#016 TypeScript(3):環境構築2
npm install -g typescriptコマンド
このコマンドは、TypeScriptをグローバルにインストールするために使用されます。少し専門的に聞こえるかもしれませんが、順を追って説明していきます。
📓説明
npm install:パッケージをインストールする基本的なコマンド。
-g:グローバルインストールを指示し、コンピューター全体で使用可能にする。
typescript:インストールするパッケージの名前。
⭐実行
TypeScriptがシステム全体でアクセス可能な場所にインストールされる。
tsc(TypeScriptコンパイラ)コマンドがどのフォルダからでも使用可能になる。
TypeScriptライブラリがどのプロジェクトからでも使用可能になる。
⭐グローバルインストールの利点
どこでも使える:特定のプロジェクトに縛られずに使用可能。
便利なコマンドライン:tscコマンドを直接使用してコンパイル可能。
一度のインストールで十分:複数のプロジェクトで同じバージョンを使用する場合に便利。
⚠️注意点
バージョン管理:すべてのプロジェクトが同じバージョンを使用するため、プロジェクトごとに異なるバージョンが必要な場合はローカルインストールが適している。
権限:グローバルインストールには管理者権限が必要な場合がある。
tsc -vコマンド
このコマンドは、インストールされているTypeScriptコンパイラ(tsc)のバージョンを確認するために使用されます。簡単に言えば、「今使っているTypeScriptのバージョンは何?」と尋ねているようなものです。
📓説明
tsc:TypeScript Compiler の略で、TypeScriptのコンパイラ。
-v:バージョン情報を表示するオプション(versionの略)。
⭐実行
このコマンドを実行すると、システムにインストールされている TypeScript コンパイラのバージョンが表示されます。例:Version 4.9.5
このコマンドを使う理由と利点
バージョン確認:現在使用しているTypeScriptのバージョンを素早く確認。
互換性チェック:プロジェクトや他のツールとの互換性確認に役立つ。
インストール確認:TypeScriptが正しくインストールされているか確認。
トラブルシューティング:問題の原因がバージョンに関連しているか確認。
tsc --initコマンド
このコマンドは、TypeScriptプロジェクトを初期化するために使用されます。簡単に言えば、TypeScriptを使うための基本的な設定ファイルを作成するコマンドです。
📓説明
tsc:TypeScript Compiler の略で、TypeScriptのコンパイラ。
--init:初期化を意味し、新しいTypeScriptプロジェクトの設定ファイルを作成するオプション。
⭐実行
カレントディレクトリに tsconfig.json というファイルが作成されます。
tsconfig.json ファイルには、TypeScriptプロジェクトの様々な設定が記述されています。
例えば
コンパイル対象のファイル
出力先のディレクトリ
使用するJavaScriptのバージョン
厳格な型チェックを行うかどうか
使用例
新しいTypeScriptプロジェクトを始める際に、最初にこのコマンドを実行します。
既存のJavaScriptプロジェクトをTypeScriptに移行する際に使用します。
コマンドのまとめ
終わりに
少し長くなったので、ここで一旦お話をクローズさせて頂きます。
自分自身の学習記録帳のため、乱雑な文章になっている可能性があります。
申し訳ございません。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
私も皆さんのnoteを拝見させて頂いて、多くの気づきを得ています。
本当に感謝🙏です。
今後ともよろしくお願いします。
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