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無心剣の応用練習 (前半)

無心剣とは、普段の意識状態では発生確率が非常に低い事象を思考を減らし意識を操作することで具現化する技法です。

発生確率が非常に低い事象とは、例えば弓道で先に的に刺さっていた矢の筈に後から射った矢が当たる等の現象がそれにあたります。

偶然に起きたことを含めると、似たようなことは誰しもがスポーツや創作活動の中で時々体験しているのではないでしょうか。

そして多くの場合、最初の事象を体験した後に再度事象を体験しようとすると非常に困難となります。

原因は技術不足や状況の変化等が関連すると推測しますが、多くの場合は「次もきっと成功するはず」や、「成功して欲しい」などの期待感や不安感を生み出す「心の作用」の影響ではないでしょうか。

無心剣の応用練習では主に心の作用の仕方、時には成功イメージさえも意識的に操作し、最初に自らが望んだ事象を具現化することが目的となります。

本来の無心剣は手裏剣を使い、数メートルから数十メートル離れた場所にある燃える蝋燭の芯を狙ったり、DVDの真ん中の穴を狙ったりしますが、私の場合は環境の都合で別の飛び道具も利用しますので無心剣の練習ではなく、応用練習としています。

因みに、無心剣の技法を行うことで無心の境地が体験できたり、神秘体験ができたり、身体能力が上がったり、飛び道具スキルが急激に増加したりは、

「しません。」

私の場合は、

「楽しい。」

ただ、これだけです。


この記事は2021年11月11日より始めた無心剣の応用練習の記録になります。


・無心剣の応用練習1日目 20211111

初日は距離5mで吹き矢を使い、最初に射った矢の後端に次に射った矢を当てるという弓道の本「弓と禅」内のワンシーンの再現が課題。

今回使用する吹き矢は無冥流の「無心筒」

全長1700㎜内径約14㎜。ステンレス鋼製で重量感がある本体の筒の先には照準器が付いており、狙い易くなっています。

市販品ではなくハンドメイドの非売品ですが、ご縁があって今の持ち主をしています。

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2射ワンセットで26射目に成功。ということは13回目での成功です。

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開始前の明確なイメージ力と、練習中はそれを綺麗さっぱり忘れ去るというパラドックスの中に真理があるよう。

呼吸は最初は意識的に回数を減らし、最終的には自然に任せることがポイント。


・無心剣の応用練習2日目20211112

距離5mで昨日とは違う市販の吹き矢を使っての練習。

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海外メーカー、コールドスチール社製の「357マグナム」全長48インチ(約122cm)、内径約9mm

無心筒と比較するとこちらの方が軽く取り回しはしやすいが、筒の内径が細い為に息を吐く時の抵抗感が強く腹筋の力を使うのでトレーニング向きな仕様になっている。

しかし、力が必要だからと強く雑に息を吹くと、身体の揺れが矢に伝わり精度が落ちてしまう。体幹を揺らさずに強く息を吐く技術が必要。

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練習ではトータル16射目に成功。なので8回目の継ぎ矢成功。

「今日の吹き矢は細く扱い難いから、昨日と同じ継ぎ矢とかできるはずばない」という思考を一旦横に置いた瞬間から、目的を具現化する為の方法を導き出す力が活性化しはじめたようで、結果的には昨日よりも少ない回数で成功してました。


・無心剣の応用練習3日目20211113

距離1間(約1.8m)でCDディスクの穴の大きさの直径15㎜で作った印に向けて手裏剣を投げてみる。

使ったのは棒手裏剣、無冥流「長剣」です。太さは8㎜角の正方形で長さが約29センチあり大型です。

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結果、80回投げましたが印に手裏剣を刺すことはできませんでした。63投目がかすかに印に触れたのみ。

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手裏剣が的に対して直角に近い角度で刺さらなかったり、飛んでる最中に変な回転をすることがあるので、無心剣の基本となる技術の習得が不足していると実感しました。

練習中、無心剣の状態に上手く入れると畳に刺さる手裏剣の音が「バシッ」から「パスッ」に変化します。これは畳にささる角度が適切になる為で、この他にも手裏剣の重さや感触を繊細に感じれたりもします。

今回の練習での収穫は突然始まる不調の原因の一つ、的に手裏剣の先端ではなく側面がぶつかる現象の理由がわかったことです。

どうやら、構えた際の手首の角度がまずかったようでこの影響で手裏剣に伝わる力の向きが適正ではなくなっていたよう。手裏剣に触れる人差し指と手首のラインの延長線上に肘がくる構えを心掛けると解消しました。


