。あまりに呆然としてしまって、「ワンツー!」を言うことすらできなかった。「ありとあらゆるネガティヴよ今ここでメロディになれ!」のところで浄化されるような気持ちになった。2番Aメロの「約束になる」のところでムツムロさんが胸のところのシャツを握り直して胸をトントンってやっていて、そこでもうなんか惚れそうになるくらいかっこよくて。やっぱりこのバンドじゃなきゃだめだ、と思った。「たった数秒 切り取られる音楽で終わる気はない」のところもめちゃくちゃ思いのこもった歌い方で、はっとさせられた。「だけどシャイな奴らが」あたりででらしくんがマイクをフロアに向けていて、そこに声出しできるんだってことが如実に表れていて、泣いちゃった。それに、そこの歌詞で僕らに歌わせるなんて、ずるいね、って思った。「シャイな奴ら」はハンブレッダーズでもあるし、僕たちでもあると思ってもいいのかな。でらしくんのあの行動で頭がぶわっと熱くなった。最高だよ。ラスサビのツービートで照明が点滅していてめっちゃよかったな。


東京

ムツムロさん「今日ここにいる人たちの性別とか国籍とか宗教とか、何も知らないけど、(間忘れた)ひとつだけお願いがあります。明日朝ごはんを食べてください」(ニュアンス)こう言っていて、明日朝ごはんを食べてください、と言われた時に、なんだか、生きてください、と言われたみたいで、泣きそうだった。きっとそんな意味はない、と思う。でも、明日までちゃんと生きること、今日を今日で終わらせないこと、ご飯を食べて生きるということ、それが自分には、大きな意味を持ったことで、ムツムロさんがその意図とは外れていたとしてもその口からそういう言葉を伝えてくれたことで、まだ明日までは生きようかな、生きてみようかな、と思った。ホール東京のことを思い出しながら聴いていた、初めて聴いたのがあの場所だったので。静かで、だけど確かに意思のある歌で、だからやっぱり泣いちゃうな。2番サビ前の「誇りを持っていたい」のところ、そう思えるようになりたいよ、がんばるよ、と思った。


BGMになるなよ

ムツムロさん「憧れの人がいて、でもそういう誰々とかにはなれなかったけど、だからムツムロアキラが生まれた。(間忘れた)あなたが自分の意思を貫けるように歌います。」(ニュアンス)という言葉から曲が始まった。MCに優しさと強さと生き方と愛が詰まっていて、すでに泣きそうだったのに、そこから「愛と平和を歌っても〜」と始まって涙が溢れてしまった。あまりに胸に刺さりすぎて、手をあげずに聴きいっていた。「じゃあスキップしてくれよ」に変えていて、あぁやっぱり好きだ、と思った。


THE SONG

ムツムロさん「会えない時のためのこんにちはこんばんはおやすみ、それと、ヘッドフォンをしろ!」で始まった。始まりのベース、まじでかっこよかった。歌詞が本当にやばすぎてずっと泣いていた。ムツムロさんの歌い方もめちゃくちゃ力強くて思いこもっていて泣けた。全編通して、後半になるにつれてそれを強く感じた。なんかもう言うことないよねこの曲には。全部が俺のための歌だった。ありがとう。


アンコール

プロポーズ

照明がオレンジになるところ、サンセットのところが本当に好きだ。なんだかこの曲はいつでもにこにこと聴ける幸せな歌だなぁ。ダダッダッダッのところでリズム取っちゃうの楽しいからなんだよね。Cメロのところ、「僕が幸せにしてあげるから」に変えていて、ああああああってなった…。なんてところを変えてくれたんだ。「してみせる」じゃなくて「してあげる」なんだよ。がんばるんじゃなくて、ちゃんと任せといて、なんだよ。それが本当にじわっと胸に響いて、大好きでした。これはもうプロポーズされたんだと思っていいんだよね? ハンブレッダーズに。一生一緒に添い遂げるよ、っていうことですよね? 最後の「ら〜ららららら〜」のところ、のところ、歌わせてくれたよね? 確か。はぁ大好きだなぁ。


MC

キジマさんがセルカ棒使って写真取ろうとして(動画だった)手間取っていて、でらしくんが助けに行って撮っていて愛おしい〜となったね。

グッズ紹介。でらしくんが黒のロンT着ていて、うきくんが白、キジマさんがグリーン、ムツムロさんがDAY DREAM BEATの黒。でらしくんがハーパンのベージュ履いていてお立ち台に立ってアピール。でらしくんがずっと靴下指していてムツムロさんにこれ紹介して! ってやっていた。かわいかった。巾着は、でらしくんが2年間かけて作ったものらしい。嬉しい、ちゃんと買ったよ。

(帰宅部だよりで既に知っていたけれど)帰宅部限定ライブを夏に東京大阪でやります。

ムツムロさん「3年間我慢してきてくれていて、でも今日はみんなに一番歌ってほしかったフレーズの曲を歌います。DAY DREAM BEAT」


DAY DREAM BEAT

あの言葉から始まるこの曲が、嬉しすぎて。MCの時点で泣きそうで、曲始まったらもうボロ泣きだった。泣きすぎてあんまり覚えていないくらい。めちゃめちゃ溢れてくる涙をぬぐいながら必死にステージの4人を見ていたのを覚えている。Cメロで既にドキドキしていて、落ちサビ。ムツムロさんが前に出てきて。みんなで歌って、泣きすぎて声が出せなくて、それでも泣きながら叫んでいた。合唱パートの後に、ムツムロさんが「マジでありがとう…!」って言っていて、本当に苦しいくらい嬉しくて、彼らの存在が愛おしくて涙がまた溢れた。その言葉がめちゃくちゃ嬉しそうな声で、それだけで報われた、救われた、とすら感じてしまった。ムツムロさんが「ありがとう」と言った後の歌い方、やばいくらい気持ちこもった激しい歌い方で、あぁそうだよ俺はこれを聴きにきているんだよ、と思った。本当にかっこよかった。本当に聞けてよかった。(又聞きによるとムツムロさんとでらしくんが泣いていたとかいないとか…僕は下手の9列だったのでそこまで見えず。本当にそれに関しては悔しいです。あぁ……)


