シェア
コーヒー豆がきれそうだ。 父が焙煎したコーヒー豆を受け取るために、ある場所で待合せることにした。 そういえばこの店に来るのは久しぶりだな、などとおもいつつ店内に入ると、父は先に着いてカウンターに席をとっていた。店主の平井さんに挨拶をして私も座る。 父が飲んでいたダッチコーヒーの冷たいのがおいしそうで、同じものを注文した。ステンレスの脚付きカップが涼しげでいいとおもった。 先輩(父のこと)の娘というのもあってか、平井さんはやさしい。どうも前から感じていたことであ