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退職するまでの話④


前回にも書きましたが、1年間の休職について急に半年に戻されてしまいました。びっくりした気持ちがだんだん悲しくなって、悲しみを通り越して怒りに変わっていきました。


様々な手段を考えましたが、同僚などの職場に関わっている人達に迷惑がかかってしまってはいけないと思い、「もう辞めよう」と思いました。
心を病んで動けなくなり、いなくなることばかり考えるようになっても退職する決断ができなかったけど、この1件ですんなり辞めることを決断できました。きっと、諦める気持ちの整理がついたんだと思います。もうあの職場に戻ることは考えられないと思いました。


でも、主治医には「私は復職できますか?」と尋ねてみました。主治医はただ「復職はさせられない」という回答のみでした。


仕事で関わった人達との約束を思い出し、もうその約束は果たされないのかと思うと自分に失望しました。けれど、自分が限界なのは本当にそうでした。
あとは、学生時代によく聞いていた自分を大切にできなきゃ支援はできないという言葉を思い出して「あぁ、自分は自分を大切にしてなかったんだな」と思いました。
2023年2月に上司の2人と話し合いをして、退職することを伝えました。退職推奨をしていた上司は少し驚いた顔をしていたけど、すぐに受けいれてくれました。その後、自分の荷物を片づけて自宅にもどりました。仕車に関わるすべての物を残していたくなくて、すべて処分しました。


こうして私は仕事を退職することになりました。退職した後には、双極性障害と複雑性PTSDしか残りませんでした。とても仕事ができる状態ではなくなりました。


こうなってしまう前にセルフケアをしたり、転職をすればよかったなと後悔しています。ただ、後悔をし続けていてとよくないので少しずつ回復できるように、再就職をめざして頑張ろうと思います。


ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。もし、お仕事で悩まれてる方いらっしゃいましたら、お力になれることがあれば力になりたいなと思います。これからも様々なことを書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

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