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#中高生の妊娠相談

どうも、さげまんです。

昨日寝る前にnoteに書き込みたいことをリストアップしていったのだけど、想像以上に色々ありました。そんな中でも一番今文字に起こすべきだと思ったことについて書きたいと思います。

それは先日ツイッターのトレンドに入っていた

中高生の妊娠相談 についてです。(おお、太文字にできた)


#中高生の妊娠相談

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まずはトレンド入りをする前、中高生による妊娠相談が増加しているというニュースを聞いた時に「何やってん」と苦笑しました。最近はあまり言われていない表現ですが、「最近の子たちはませてんなあ」と思っていました。でもその瞬間一気に怒りに変わりました。

「何やってん?苦笑」から「正気で何やってん?」という感情に移り変わりました。自粛をしろ、自粛をしろ、自粛をしろ。そのような世の中の雰囲気でよくもかなり濃度高めな接触を測れるなあ・・・。そもそも感染リスクについて考えることはなかったのかな? ただでさえ「会わないという愛の形」というものが大切にされているのに。


望まれず生まれた赤ちゃん

私は高校生の時、コンペティションのために取り組んだ課題のうちの一つにNIPT(新型人工妊娠中絶)について真剣に向き合いました。そこからしばらく高校生の間目を向け続けて、妊娠中絶問題についてなんども議論の場を作りました。静かな悲鳴に対してどう向き合っていくか、赤ちゃんについてもお母さんについても、よく考えます。

命が芽生えるということ、それは本当に素晴らしいことで、奇跡です。それはたとえどんなケースであってもです。なぜなら、一番大切な、母体の中で眠る新しい命は、何も罪はないからです。だからこそ、私は望まない妊娠をする人が許せない。赤ちゃんは何も悪くないのに、オトナの事情によってその子が苦しむのは、どんな結果であれ本当に辛いことです。

自分に置き換えて考えます。もし自分が望まれない子どもとして生まれてきたら、嬉しいですか?産んでくれてありがとうと思えますか?ある程度望まれて生まれた人間ですらそう捉えるのは難しいのに、ああ、私の命は親の性快楽により生まれた結果なんだ、って思いながら生きる人生って、本当に辛いと思います。私の中学の頃の知り合いででき婚で生まれた子がいるのですが、その子は六本木に中学生から染まり、何度も非行を繰り返しています。一度高校生の時に連絡をとった時にこのようなことを言っていました。

「あんたは全部知ってっからいいけど、うちもう死ぬし」

「だってうちそもそも生まれてくる必要なかったんだかっさ」

その連絡から数日後、その子のSNSは全部なくなりました。どうか、今も元気でいてほしい。


中高生の妊娠相談が最多ということを踏まえて

私は今回のこの相談最多のことについて色々考えることがあります

一つ目は、どんな事情であれ相談できてよかったねということ。私だったら怖くて怖くて、相談センターにすら相談できないかもしれません。私はまず、相談した子たちによく勇気を出せたねって言ってあげたい。若いのにしっかりと向き合って相談できたことは逃げ出さず偉かったと思う。たとえその子たちがその後どのような選択をしたとしても、それは大きな一歩で、どのみち苦しい選択をすることとなるだろうけど、今回相談をすることによって人生を大きく変えた。それは、賞賛までは行かないけれど、肯定していいことだと思う。

二つ目は、今回相談があった中高生に絡んでいる大人はなにをしていたんだということ。こんなにもステイホームな風潮の世の中なのに、ほっぽってセックスすることのできる環境を作り上げたのはその子たちよりも親が悪いのではないかと思ってしまう。子どものことを放ったらかしにしたのは百歩譲っていいとして自分の感染リスクも考えたら彼氏の家でステイホームしてくるね、って、嫌じゃないんですかね。また、自分が家を開けている間にセックスをしていて妊娠した可能性が高いと朝日新聞は報道しているけど、不注意すぎると思うんですよね。もちろんそれぞれ家庭の問題があると思います。でも、本当に無責任だと思うんですよ。まあもし相談している子が家出をしている子だったら話は別だけど。でもそれはそれで親の問題であると思うんですよ。中高生って、まだ未成年の子どもですよ。大人が守らなくてどうするの?

