Hanaito喫茶 夜の珈琲 #21
こんばんは。
今回から表紙の写真が新しくなりました。夜の珈琲っぽく撮ってみたのですがどうでしょう?
ブルーベリーのタルト、アーモンドクッキー、アイスカフェラテを並べてみました。夕食後にお菓子を少し…の量と思いましたが、撮影後に食べてみるとしっかり量があって!撮影のおかげでたっぷりとお菓子が食べられました。おいしかったです!
梅雨入りしてから1週間まるまる雨降りで、頭の中も雨のことばかり考えてしまっていました。それならいっそ雨にちなんだ曲を聞きたくなって出会ったのが 土岐麻子 の『傘』です。
土岐麻子は東京出身の歌手です。ポップスだけでなくジャズも歌う多才な方です。ポップス好きからもジャズ好きからも「土岐麻子はオススメ!」よく聞きます。中途半端にどちらかに寄ることなく、どちらも本格的だという証拠ですね。かっこいい!
この曲の主人公は好きな人と別れた後のようです。その人はもう遠くへ行ってしまったようですが、自分のことが嫌いになったからではなく、その人なりに前進するために去ってしまったみたいで、主人公は「置いていかれてしまった」と強く感じています。
好きな人を守るための"傘"になりたかったのに、雨の日の今日は道に転がっている忘れられただろうビニール"傘"がまるで自分みたいで…。
そんな切ないことをこんなかわいい曲調にのせていいの!?て感じです。
読めば読むほど置いていかれてしまった悲しさや、自分だけが進めていない状況がつらくなってしまいます。
けれど、私の中で主人公はいま「雨宿り中」だと想像できるのです。「雨宿り」ということは、きっと雨は止むし、そこに留まるのは一時的なことだし、曲が終わったら天気は晴れて歩みを進められるんだろうなって思うのです。
土岐麻子さんの声とやわらかなで暗くない発音のおかげでしょうか。この絶妙な雰囲気がたまらなく大好きです。
雨続きで気が滅入りますが、梅雨もいつかは明けます。日曜日は晴れてくれるようです。
梅雨の雨で遅れて芽を出したバジルの種たちを日光にたっぷり当ててにょきにょき伸ばしていこうとおもいます。
それでは、おやすみなさい。
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