性別適合手術とは何か?

性別適合手術という言葉を聞いたことがあるだろうか。


性別適合手術(せいべつてきごうしゅじゅつ)とは、性別の不一致、性同一性障害を抱える者に対し、当事者の性同一性に合わせて外科的手法により形態を変更する手術療法のうちの、内外性器に関する手術を指す。“Sex Reassignment Surgery” (SRS) の訳語。ーWikipedia


性別適合手術を受ける前後の流れ

性同一性障害診断を受ける

ホルモン治療の開始(任意)

③性別適合手術を受ける

④戸籍変更(任意)

※ガイドラインに沿った一般的に考えられる流れであって、実際に性別適合手術を受けた方がこの順序に沿って治療したとは限らない。(ホルモン治療を性同一性障害の診断を受ける前に始めることもある。)


主な手術の内容

女性から男性へ(FTM)

・乳腺摘出

・子宮卵巣摘出

男性から女性へ(MTF)

・精巣摘出

・陰茎切除

・膣形成


性別適合手術は、技術が進んでいるタイで受ける人が多い。日本で受けることもできる。

MTFが膣形成をした場合はアフターケアとして、膣が塞がるのを防ぐために定期的にダイレーションを行う必要がある。

性別適合手術のオプションとして、MTFは豊胸や豊尻、喉仏縮小や美容整形を受ける人も多い。FTMは戸籍変更の際、乳腺摘出は必須ではないが多くの人が乳腺摘出をし、乳輪縮小手術を受ける人もいる。陰茎形成も可能だが、まだメジャーではない。

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