無心剣の応用練習4日目20211114

大口径の海外製の吹き矢を使っての練習。

コールドスチール社製のプロフェッショナル625マグナムという製品を使用。全長1520mmで筒の太さ約16㎜の本体は、想像よりも軽い力で吹くことができます。この設計は成人男性が効率良く矢を飛ばす長さと太さなのかもしれません。

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距離5mで22射目に前の矢に後から射った矢が触れるが数ミリ足りなかったよう。息受け(オレンジの部品)が外れたのみ。

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慣れや適性もあるのかもしれませんが、時間の制約があったり、遅い時間の練習で音に気を使いながらだと、思考が普段より増え気味になってしまいます。

無心剣の応用練習では、練習を行う主体が安心できる環境整備も重要だと思えました。

明日、再チャレンジすることにします。


・無心剣の応用練習5日目20211115


今日は20射目で矢同士が触れましたが、昨日同様数ミリ距離が足らずに息受けが外れたのみ。

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狙いをつける際はビシッと姿勢を整えるのではなく、ゆらゆらと前後左右に揺れるくらいに力を抜きます。適切な脱力は無心剣の必須要素です。その揺れの中でタイミングを探っていると矢が放たれました。


・無心剣の応用練習6日目20211116

合計36射しましたが継ぎ矢成功ならず。24射目に息受けが触れたのみ。

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脱力の際、普段身体のあちこちに無意識のうちに力を入れていることに毎回気が付かされます。

これは仕事や生活習慣で同じ姿勢を繰り返す作業に適応する為かもしれません。

力が入ってしまう場所は筋肉や関節のこわばりからフィードバックできる情報が減る為に、意識的に緩めてあげる必要があると考えます。

練習の時以外にも時々関心を向けて労ってあげようと思いました。


・無心剣の応用練習7日目20211117

的を時間をかけてしっかりと狙うより、矢を放つリズムに意識を向けてみる。

眉間、吹き筒の先端と吹き口そして丹田が、的を上下に貫く重心ライン上に揃ったタイミングで息を吐く。

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58射目に継ぎ矢成功。コールドスチール社製のプロフェッショナル625マグナム1500㎜を使って4日目、通算136射68セット目の成功。

今回使ったのは手持ちの吹き矢の中で1番使いやすく、使用頻度が高い吹き筒なのですが、想像よりも時間がかかりました。「使いやすい道具だから、継ぎ矢も簡単にできるはず」という思考が余計だったのかもしれません。


・無心剣の応用練習8日目20211118

手裏剣の練習風景を動画で撮影してみました。

座って打剣するスタイルは無明庵発行の書籍「忍者セラピー」を参考にしています。

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ダンボール下には硬いお風呂蓋と防音の為にバスタオルを敷いています。4本目はこの対策があったので床の傷を防止できました。

プライバシー確保の為お面を使ったのですが視界が狭くなり、かなり投げ難くなります。

ということは、構えてから投げる間の動作には想像以上に視覚情報が多く関係していると思えました。

また、手裏剣が手から離れる位置を一定にすると狙った場所に刺さり易くなるので、ここはポイントのようです。

撮影の後、60本手裏剣を投げましたが今日は的の真ん中の印に手裏剣が触れることはありませんでした。

まあ、こんな日もあります。


・無心剣の応用練習9日目20211119

月蝕満月パワーでスイッチが入り、136射目68セット目継ぎ矢成功。

距離は5m 吹き筒は全長1600mmで内径10㎜小口径軽量高速タイプの吹き矢を使用しています。

筒はアルミ製で多少しなりますが軽くできています。中央付近に手を添えて使えそうなクッションがありますが、距離が遠く持てません。

クッション下ではアルミの筒をプラスチックのパーツで継いでおりここのカバーをクッションが担っているようです。

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最初の矢は狙った場所の少し左下にずれますが、ずれた先を狙っていきました。



自然な呼吸で脱力し、思考を減らした先で矢を飛ばしたいタイミングに合わせて息を吐くのではなく、気が付いたら最適なタイミングで息を吐いていた‥が目標。


・無心剣の応用練習10日目20211120

距離1.8mで的の真ん中に貼った直径15㎜の円形シールを狙って手裏剣を打つ。108回投げるがシールには結局触れず。

人差し指で手裏剣が離れる直前まで重さを感じるようにすると、畳に刺さる角度が適切になるように思えます。

床傷防止に硬いお風呂蓋を使っていましたが、数本貫通してしまいました。別の補強方法を探すことにします。


・無心剣の練習記録11日目20211121

全長1490㎜口径12㎜ 、3本継ぎタイプの吹き矢、「無銘」を使っての練習。

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無心筒と同じ製作者で吹き矢製作初期の頃の作品。運搬性を高める為に三分割できたり、筒の先端に照準器が設置されていたり試験的な取り組みが随所になされている。