逃飛行

ムツムロさん「マジでありがとうございます、一生忘れません。お礼に、みんなたぶん1番聴きたかったであろう曲をやります、逃飛行」ああああああああああああああああああ。やることを薄っすらと期待はしていて、期待しないでいようとはいたけれど。でも、本当にやってくれて、もうなんか嬉しさと涙しかなくて。めちゃくちゃ泣きながら笑っていた。顔も感情もぐちゃぐちゃ。「ドライブするんだ」を「ドライブしようぜ(よ?)」に変えていて好き!! となった。落ちサビ、歌った。声ちゃんと出たよ、叫んだよ。ムツムロさんがマイクこっちに向けてくれたのが、本当に嬉しくて嬉しくて、彼らもきっと同じ気持ちなんだろうな、と思った。本当に、ありがとう…。

あとこれは余談なのですが、「1番聴きたかったであろう曲」で、わたしは(遠足!? 逃飛行!?)と思いました。まず遠足が出てくるところ、本当にわたしだね…。遠足は帰宅部限定ライブでやるから楽しみにしていますね。

ラスト、楽器ジャカジャカしている時にムツムロさんが「スクールカーストの最底辺から青春を歌いに来ました、ハンブレッダーズでした」と言って締めてジャーンってやっていてかっこよかった…。

最後捌ける前に、うきくんがピック投げていたけれど、上手多かったな。でらしくんはムツムロさんのピックを上手の方に投げていた。

でらしくんが下手側に捌ける時、涙ながらにありがとう、と伝えられた。今言うしかないと思った。伝わるか伝わらないかはそこまで重要ではなくて、もちろん伝わっていたらそれはすごく嬉しいことなのだけれど、この感情を言葉にしなくちゃ、と思った。勇気がいったけれど、でも自然と声が漏れるように言えた。言えてよかった。ありがとう。

キジマさんが、「名古屋まじ最高です!!!」って感じのことをマイクででっかい声で言っていて、最高なのはあなただよ〜!! となった。本当によくて、泣いちゃった。


その他諸々

照明が通してすごかった。ホールでこれならライブハウスではどうなるんだろう、とわくわくする。

ヤジ飛んでいてすごかったね〜。名前呼ぶやつ、めっちゃあって笑っちゃった。

でらしくんがMC(最後の方)で、「声出しできて本当によかったけど、ほんとはもっと近い距離で、ね、やりたかった。から、またライブハウスで会おうぜ!」ムツムロさん「うまいねw」でらしくん「いやいやw」と喋っていてかわいかったし、ライブハウスで会えるのが余計に楽しみになった。

たぶんだけどデイドリと逃飛行のラスサビで照明がフロアを照らしていて、あわあわとなった。泣いているので照らさないで…となっちゃった。

うきくんが下手のステージの本当に端っこに来て弾いていてかわいいな〜となった。

うきでらの絡みかわいい。下手お立ち台とか真ん中お立ち台で、うきくんを押しながらでらしくんがにじり寄っていく感じのがめっちゃかわいくてにやにやした。

うきくん、上手にギター弾きに行って慌てて帰ってきていてかわいかった。

うきくんが前に出てギソロとか弾いた後に、でらしくんがエフェクター押してあげていて、はぁ好きだが、となった。

キジマさんも見えてよかった。一心にドラム叩いている感じがしてかっこよかった…。

でらしくん、どこかのタイミングで上手側の誰かをめっちゃ見ていた(?)気がした。にこにこな顔だった。

靴下が長めでかわいかったな。

でらしくんがめちゃくちゃいい笑顔していたの、一瞬見逃してめちゃくちゃ悔しかった。ムツムロさんが本当にすごくて、なんかいつもより気迫があると言うか、迫り来るものがあった。誰からも本当に目が離せない感じだった。下手というのもあったのだろうけれど、でらしくんだけを見つめることが本当に難しくなるくらいだった。


終演

めちゃくちゃ目が腫れていた。しばらく涙が止まらなくて、鼻をぐずぐずいわせながら会場を後にした。たぶん、1番泣いたライブだったと思う。そして、この日は本当に、生きててよかったと思った、ここに来てよかったと思った。(まぁそれも3日後に更新されしまうのですが)

友人やフォロワーさんと合流して、ぼーっと余韻に浸っていた。

今日を終わらせたくない、と本気で思った。

ライブ後に食べたご飯の味ももう覚えていないけれど、その気持ちだけは思い出せる。今日を終わらせたくない、帰りたくない。そう強く思った。もしかしたら、きっとあなたも、そうだったんじゃないだろうか。

悲しくも、それでもあの日は終わってしまう。記憶の中だけに残って。翌日の朝、大阪に向かう前に僕は朝ごはんを食べた。あの時の歌を、約束を、守るために。


ツアー初日名古屋、本当にありがとう。全国残り18箇所。(この記事が公開される頃にはもっと少ないのだろうけれど)気をつけて、健康で、元気で、どうか。行ってらっしゃい。

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