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幼馴染に会ってHSPの特性を強く自覚した出来事

※この記事はHSPというカテゴライズが医学的診断・研究に基づくものではなく、同じような仲間を見つけることでよりよく生活していく術を共有できたらいいなという思いから私の気付きや体験・対策が、読む人の小さな助けや安堵になることを目的に書いています。


【幼馴染に会って気付く】


自身がHSPだろうなと自覚してから初めて20年来の幼なじみと会って。彼女は確実に「じゃない人」で。
あ、刺激に気付かないってこういうことか。あ、配慮し過ぎないってこういうことだ。言葉を真っ直ぐ受け取り、真っ直ぐ話すってこういう事かと目から鱗だった出来事。


幼馴染とは家が近く小中と一緒で登下校を共にし、高校からは離れましたが定期的に会っていました。

元々、彼女の素直で自由な一面がとても清々しくて好きなのです。不思議と振り回されてると感じた事は一度もなくて。
私なら他人にどう思われるかを気にして出来ないことをさらりとやる。裏を返せばこの程度で関係性が崩れないという私への無意識の信頼が嬉しいのかもしれない。


目から鱗だった出来事。

例えば飲食店でメニューを決める時。

私→【あーどうしようかな。今日お昼食べ過ぎたし減らしたいけど相手との量違いすぎると食べるスピード違うしな、一緒のメニューの方が早く来るかな、あんまり悩んで待たせるのもな、よしこれとこれにしよう、まだ迷ってるっぽいな、今決まったって声掛けて相手を焦らせないかな…】

私「決まった〜」

幼なじみ「あ、ほんと〜?何にした?それも美味しそうね〜」




幼「夜は糖質取らないようにしててさ、迷う」



幼「よし決まった!」

長い付き合いだからこそ分かるのですがこのあいだ、

彼女の思考は
【自分が食べたいものの中で糖質が1番少ないのはどれかを探す】
だけなんですよ。

とてもシンプル。
彼女は常識のある人だし、特別優柔不断というわけでもない。
私は時差を待つ間(多分1〜2分)、とくに不愉快な気持ちになることもなくフラットにただ待っていました。

でも私が彼女の立場だったら相手を待たせる焦りや、相手のお腹の減り具合を考えたり、どうして決め兼ねてるかも早い段階で喋り出すだろうな…とか。もうこれは気遣いとかではなくて自動思考なんですよね。


【無駄な思考】

自分の思考量とか受け取る情報と推察、それがあたりまえだったんですけどHSPという概念を知ってから「あ、これ多いんだ」と気付いて。

彼女のラフさと常に機嫌が良いところ、そうでない時は必ず説明をくれるところ。互いに無言でも空気が心地いいこと。
だから一緒にいて私も楽だったんだ。

彼女は私がどうこうしなくてもラフである。関係値も変わらない。

だからこそ私の無駄な思考(笑)
がほんとに無駄として浮き彫りなって。メニュー決め以外にも行き帰りの道中でもいくつかそんなエピソードがあって笑ってしまいました。

彼女との関係性や、やりとりは昔から変わってなくてただ見る観点が変わって今回気づいただけなんですが、すごく気が抜けて。私のこの「常にスイッチの入った自動受信思考」が通用しないんですよね。彼女自由だから。そこが好きなんですけど。おかげで私も自由。


お互い、ただ普通にここにいるだけ。


そもそも相手の機嫌が全部自分次第だと思ってるなんて傲慢なのでは。とか。

頻繁に連絡を取るわけでも、久しぶりに会っても近況を喋り倒すとかでもないけれどもう長いことこの穏やかで不思議な関係性があることにとても感謝しました。


【強みになる】

さてこのHSPは「良くも悪くも環境から影響を受けやすい人」ですが私の「常にスイッチの入った自動受信思考」は視点を変えれば配慮できる、気がつく、慮れるのは特性であり強みである。マルチタスクの仕事は得意だったな。疲れるけど。
気付いたところでこれからも私は思考するだろう。そういう性質らしいし。でも何でもかんでも自分原因説にして追い詰める方向に考えるのはやめよう。

上手に使って生かしていこう。
ちなみに彼女には「いや〜いつもありがとうね!」とだけ伝えて「こちらこそ〜」ってピースフルな空気で満たされました。




【人生楽しんだもの勝ちらしいので】

冒頭にも書きましたが、私は「HSPかもです」って言ってるのは「ブルベです」「骨格ウェーブです」「魚座です」って言ってるのと同じ感覚です。いろんなカテゴリの仕方があるけど私は私でしかないしね。

言語化しにくい共通点を持つ人がいる事に安堵し、それに対する対応策に救われたのも確か。

ラベリングで雁字搦めは違う。
みんな楽しく生きようね〜


仲間を見つけることは大きな心の支えになりますが、しんどさの根本解決は専門医やカウンセラーにご相談くださいね🌿

下記の記事がわかりやすかったのでご紹介させてください。



いつもありがとうございます!サポートは本や経験になりまた新たなアウトプットとさせて頂きます。貴方から頂いた優しさは巡って更に大きくなって貴方に返ってきますように。