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アート巡り 2023年1月
私は美術館巡りが好きです。せっかくなので、今年は毎月巡った美術館、展覧会についてnoteに記録を残すことにします。
六本木クロッシング2022展:往来オーライ!
森美術館
2022年12月1日(木)〜2023年3月26日(日)
「六本木クロッシング」は、森美術館が3年に一度、日本の現代アートシーンを総覧する定点観測的な展覧会として、2004年以来共同キュレーション形式で開催してきたシリーズ展です。第7回目となる今回は、1940年代~1990年代生まれの日本のアーティスト22組の作品約120点を紹介します。すでに国際的な活躍が目覚ましいアーティストたちから今後の活躍が期待される新進気鋭の若手まで、創造活動の交差点(クロッシング)となる展覧会です。
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さまざまな感性、意外な表現方法。多様性を感じながら、身近な物事の見つめ方を改めて考えさせてくれる空間でした。
AC-bu | MoBA -現代美術館展- Museum of BOB ART EXHIBITION
日本橋三越本店本館6階美術 コンテンポラリーギャラリー
2022年12月21日(水)〜2023年1月9日(月)
本展覧会では、漫画家「大川ぶくぶ」原作のアニメーション作品「ポプテピピック(POP TEAM EPIC)」内にて、AC 部によって提案されたパラレルワールドとも言える世界観のアニメーション作品「ボブネミミッミ(BOB EPIC TEAM)」の役割(機能)と方法論(技術)を再考し、商業アニメーションからジャンルを超え、現代アート作品として昇華させることを目指して創作した20 点を超える新作のペインティングや立体作品を発表いたします。
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私はAC部の大ファンなので大満足。特にオマージュ作品は表現方法が流石と言わざるをえません。帰ってヘルシェイク矢野の紙芝居を見返しました。
中村佑介20周年展
ギャラリーアーモ Gallery AaMo [東京ドームシティ]
2022年11月19日(水)〜2023年1月9日(月)
2022 年で20年目を迎えるイラストレーター・中村佑介。ロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」のCDジャケットや、小説『謎解きはディナーのあとで』『夜は短し歩けよ乙女』など、その表現活動は多岐に渡ります。本展覧会は、そんな中村佑介がこれまでに携わってきた仕事のほぼすべてが一堂に会する大規模な試みになります。
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アジカンといえば中村佑介さん、というように双方の魅力を印象付ける素晴らしいイラストです。近年は四畳半神話大系など、小説作品の印象も強くなってきましたね。
アニメージュとジブリ展
松屋銀座8F イベントスクエア
2023年1月3日(火)〜2023年1月23日(月)
本展覧会は雑誌「アニメージュ」(徳間書店)の1978年創刊当時から80年代に焦点を当てました。まだアニメという言葉さえ広がっていない時代から、1979年に登場した「機動戦士ガンダム」の大ヒットによりアニメが大きく飛躍するブーム期。そして、鈴木敏夫が後のジブリにつながる高畑勲・宮崎駿両監督を見出し、「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」の映画製作に傾倒するまでの道のりを紹介します。
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愛知県のジブリパーク開園に伴い、近年はジブリ展が多く開催されている印象ですが、この展覧会は「アニメージュ」に焦点があたっているため、また違った楽しみ方になっていました。アニメーションの歴史を学べるのはもちろん、当時の熱気が伝わってきました。
WHO AM I -SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-
渋谷ヒカリエ9階 ヒカリエホール ホールA
2022年12月7日(水)〜2023年1月22日(日)
アート、お芝居、バラエティ、音楽、ファッションなどエンターテイナーとして多方面で活躍を続ける香取慎吾の3年ぶりとなる個展の開催が決定した。「BOUM!BOUM!BOUM!」で展示された作品はもちろん、
「JANTJE_ONTEMBAAR」、「週刊文春WOMAN」の表紙書き下ろし、
そして本展の為に制作される完全新作など約200点を一堂に展示。アーティスト活動を凝縮させた空間を予定している。
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香取慎吾さんの展覧会は初めて訪れました。光と闇のエリアに分けられており、メリハリのある面白い展示でした。私はくろうさぎ好きです。
ヴァロットン―黒と白
三菱一号館美術館
2022年10月29日(土)〜2023年1月29日(日)
