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【感想】「怪物と出会った日」

おはようございます、Gです。
重版で好評を得ているヒット作についての感想と分析です。
思いつくままチェック項目をあげて、星をつけました。
下記【】で星をつけた理由コメントもあります。

総評 ★★★★☆
よみごたえ度 ★★★★★
わかりやすさ ★★★☆☆
お買い得度 ★★★☆☆
キャラクター魅力度 ★★★★☆
ドラマ度 ★★★☆☆

【購入した理由】
 元選手・黒田さんが出ていたから。今は幽霊会員になってしまっているけれど、以前は週一で、川崎新田ジムでお世話になっていたから、懐かしさも含めて読みたくなったところ。

【なぜ出版されたのか】
 本書はモンスターと称される井上尚弥さんのボクサーとしての凄さが、どうにもこうにも一般人には伝わりにくい。だからスパーを含め拳を交えた人たちを取材し、ていねいに書き綴られている。
 〜それでもその凄さは伝えきれていないと著者は嘆いていた。だからこそ、モンスターかも。

【心を揺さぶられたところ】
 ドラマ度★★★☆☆
 キャラクター度★★★★☆
 とつけたのは、いろいろなファイターが出てくるから。そのキャラクターの魅力を味わえて読んでよかった。
 たとえ負けても勝利の代わりにつかめるものはいくらでもあると教えてくれる。
 *ここを読め!*
 一つでも読むべき章はナルバエス選手のところ。彼は井上戦ではなく、それよりも前の試合で負けたことを消化しきれず、恩師と決別してしまった。負けにまっすぐ向き合えずに、のちの井上戦ですぐにメンタルで負けてしまったように感じる。誰しもがそうなりかねないミス。私Gもそう。今までの負けを反省し、プラスに変えていると言い切れない。

【読後の影響】 総評 ★★★★☆ の理由
 私Gはただの体力づくりとひとつ何かスポーツに詳しくなってみたいと始めたのがボクシングだった。
 グローブをはめ、ミット打ちをやった人間ならわかる。体験教室レベルよりもう少し踏みいればわかる。いかにボクシングがクレバーでなければ勝てないスポーツかを。
 センスというものは野生の勘だと勘違いしていた。そうではなかった、いかに知的にくみたて、そのとおりに自分の神経回路を操り身体を動かすかだと。
 退会してはいないので、月1回でも行こうかなとボクシングへの再開熱が出てきた。
 ちなみに一番楽しかったのはやはりミット打ちである。トレーナーさんがいい音を出そうと、こちらのパンチをあてに来てくれるので清々しいのだ。
その後、手首痛くなるくせに。 
                 FIN

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