見出し画像

一つのフラワーから「適職」を探す

学生のころは自分が何のために生まれてきたのか、将来何がしたいのか、ぼんやりと考えては答えが出ない日々を過ごしていたように思う。

答えが出ないまま結局1社目は最初に内定をもらえた大手企業に就業を決めたものの、残業や飲み会の多い働き方や企業文化に疑問を持ち転職を決めた。

今思うと自分の人生の選択肢を狭めるようで、答えを出すのが怖かったのかもしれない。

次に勤めたのは現在も在籍している会社で、友人からの紹介してもらった求人メディア会社である。現在は、否が応でもヒトとシゴトに関して思いを巡らせる日々を送っている。

図書館で見つけた本のタイトルを見て、これは読むしかない、と思った。

本著も、一般的な就活本と同じく適職を探すにあたってまずは「自己分析」することを勧めている。しかし、就活で一般的な「自己分析」のフレームワークよりは更に細分化されたフレームワークを紹介しており、著者はフラワーエクセサイズと評している。

フラワーエクセサイズとは、7つの観点から自分が誰かを説明する方法で、7つを1つの紙面にまとめると花のように見えることからフラワーエクセサイズというそう。(フラワーエクセサイズの説明、以下抜粋)

"①自分が知っていること(お気に入りの知識や興味のある分野)

②どんな人々と一緒に働きたいか、どんな人の役に立ちたいと思っているか(年齢層、かかえている問題、ハンディキャップ、地理的な場所など)

③自分に何ができるか、どんな仕事でも通用する自分の好きなスキルはなにか

④好ましい職場の条件(屋内/戸外、中小企業/大企業、管理の厳しい会社/規則のゆるい会社など)自分が最高の成果をあげられるような条件を挙げる

⑤希望する給料、仕事のレベル、責任(一人で働くのか、チームの一員として働くのか、部下を監督するのか、仕事を仕切るのか )

⑥望ましい地理的場所(国内/海外、暖地/寒冷地、山/海岸、都市/郊外/田舎等)

⑦目標、使命、目的意識。あるいは自分が働くことに決めた組織に持っていてほしい目標や使命についてでもいい。"

ふむふむ....

スクリーンショット 2020-01-05 13.58.22

そして完成した私のフラワーがこちらである。

実際この「適職ガイド」にはフラワーを埋めていくにあたって具体例や細かい質問項目があるため①~⑦の項目はもっと埋めやすいのではないかと思う。(なんせ、自己分析嫌いの私がここまで埋めることができた位である...人生の目的についても本著の選択肢から自分の趣向に一番近いものを選んで記載した。)

ただ、どのくらいの責任を持って働きたいのかは管理職経験がない今、想像もできない。自分が持っているスキルについても、資格を持っている訳ではないことを考えると「スキル」として言い切ってしまっていいのか迷うところもある。比較的大規模な企業で働いた経験はあるが、フリーランスの経験はない。

きっと1年後、3年後にフラワーを見直したときには内容が変わっていることも多いだろう。

ひとつフラワーエクセサイズをしてみて気づいたことは、私が書く仕事に興味があり、挑戦すべきだということが分かったということだ。

人生の目的を「自分がこの世にいたことで世界により多くの愛、思いやり、道徳、正義、正直さが生まれると嬉しい」ということに置くとすると、自分の興味を持っている「言葉、感情、心」を自分のスキルである「共感する、教える、書面で分かりやすいコミュニケーションをとる」方法で誰かに伝えられることほど私にとって嬉しいことはない。

 私の中では執筆することが 自分のやりたい事ではないかと、フラワーエクセサイズを見てなんとなく感じ取られたのであった。

本記事を始めとして、今後定期的にnoteを投稿していきたいと思う。

自分にとって適職を探すことが誰かの仕事探しに役立つことを目指したい。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?