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業務システムのUIの特徴 2 権限と役割

役割と権限

業務システムにおいて、同一のデータを取り扱う(全体としては)同一の業務でも、ユーザーが役割で分かれていることがよくあります。

たとえば、

  • 起票者

  • 入力担当者(BPOなど外部委託の場合もある)

  • 承認者

  • 管理者

など、それぞれに分化された役割ごとの作業が組み合わさって業務オペレーションが出来上がっているものです。

そしてそれぞれの役割のユーザーで、条件やニーズや異なります。

  • 扱うデータの量(承認者や管理者はたくさんの実務者から集まった大量のデータを日々処理する など)

  • 入力方法(起票者は共通事項を一度に簡易に入力、現場部門が詳細化する など)

  • 表示の方法や要素(通常は見出しだけで詳細情報は折りたたんでおく など)

  • 優先度(まず確認したい数値が本部と店舗で異なる など

  • 権限(閲覧のみ/編集できる/編集および削除もできる など

  • 利用デバイスと場面(オフィスのノートPC、会費質の4Kディスプレイ、店頭のタブレット、出先のスマートフォン など)

など

また、役割が専門職域で別れるような場合は(経理とか)、ユーザーグループごとのスキルやリテラシーにも大きな差があったりします。

そのため役割ごとにUIを最適化する場合もあります。

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