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仕事に「貢献している」と言い切れない自分に気づく

会社の評価面談があった。
評価面談では、自らが記載した自己評価シートをもとに、目標に対する成果とその評価を上長に報告していく。
その際に、上長から「自己評価が目標に合った表現になっていない」と指摘を受けた。
自己評価シートにおける目標は、あらかじめ組織である程度決められていて、例えば「専門性を活かしXXに貢献する」というような表記になっている。

一方で、私の自己評価は「専門性を活かし、プロジェクトを計画通り推進することができた。」といった具体的な実施した内容と成果についての記述をしていたものの、「貢献した」という言葉を使っていなかった。
いや、使えなかったのだ。

私は心の中では、自分が組織の目標に対してどれほどの貢献をしているのか、自信を持てていなかった。
そのため、自己評価の言葉選びで「貢献した」を使うことに違和感を持ち、結果として曖昧な表現になってしまったのだ。

この違和感の根本は、目標が壮大に感じられたことだ。
「XXに貢献する」という目標に対し、実際にはどれだけ達成できたかをはっきりと把握できなかったため、自分の貢献度が十分ではないと思い込んでしまっていた。
しかし、どんなに小さな成果であっても、それが目標に対してプラスに働いていることに変わりはない。
たとえ自分の中でその貢献が大きく感じられなくても、まずは自信を持って表現することで、自分の仕事が組織の大きな目標のどこに貢献しているのかを把握していくことが重要だと気づいた。

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