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015-summer reflection

絡まらない髪を梳かした指の、爪の、白いところ1mmに来た夏が愚かしく静かで見ていられず――あなたはわたしの血を吸った蚊を叩き殺した/美味しそうかどうかは訊けなかった――ひとびとが干上がった講義室で息を潜めていた。

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シメージとはなにか、わたしにもわかりません。わからないけれども書かないといけないようなもののような気がしているなにか、です。今回のシメージは2020年8月に使い捨てカメラで撮った写真に小説・エッセイ・短歌などなにかしらのことばを添えた作品集とします。

ぶきような作品集。毎月15日・25日に更新します。 ※『nice meeting you』冊子版の購入特典と同内容です。冊子版をご購入さ…

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