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DIY鬱

(これは2019年6月19日にFacebookに書いた記事の転記です)

もう何ヶ月も経ったのですね。早い.....3月、カフェフィロの山本 和則 (Kazunori Yamamoto)さんが京都でゲリラ的に哲学カフェを開くという告知があり、しかも内容は〝「専門家に委ねているプロセスを自分たちの手に取り戻そう」という種々の対話にも共通点のある実践です〟というもの。それは!と思って参加してきた。

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「展覧会「カサルーデンスのdiy探訪記」クロージング2days」

........DIY鬱という言葉があると教えていただいた。きっとわたしはそれだったに違いない、笑 終わりの見えないあれこれ。

毎日のようにDIYしている田舎屋の暮らしでは、このDIY探訪記を思い出さない日はない。カサルーデンスさんの展覧は人々の暮らしのエネルギーを温かく図式化したような感じだった(適当なこといってすみません)。個々の人生に少なからず併走する人生に溶け込んだDIY。そしてそれがArtになっている。

ところで、
専門家に任せることで、全てがうまくいく、と思っていたあれこれの件。もちろんうまくいく。

しかし、うまくいった感がないものもたくさんあって、それはなぜなのだろうと考えさせられる。

目指す着地点がそれぞれ違う。同じに見えて意味するところが違う。あるいは共通言語が存在しない瞬間がある。

目指す出来栄えが違うのは、個性の差であり、それは楽しむべきものかもしれないけれど....

専門家と好みがあわないとき、あがってきた結果に人生を失敗した感が溢れる。

.......素晴らしい時間をありがとうございました。カサルーデンスのみなさん、山本さん。

おかげさまで、以降わたしのDIYは軽快なものになりました。(蚊がでるまえに網戸も完成)

自分たちの手で自分たちの居場所を好きに作るそのプロセスに、手足の自由を感じ、喜びを得ています。

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河本 順子 (Junko Kawamoto)さんの、鹿肉の燻製はとてもおいしかった!食べ過ぎてみなさんごめんなさい。ごちそうさまでした♡

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