あれから27年。
1995年1月17日5時46分52秒
当時の事を今でも覚えている。
小学生だった私は、弟と同室で寝ていた。
槍が降っても起きないんじゃない?と言われる程
寝起きが悪かった私だったが、起きた。
縦とも横とも分からない揺れ。
二段ベッドの上階だったせいもあり、
ぐわんぐわんと揺れた。
棚から物は落ち、そこら中で大きな音が鳴り、
死ぬのかと子ども心に覚悟を決めた頃
母が扉を壊して助けに来てくれた。
揺れのせいで扉が開かなかったそうだ。
当時私が住んでいた場所は震度6程度だったように思う。
テレビで見た光景は凄まじかった。
倒壊した住宅、落ちた高速道路、傾いたビル
炎と煙に包まれた世界
とんでもない数の人々が亡くなっている。
今の神戸はとても綺麗だ。
あれから27年が経過して、とても綺麗になった。
当たり前は突然当たり前じゃなくなる。
先日のトンガでの噴火もそうだ。
あれほどの規模になるとなすすべもない
自然の脅威。
出来る事に限りはあるけれど、
備えあれば憂いなし の格言を胸に
防災意識を持ち続けたいと思う。
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