三菱一号館美術館では、約180点におよぷ世界有数のヴァロットン版画コレクションを有しています。本展では、〈アンティミテ〉や〈これが戦争だ!〉等、貴重な連作の揃いを含むこれらの作品群を一挙公開し、ヴァロットンの版画芸術の魅力をあますことなく紹介します。また、ナビ派やロートレックの版画も併せて展覧し、同時代パリの芸術状況を示すとともに、ヴァロットンの独自性を浮き彫りにします。
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黒と白、最小限の色で描かれながらも、情景が色濃く浮かび上がってきます。シーンの切り出し方も魅力的でした。まさかこんなシーンを描くのか、しかしその一瞬に人間のドラマがあるのですね。
鮫島大輔 -永遠のマクガフィン-
Bunkamura Gallery
2023年1月21日(土)〜2023年1月30日(月)
鮫島大輔は誰もが見たことのあるありふれた建物や郊外の風景を、様々な支持体に描き続けている。ライフワークとして制作しているFlatball シリーズは、風景が球面上で 360° 完全に繋がり、本来自分を中心に無限に広がる空間は球体の中心へと集約され、世界は球に封じ込められる。視点をずらすとまた中心が変わり、時間と空間も付随して変化し続ける。Bunkamura での初個展となる本展では、代表的な Flatball シリーズをはじめとした新作、平面作品を中心に展示する。
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風景が球面上で繋がるのは360度カメラ的な感覚ですが、実際に球体に描かれているのはとても美しく、面白い体験でした。
大沢愛個展 Rouge de Genesis
Bunkamura Wall Gallery
2023年1月21日(土)〜2023年1月29日(日)
「赤の起源」と題し、2021年渋谷ヒカリエで開催された個展「RedSensation」に続き”赤”をテーマに制作された作品を展示。Genesis=起源 という言葉から。微生物~細胞や血液などの目に見えないエネルギーを鮮やかな色彩と点や丸で表し、自然の素晴らしさを代弁する大沢のアートにご注目ください。
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Bunkamuraの壁面を彩るエネルギッシュな赤。思わず足を止めて見入ってしまいます。花や動物がかわいいですね。
マリー・クワント展
Bunkamura ザ・ミュージアム
2022年11月26日(土)〜2023年1月29日(日)
1950年代ロンドンのファッションシーンに彗星のごとく登場してミニスカートを広め、60年代のストリートカルチャーを牽引したファッションデザイナー、マリー・クワント。デイジーのアイコンのコスメラインで広く知られる、あのマリー・クワントは実は60’sロンドン(スウィンギング・ロンドン)、モードの先駆者であり、女性起業家のパイオニアでもありました。モダンで若々しい彼女のデザインは、当時の女性たちの服装を一変させました。本展ではヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)より来日する約100点の衣服を中心に、小物や写真、映像等を展示します。
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デイジーマークで有名なマリー・クワント。ファッションは着る楽しみはもちろんのこと、良いデザインは人の創造力も刺激しますね。ポリ塩化ビニールやジャージー素材の開発の歴史は面白かったです。
江戸絵画の華〈第1部〉若冲と江戸絵画
出光美術館
2023年1月7日(土)〜2023年2月12日(日)
アメリカの日本美術コレクター、エツコ&ジョー・プライス夫妻(プライス財団)によって蒐集された作品の一部が、当館のコレクションに加わりました。本展では、18世紀の京都画壇を鮮やかに彩った伊藤若冲(1716-1800)や円山応挙(1733-95)、さらに江戸琳派を導いた酒井抱一(1761-1828)の絵画など、この度里帰りを果たした作品の数々を、2期にわけてご覧いただきます。彼らが活躍した江戸時代は、日本絵画の歴史における爛漫のとき。まさに百花繚乱たる華やかな絵画の世界を、心ゆくまでご堪能ください
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チームラボがモチーフにしたことでも有名な、鳥獣花木図屏風を見ることができました。伊藤若冲が描く美しい絵画、とても心が満たされました。2月21日から始まる第二部にも行く予定です。
すてるデザイン〜ゴミを価値に変える100のアイデア
GOOD DESIGN Marunouchi
2023年1月20日(金)〜2023年1月30日(月)
「すてるデザイン」とは、2021年度より廃棄物の課題と真摯に向き合っている複数企業と多摩美術⼤学 TUBの共創プロジェクトで、本展ではその中間成果作品をご紹介します。大量生産・大量消費・大量廃棄のリニアな社会では多くのモノが使い捨てられており、この流れを循環型に変えていくことが求められています。本企画展では、多摩美術大学が協働企業と取り組む「すてるデザイン」から生まれた様々な再資源化の試みをご紹介します。
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とても面白い展示でした。まさしくアイデアの宝庫。やはり大切なのは実際に作ってみることですね。
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