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愛がなんだ

今日、小泉力哉監督の、「愛がなんだ」を観た。前々から作品名は聞いたことがあって、気になってはいた。映画を観る時は基本的に友達の好みに合わせてしまい、私は観たい映画をあまり見ることがないので、そもそもどんな映画かを知らずに見ることが多かった。今回は予告編を見た事があったから、凄くワクワクした。

ネタバレ含みます

・山田てるこが、自分で食べるご飯はカップ麺なのに、まもちゃんが食べるご飯はきちんと作ってあげているところを見て、凄い共感したし、女心をわかってるなと思った。

・まもちゃんに、あんな酷い扱い受けても、てるちゃんは、好きな人は悪くない!ってようこさんに言っちゃうところがリアルすぎる。友達に、「やめときなよ」って言われてそれはそうだなって思うし、自分の言いたいことを代弁してくれてるみたいでスッキリするけど、でも結局好きな人のことは悪く言えないみたいな。

・男は尽くされると愛想が尽きるっていうのはガチだったんだなと思った。好きな人って、なんであんなやつが好きなのって人を好きになるよねー。私尽くすタイプなので…(笑)私のが何倍も努力してるのにって思っちゃうけどそゆことじゃないんだろうなぁ。

・それで、1番思ったのが、まもちゃんは興味のない子に対して冷たいし、気を使えないのに、好きな人に対しては、ちゃーんと気を使ってる。これ、まじでやっぱりそうなんだなぁと思った。私が好きだった人、興味が無かったし冷たかったし都合よく使われてたけど、きっとその人も好きな人に対しては優しいし紳士なんだろうなぁって。私、この人はそういう人なんだ、って思い込んじゃうタイプで、でもそういう人なんじゃなくて、どうでもいいから、下に見られてるから、こいつは俺のことどうせ好きだから、そういう扱いされてたんだなぁって、、、なんだか悲しくなった。

・良かった、君が俺のことを好きじゃなくて。というセリフ。私はもう辛くて辛くて辛くててるちゃんを抱きしめてあげたいです。好きな人にそんなこと言われたらもう…えぇ?どうしたらいいの?

・最終的に山田てるこが、恋でも愛でもないただの執着だって言っていたけど、てるこはいつその執着から離れられるんだろうってちょっと不安になった。ゾウの飼育員になってたし。お風呂の掃除はやめちゃったのかな?あのお姉さん好きだったんだけどなぁ。

・ようこさんのことが好きな仲原くんの写真の作品展に、ようこさんが現れて、仲原くん嬉しそうで、単純だなぁと思ったのと、ようこさんもようこさんで今現れるのって酷くないか…と思った。だって忘れようとしてて忘れるって決意してたところに現れるって……悪魔なの!?!?そんなの思い出しちゃうじゃんっっっっっばかっっっっ絶対決意するの辛かっただろうし私には出来ないし、そんな辛い辛い決断をした仲原くんをこれ以上傷つけないで…お願い…

・山田てるこを演じてる岸井ゆきのさんの、好きな人を見る時のニマニマ笑う顔が非常に好き。あぁぁぁ恋してるんだなぁってすーぐわかる単純な顔。めちゃくちゃ可愛い。最後、別荘持ちのイケメンにわざとその表情を向けてるの辛かった。


恋は盲目だし私も盲目になりやすいタイプだから、1歩間違えればてるこみたいな都合のいい女になっちゃうんだなぁって思って、気遣いも程々に、ということを胸に誓いました。ちゃんと私は好きな人も大切にするけれど、何より自分を大切にしようと思った。

正直、このnoteは映画に語彙力が追いついていなくて納得いってないくらい、色んなことを感じた映画でした。


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