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転校したはずの男子と〜修学旅行先で〜出会った〜

不思議なご縁、小学6年生の修学旅行の時に体験しています。
当時は、不思議なこともあるもんだ。と思うだけでした。今回の登場人物の○くんは、小学校の3年生か4年生途中で転入してきた男の子です。

当時、男子の間では「腕相撲」で勝負をつけたがるのが流行っていました。転入してきたばかりの○くんは決勝まで残ったことで、一気に男子たちの輪の中心に入っていったのでした。

そんな輪の中心にいた○くんは、親御さんの都合で6年生の頃に転校することになります。男子の悲しみたるや、もう見ていて可哀想なほどでした。

そして少し時が経ち、小学6年生の秋。バッタリは修学旅行先で起こります。行き先は日光東照宮。多分、その時代の小学校の修学旅行先の定番だったのかもしれません。東照宮のとある場所で、男子たちが歓声をあげるほど大盛り上がりをしてるのです。

盛り上がる男子の輪の中心には、なんと○くんの姿が!

たまたま同じ日、同じ時間、同じ場所に修学旅行できていた○くん。男子たちは、なぜか○くんのその時通っている学校の友達ともワイワイ盛り上がっていたのでした。SNSのない時代、こんなバッタリ、誰が予測できたでしょう。

そしてこれは私だけの「バッタリ」ではありません。ですが、転校してしまったクラスメイトに修学旅行先で出会うなんて、一般的には考えられない出来事です。

私の周りでは、こんな事が普通に起きるから、面白いと思います。

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