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世界に誇る美しい日本の花火!新型コロナ終息祈願~日本文化~

こんにちは。日和の中井です。

花火業者の有志で作られた「Cheer up!花火プロジェクト 」が、6月1日の午後8時から行われました!新型コロナ終息を祈願し、花火を見上げて全国の人に笑顔になってもらいたいという想いから、全国各地で一斉に花火を打ち上げるというプロジェクトです!

これはSNSを使用してプロジェクトの目的や新型コロナ終息祈願と、花火の歴史「Cheer up!」の想いを世界中の人たちに発信されました。その世界に誇る日本の花火についてご紹介したいと思います! 

                 

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日本にいつ頃入ってきた?

日本で初めて花火鑑賞が行われたのは、1613年イギリスからの使節が徳川家康を訪れた際に、花火を披露したという文書が残されています。その後、日本の花火は文化やしきたりと交わって、世界で一番美しいと言われるまでになり、現在の花火大会として楽しまれるようになりました。

                    

美しさを表現する日本の花火

江戸時代の日本の花火は赤橙色一色でした。しかし明治維新頃から、美しさを追求していくうちに多色使いの花火となりました。花火に芸術的な美しさを求めるのは日本ならではです。また日本の花火大会の花火は、打ち上がる時にヒューッと音がします。「音」を使用することで花火がパッと開き輝く瞬間と、音が止んだ時に間ができます。この「間」が日本独特の表現方法で、花火の芸術性を高めていると言えます。

                   

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夏の風物詩となった花火大会

大阪夏の陣で豊臣家が滅び戦がなくなりました。仕事を失った鉄砲の火薬職人は、その技術を花火を作ることに活かしていきました。1733年将軍吉宗は前年に飢饉やコレラの疫病で多数の死者がでたため、鎮魂と川開きを目的とした花火の打ち上げをしました。隅田川の花火大会はここにルーツがあります。

                     

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「玉屋」「鍵屋」

日本最古の花火大会で花火を打ち上げたのは、日本最古の花火業者である鍵屋でした。鍵屋の番頭に暖簾分けしたのが玉屋でしたが、出火で大火事となってしまい廃業となりました。現在、天野安喜子さんが、宗家花火鍵屋女性初の15代目を襲名されています。

職人さんの技術を披露してくれる日本の夏の風物詩、花火大会!

空に大きく舞う輝く美しい花を、また日本国中の皆さんと一緒に、楽しく見上げる日がくることを願っております!


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