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とある洋館と香り
こんばんは!
本日は先日の香り演習の
振り返りをしていきたいと思います。
はじめての郊外学習!笑
そして、
初めての校外学習にして
憧れていた、歴史的建築へ!(ぱちぱち)
そんなわけで、
とある歴史的建築を貸し切って、
その日は香りの演習を行うのでした。
門の向こうをくぐると、
すごく厳かな世界がそこにはありました。
高まる…………!!!
ということで、
こっからは写真を加えながら綴ります笑。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140003108/picture_pc_afdefa2b5ba8c2e5389376981f497a78.jpg?width=800)
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そう!この歴史的建築、
実は九段下にある九段ハウスなのです
小間物商で財を成した山口家5代目山口萬吉の私邸として建てられた鉄筋コンクリート造3階建地下1階のスパニッシュ様式の洋館。構造を東京タワーや通天閣などで知られる「耐震構造の父・塔博士」内藤多仲、意匠を木子七郎のほか今井兼次、吉田鐵郎、家具や建具を梶田恵という錚々たるメンバーが手掛けました。
現在は、設備がリノベーションされ会員制ビジネスイノベーション拠点「九段 kudan house」として保存・活用されています。
1927年に建てられ、
たくさんの歴史の変動を見守ってきた
そんな建築であります!!!
まずは、
その建築のしつらえを確認するため、
講座を学んでいるみなさんと探索。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140003103/picture_pc_7d06bd5a5cb6e753b113ed7b899cd116.jpg?width=800)
ものすごく格式高く厳かなかんじ
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組み合わさったようなデザインで心躍る
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異世界にきたかのよう
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140003104/picture_pc_f4a4137e1fd42563fc592da841ee7b68.jpg?width=800)
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![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140003107/picture_pc_2e18a6e87c004f9072797583313931da.jpg?width=800)
他にも沢山あって
ざーっとこんなかんじで
いろんなところをみて歩いて、
演出したい箇所を各自決めてゆく。
で、
空間を巡った時に直感的にビビッときて、
私が切り取ったのはこちらの廊下の部分。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140182549/picture_pc_f0c319da22f7641103ae7362404c394d.jpg?width=800)
廊下を通して
お部屋や外部と繋がりはもちろん
絶妙な曖昧さで空間をつないでいることが
なんか居心地がよくって、こちらを切り取る。
もちろん空間を繋ぐという面も
すてきなのだけど、もうちょっと俯瞰的に
この建物を見た時に何か言えそうだと思った場所で。
先ほどの引用にもあるんですが、
保存・再生の点でリノベーションも
一部されている観点もみて、もう一度空間を見てみると、
クラシカルルーム(歴史)と、
リノベーションギャラリー(未来)を
繋ぐ場として、廊下がいるのではないかと。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140182555/picture_pc_035adb46699d8da72c360d66e1154384.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140182552/picture_pc_78236165882c452698a3cb9de673de21.jpg?width=800)
つまるところ、
廊下がこれまでの九段ハウスの歴史と未来を
繋いでいるのではないかと、そう感じまして
この歴史と未来との架け橋的な存在なのではと
そこを香りで表現できたらよいなと思いまして、
そんなところを、念頭におきながら
妄想もしつつ、コンセプトに合いそうな
香りを選んでおりました。
で、外部とも面しているので
風とおしがよさそうな空間でもあるなと思い、
そよ風に香りが乗って、メッセージを伝えたい
っていうところからコンセプト立てをしてみる。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140003105/picture_pc_ab9e095a610bea78ecb26009e37bb994.jpg?width=800)
そよ風というキーワードから、
直感的にスパイクラベンダーが思い浮かび、
こちらをメインにしながら組み立てをしていくのですが、
メインを引き立てる脇役として
静けさもあり歴史をつなぐサンダルウッド、
上品でクラシカルな表現をフランキンセンス、
包み込むようなやさしさと丸みを出すためにロサリナ、
最後に調整役として、
未来や希望あるれる感じにクラリセージの
5種をブレンドして、この日は完成とさせました。
備忘録として、
クラリセージのバランスが
すごくむずかしく、数滴で印象が変わるのが
きょうの発見だったかもしれません。
そして、
最後ディフューザーで香りを焚いてみて
自分が表現したいことができているか
確認をしてみます。
どきどきの瞬間。笑
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140003096/picture_pc_dc7e0c6a4257e40206b88b173e6c617c.jpg?width=800)
そして、
プレゼンをメンバーの皆さんでしあって
またフィードバックをするなど。
選んだ場所はみんな違くて、
コンセプトや対象も違えば、
選んだ香りもその香りの印象も皆さん異なり、
香りの可能性って無限大だなぁ、
だから香りって面白いんだよなぁと
あらためて思うのでした。笑
私的なところの振り返りでも
自分が表現したかったこと、
伝えたかったことが伝えられた香りに
仕上がったのではと私は思っております。
また、個人的には歴史と未来という
相反するモノ通しを組み合わせるときに
どこを落としどころとするのかの難しさの
気づきを得れたこともまた収穫。
この日もすてきな時間を
過ごすことができて大感謝です。
この学びをまた次の講座にも活かしたいです。
ちょっと振り返りなかなかなできず、
明後日がまた講座なのですが……;;
次回講座は、
一番の壁にぶつかるかもしれない
わたしは震えている…………!!!!!笑
けれど、
この日以上にたくさんの気づきを得たいです
またゆっくり綴りたいと思います!!
とりあえず、勝負は明日の仕込みにかかってる
(気がする)
ではまた〜^^
みなさま、よい週末をお迎えくださいね
chica
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