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「構想」編

構想検討について話します。個人的な想い・考えが主です。こんなイメージで作ってるんだという自身の忘備録としても。

外観

市場では、卓上ロボットアームも活気付いていますよね。コミュニケーションロボットと比較し、Arduinoやラズパイ互換が多く、個人でも開発しやすい状況になっています。

しかし、ロボットアームとコミュニケーションを取りたいとはあまり思いません。世の中には近年、話しかけてくるスマート洗濯機や電子レンジ等がありますが、あまり喋りやすくはない…。コミュニケーション対象というのは、例えロボットであっても、ある一定の生物感を醸し出していてほしいものです。そういった点でいうと、LOVOTやaiboって素晴らしいですよね。ああいうかわいさ、生き物感が欲しい。

コスト

当然なことなんだけど、個人の趣味で作ろうとしているのだから、何十万もかけて開発するのは度が過ぎています(もちろん人の価値観によるだろうけど、少なくとも私は嫌だ)。市場に出ているロボットの相場は、その製品の機能で様々。とりあえず、今回の製作物は5万円/台目安と決めます(普段モビリティもそれくらいで作っているし…)。価格帯的にはスマートスピーカーとPCの中間くらいでしょうか。ただ、複数台は作りたい!そこはまた別途考える。

制御

クラウドで開発しているロボット多いですよね。kirobo miniなんかもそうです。スマホアプリ依存な感じ。ハードは小型化・低コスト化できて良い感じ。

でも、エッジでやりたい事ってやはり多いです。既製品ハックにおいて、ラズパイやArduinoを繋げるMakerはとても多いですが、そんな事ならその製品に最初から載せておいてほしい、とよく思います。そもそもの話、学習用ツールにしたいという目標もあるので、私のロボットにはラズパイを載せます。ちょうど発売したてのラズパイ4にします。流行り物好きなもので。

自由度

「相手の顔を見て話す」というのは、コミュニケーションの基本なので、当然あるべき機能。そう考えた時、少なくとも頭部はパンチルト方式で2軸。あとは、例えば首を傾げる、手を動かす、腰を動かす…色々ありますよね。でも、多軸ロボットにしたところで、役立つのってダンスするくらいじゃありませんかね(暴言…)?物を把持するなら話は別ですが、制御の難易度上がるし、コミュニケーション目的だと過剰にも感じます。ただ、手くらいは上下に動かせると良いかな。バンザイやサヨナラとか、簡易なジェスチャーアクションが取れると便利です。結論、頭2軸。腕を各1軸ずつとしました。

入出力

ロボットが何の入力を得て、何を出力してくれるのか?という話。一般的なコミュニケーションをヒントに、下記に決めました。

【入力】映像(カメラ)、音声(マイク)
【出力】動き(サーボ)、音声(スピーカー)、表情(アイディスプレイ)

こだわりたいのは表情ですね。これをやりたくて作っているいっても過言ではないくらい…(笑)。MakerFaireでロボティックアリスの目を見てからというもの、興味津々です!

そもそも、アイディスプレイって最近とても流行ってますよね。ドールロボット界隈で大人気。流行りもの好きとしては、作らずにはいられません。


他にも決めたことは色々あるのだけれど、この辺にしておきましょう。次回からもう少し細かなシステムの話をしていきます。

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