また、教育機関もそう。日本の性教育は本当に劣るところがまだたくさんあると思います。中絶をするシーンって実は本当に、本当にグロテスクなんですよ。見たことありますか?グロテスクというより、少々鬱になりそうなくらい、お腹の中で殺人が起こっている。ぜひ、心の健康がある程度保たれている方にはyoutubeなどで中絶の様子を知ることができるので見てみてほしい。少し生々しい話になるが、中絶法の一種でお腹の中を掻いて赤ちゃんをぐちゃぐちゃにするというものがあるのだが、その時赤ちゃんは、逃げるんです。逃げ場のないお腹の中でも必死に頭を振って拒むんです。何も罪のない赤ちゃんが、中絶をすることによって小さなゲージで殺されてしまうんです。どう考えても残酷の一言ではありませんか。これはかなりショッキングなことだけれども、だからこそ、教育機関はこのようなことを教育していくべきではないかと思うんです。そんなものを知って、中絶したいと思いますか。望まない子を作っちゃってもいいんですか。保健体育の授業ではもっと性交渉が引き起こす妊娠とその先について取り扱ってほしい。これ以上静かな悲鳴がお腹の中で鳴り響かないように。特に女の子は自分のことを守れるのは自分だけなんです。

そして最後に、中高生の妊娠相談とあるが、全てが全て、中高生間の妊娠相談であるかということ。このような見出しを見ると、休校中の中高生カップルが本来学校に行ってる時間帯にセックスをしていることによって引き起こされたのではないかと受け取れる。だがしかし、強姦という可能性はないのだろうか。そうしたらなおさら、自粛期間中に強姦が起こっていることに対してスポットライトを当てなければならないのではないか。もちろん相談センターには守秘義務が基本あるため、これから相談内容の内訳が表に出ることはほとんどないとは思うが、もしかしたらその可能性もあるかもしれない。のにこのような報道のしかただと全員が全員中高生同士の不注意なセックスがきっかけとしか読み取れない。これって証拠はあるのかな。


妊娠相談をした小さなお母さんお父さんへ

兎にも角にも、避妊をしたのか、してないのか関わらず、今回自分たちの不注意によって妊娠をしたならば、パートナー共に最後まで責任を取るべき。本当に命って大切なんだよ。あなたはこんな人生糞食らえと思っているかもしれない、でも、その命一つで、世界が変わるの。もしかしたら、お腹の中の赤ちゃんは医学の発展に大きく貢献する命かもしれない、ひっそりと生き続けるものの、誰かの希望の光になる子に育つかもしれない。赤ちゃんだけじゃない、お母さんもお父さんもそう。あなたたちによって人生を崩された人もいるかもしれないけど、かつて優先席をゆずったおばあちゃんがそのあと転倒して怪我をせずに済んで「助けてくれてありがとう」とあたたかい気持ちを持っているかもしれない。それって、世界を救っているんだよ。本当に些細なことでも。きっと。命って、ホント素敵なの。

もしもお腹の赤ちゃんを産む決意をしたならば、絶対にその子を幸せにすること。その自信がないなら、すぐにソーシャルワーカーさんに相談すること。そしてもしも頼れるなら、身近な親に相談するべき、頼れんかったらそれはそれで仕方がない。そのようなこともしようとせんで一家心中なんて計ったらどんなに知らんやつでも祟るよ。無罪な命がいる限り、味方が必ず現れる。無償で育ててくれる素敵な環境が日本には多いとは言えないけど、ある。そして、その命だけでなくその命を唯一守れる存在のあなたにも必ず味方が現れる。どんな選択もあなたを苦しめるよ。でもそれはしゃーない、だって正解なんて存在しないんだもん。

もしもお腹の中の赤ちゃんを何らかの理由で堕ろさなければならなかった場合、私はその命に無駄がないようにみんなに生きて行ってほしいと思います。その命はあなたのお腹の中で悲鳴をあげて亡くなったの。でもそれは殺人罪にはならない。でもそれ同等の重みがあるのは事実。だからこそ、堕胎後はあなたはもう道を踏み外してはいけない。本当に地に足をしっかりとつけて一歩一歩と前に進んでいくんだよ。それによってその赤ちゃんの死はいつかあなたの力になる。それは間違いないよ、堕した子の命の分まで絶対に生きてね。


おわりに

私がnoteを書いている目的はあくまでも思ったことを自分の文字に起こしたいというだけなのに、さっきから「あなた」って書いてる。それだけ、誰かに伝えたいことなんだね、自分でも途中まで気づかなかった。

今回のこの問題はもちろん一番悪いのは不注意だった中高生たち。でもその子たちだけの問題じゃない、この社会全体の問題だと思うの。だから一概に「知識なしによくもセックスしたな」などと責め立てることはできない気がします。この問題が起こったことを機に様々なことが良い風に変わってくれるといいな。私もこの問題には真剣に向き合って行きたいと思っています。

何か一つでも、誰かに響く言葉があるといいな。

さげまんの意見に全うから反対だ!という方がいたとしても、それはきっとその人が考える素敵なきっかけになると思うの。私の知識なんてまだ浅はかだし、思うがままに書いてるから国語の知識殺しだし、そもそもフォロワーさんいないし・・・こんな大口叩ける身ではないってわかってる。でもこの長ったらしい文章から何かが生まれるのを楽しみにしています。

閲覧数やスキの数というより、届くべく人に届いて欲しい。ということで、きっと最初で最後になるだろう目次でもつけてみようかな。うまく機能するといいな。長いのにここまで目を通してくれてありがとう。



どうか、あなたに幸あれ。








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