見出し画像

母乳しか飲まない1歳児の偏食記録①:こどもがごはんを食べなくなった

子どもの偏食に苦しむ親として、私の子供が1歳になる頃から始まった離乳食拒否の経験を記録していきます。
この偏食記録では、書籍「子どもの偏食外来」の実践と、実際に偏食外来を受診した経験について紹介しています。
同じような悩みを抱える親御さんにとって、参考になる情報を提供できれば幸いです。

離乳食拒否に至るまで

我が子は少食で食べムラがありましたが、「離乳食の進みは子どもによって異なる」と聞いていたので、将来的には慣れて食べる量も増えるだろうと楽観的でした。
しかし、本格的な食べ物拒否が始まりそうも言っていられなくなりました…
産まれてから離乳食拒否に至るまでの経緯をまとめます。

  • 正期産、2900g出生、周産期異常無し、完母。

  • お腹が空いて泣くということがなく眠い時しか母乳を飲まないため、飲ませることに苦労していた。

  • 体重は成長曲線の平均を下回っていたが、曲線に沿って増加はしていた。

  • 離乳食は5ヶ月から開始。

  • ペーストから粒ありの食事への移行で大きな躓きは無かった。

  • 8ヶ月頃に一度つかみ食べを始めたが、しばらく出し続けても触りもしなかったのでまだ早い?と思い中断。

  • 一方食べられる量は徐々に増え、スプーンで食べさせて一食100g以上食べられるようになった。

  • しかし、11ヶ月頃から最初の1~2口だけ食べてあとは拒否するようになった。

そして1歳になる頃はスプーンに対し全く口を開けなくなり、偏食が本格化していまいました。
偏食の状況を一言でいうと、「ごはん・おかずを一口も食べない」です。

  • 食卓のハイチェアに座らせようとすると暴れて拒否。

  • スプーンを近づけると顔を背ける。

  • つかみ食べできる食材を出しても、お米せんべいとシリアルのみは辛うじて口に持っていくもののそれ以外の水分を含んだ食べ物は全拒否。

  • トレーに置いた食べ物を床に投げる。食べないものも食べるものも投げる。

  • 座ってから数分経つとハイチェアで泣き叫び出し、食事が続行不可能に。

自分が取ってしまった行動

身体が平均よりも小さいこともあり、私はできるだけ多く食べさせようと必死でした。
私が必死に食べさせようとするのと比例して、嫌がりは激しくなっていきます。
食事中、私はずっと怖い顔をしていたと思います。
泣き叫ばれ、限界がきて、物にあたってしまったこともありました。

  • 「食べさせないと」という思いが強く、追いかけまわしてスプーンで食べさせようとしていた。

  • 食べさせることに集中するため、親と一緒に食事はとらなかった。

  • 食べる量を増やすために食事の時間以外もお米せんべいなどを食べさせたりしていた。

  • 「どうせ落とすから」と、大量の食べ物をお皿に置いていた。

  • 嫌がられてもおにぎりやおやきを抱っこしながら口に放り込んで食べさせた。

書籍「子どもの偏食外来」との出会い

周りからは「体重の増えが悪い」「母乳だけだと栄養が足りない」「発達にも影響が出る」「しっかり食べさせてあげて」という言葉を掛けられます。
どれも正しい言葉なのですが、どうやっても食べさせることができない私は食事の時間いつも思い詰めた顔をしていたと思います。
そんな中出会ったのが「子どもの偏食外来」の書籍です。

この本を読んで、自分が取っていた行動は全てNGであると分かり、食事のやり方を一から見直しました。

この記事が参加している募集

#育児日記

48,816件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?