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[PS5] 百英雄伝 感想メモ🏰

どんなゲーム?

幻想水滸伝シリーズの開発スタッフが集まり、Kickstarterでのクラウドファンディングを経て制作された幻想水滸伝の精神的続編(らしい)。
古き良きJRPG。

プレイ状況・背景

  • 幻想水滸伝は未プレイ

  • プレイ時間38h、クリア済

ネタバレなしの感想

シナリオ

無名の青年が英雄に至るまでの物語で王道を往く展開、懐かしさも感じる。
テンポよく話が進む。またその分、キャラクター同士の信頼の積み重ねみたいところが少し浅く感じてクライマックスであまり高まれなかったところもある。
村はもちろん燃える。

これは自分の感じ方に要因があると思うんだけど、最近ゲームをプレイしていて没入する前にクリアしてしまったなと感じる傾向がある気がする。
以前はもっとのめり込めていた気がするんだけど何が違うんだろう、P3はプレイ時間も長いししっかり積み重ねてクライマックスではあ〜〜〜〜〜ってなったので純粋なボリュームかなと思いつつも、FF6はクリアまで20-30時間くらいだったけどしっかり楽しかったし、直近だとFF16も良かったので関係性とその層の厚さや厚みの出し方に重きを置くようになったのもあるかも。
今後ちゃんと言語化したい部分。

仲間の多さ

もちろん仲間になるキャラクターが多い。100人以上いる。
それぞれに個性があり、ゲームの進行上もほぼパーティ編成に制限はないため好きなキャラを連れて歩ける。
ストーリーの流れで仲間になるキャラと自分で探し回って仲間にするキャラの2パターンあり、前者は話に関わってくるのでそれなりにゲーム内で触れ合う時間は長いけど後者は仲間にした後ほぼ関わらないキャラも出てくる。
サブイベントも特になくキャラクターそれぞれの掘り下げは浅め、FGOでいうプロフィールのような形で本作では持ち金を消費することである程度キャラクターのプロフィール・背景をテキストで読むことはできる。

メインキャラクター達は今後追加シナリオがDLCで配信予定なので楽しみなのですが、それはそれとしてフランチェスカさんの掘り下げもお願いしてよいですか??

戦闘

どことなく空の軌跡を感じるシステム (序盤しかプレイしたことがないけど)

オート戦闘が快適。序盤は覚えている技も少ないのでもりもりオートで進められるし、終盤は強くなりすぎてしまってオートでも倒せるわとなって結構使いがち。AI設定も結構柔軟にできる。

戦闘のコマンド選択順は行動順で選べる設定があるとよかった。
オクトパストラベラーのように1ターンの行動順が全てわかる状態でコマンド選択を行うけど、パーティの並び順で行動を決定していくのでちょくちょく手間が発生した。

ストーリーの進行ごとに争いの規模や熱量によって戦争(シミュレーションRPG的戦闘)、一騎打ち(対策ができるじゃんけん的戦闘)と専用の戦闘システムがあるの、情熱がすごいしちゃんと作られていてよい。

音楽

桜庭統氏の楽曲からしか得られない栄養、ありますよね…
ドット絵主体のグラフィックに合ったちょうどよい劇伴。
ここぞというタイミングで流れる主題歌。よい。

諸々

テレポート(ファストトラベル)ができるようになった後にこれまで訪れた土地を巡って仲間を集めたり素材を集めて拠点を開発したりする、いわゆる飛空艇を手に入れた後に世界各地を飛び回るのはいつだって楽しい。いつも言ってる。

寄り道要素やミニゲームも豊富。釣り、ベーゴマ、カードゲーム、レースなど。それぞれやり込むことで仲間になるキャラも当然いるので仲間をコンプリートするのはなかなか大変。

交易所、いくらで買ったか全く記録しなかったので利益が出たかどうかあまりわからず雰囲気で交易した。

拠点の開発が楽しい。
拠点に仲間を集めている時は感覚的にはDQ7の移民の町に近いところがある。

その他

PS5でプレイしたからか、不具合に遭ったりエラーで落ちることもなく快適にプレイできた。
たしかに時折処理落ちみたいにカクつくことがあったかな?くらい。

今回初めてiPad Air (第4世代)を使ってリモートプレイメインでプレイしたのだけどとても快適だった。
PlayStation Portalが入荷されたら買おうと思ったけどこれなら不要かも。

ネタバレありの感想

村が燃えるかどうかはネタバレではなくゲームのカテゴリだと思うのでネタバレなし扱いにしました!!

まとめ

めちゃめちゃおもしろい!!!とまではいかないけど着実に楽しめた、堅実な作品でした。メタスコアが78 (24.05.30時点)というのも体感に近い。

また最近は積みゲーが常にあったのでメインストーリークリアしたら次のゲームへとあまりやり込まない傾向があったけど、なんと積みゲーが0になったので久しぶりに寄り道要素なども楽しみながらプレイできた。今後も極力積まずに1つのゲームをじっくりやり込んでから次にうつりたいところ。

最近シナリオにぶーぶー言う事が多いのでじゃあ映画とか読書しなよと思われるかもしれない、もちろん映画や読書も好きだけどゲームからしか得られない体験があるので今日も彷徨っているのであった。ニンダイ楽しみだ〜〜

スタッフロールにクラウドファンディングで支援した人の名前が載るのでしっかり確認しました

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