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筒先端に取り付けられた錘は、継ぎ目もあり軽くしなりやすい為、息を吐く時の揺れを拾いやすい筒の安定性を高めるために貢献している。

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この吹き矢を初めて手にした時、込められた探究心と想像力、それら具現化する推進力の大きさに驚きました。

最近は吹き矢を使いまくっているせいか、腹筋が若干の筋肉痛です。これが原因で矢が上下に散らばってしまうよう。

この吹き矢は最初は息の量を少なくし矢の加速に合わせて次第に吐く量を増やしてゆく独特の吹き方が必要なタイプなので、使いこなすには体力も技術も必要です。

36射しましたが継ぎ矢成功ならず。

明日再チャレンジします。


・無心剣の応用練習12日目20211122

丹田と筒先を結ぶ意識を持つと、矢を飛ばす時に力強く息を吐いても筒先がぶれにくく、矢が狙った場所に集まることを発見。

また、お腹の前だけでなく脇腹や背中側もまんべんなく使って息を吐くと筒先のぶれが減り安定します。

合計36射しましたが30射目に矢同士が触れたのみ。

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・無心剣の応用練習13日目20211123

36射の最後にいつもとは違う音が聞こえたので、よもやと思いましたが、矢同士がぶつかった音でした。あと数ミリ足らず‥

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練習中は上手く的の真ん中に矢を飛ばせても、外しても、結果は一旦横に置いて身体と呼吸に意識をむけ続けるよう心掛ける。


・無心剣の応用練習14日目20211124

36射するが継ぎ矢成功ならず。

上手くできた後、次も上手くやろうとすると上手くはいかず、上手くやることを諦めると、また上手くでき始めるパラドックス。


・無心剣の応用練習15日目20211125

36射しましたが継ぎ矢成功ならず。息を強く吐きながらも、筒先が上下にぶれないやり方を模索する必要がありそうです。


・無心剣の応用練習16日目20211126

18射、9セット目で継ぎ矢成功。吹き矢「無銘」を使いはじめて5日目、トータル198射99セット目の成功です。

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一射目は的の中心から大分離れたので二射目はあまり狙わずに、まずは息をしっかりと吐き切ることに意識を向けていたことが良かったようです。


・無心剣の応用練習17日目20211127

ホームセンターなどで調達した素材を組み合わせた自作吹き矢での練習。

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筒はアルミパイプ。矢は焼き鳥用の竹串に、建築用の養生テープで息受けを作っています。

36射しましたが継ぎ矢成功ならず。


・無心剣の応用練習18日目20211128

36射しましたが継ぎ矢成功ならず。途中で矢が壊れたり、不意に用事が舞い込んできたりしましたので、練習をする為の環境整備も大切だと思えました。

特に、今使っている吹き矢は竹串なので金属と比べて強度が弱い。息受けも養生テープなので市販の吹き矢よりも気を配りならが使う必要がある。


・無心剣の応用練習19日目20211129

36射中四射目に矢同士が触れましたが、継ぎ矢成功ならず。

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息を力強く吐く時に足首の力も抜いて柔軟に使うと身体のぶれが抑制できる。


・無心剣の応用練習20日目20211130

36射しましたが34射目に矢同士が触れたのみ。継ぎ矢成功ならず。

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吹き矢練習中に思考を減らした状態でいるには、あらかじめ瞑想などで思考を減らした状態に充分に馴染んでおく必要がある。


・無心剣の応用練習21日目20211201

36射するも継ぎ矢成功ならず。

まずは矢を装填してない状態で筒に息を吐き、最も効果的な吐き方を練習してから本番に望むと、矢の飛び方に勢いが出る。


・無心剣の応用練習22日目20211202

36射中28射目に矢同士が触れはするが継ぎ矢成功ならず。

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息を吐く前は力んでいても脱力しきっていても良くない。適度に丹田に張りがある状況から息を矢に乗せるように吐ききる。


・無心剣の応用練習23日目20211203

36射しましたが矢も触れず継ぎ矢成功もならず。

正確に狙いすぎて吐く息が少なくなってしまうより、狙いは雑でもしっかりと吐いて矢に推進力を与えれる方が良い。


・無心剣の応用練習24日目20211204

36射しましたが継ぎ矢成功ならず。矢も2回折れてしまう。

昔YouTubeで見た熱帯雨林の先住民が頬を膨らませて吹き矢を吹いていたことを思い出す。

息を吐く時に頬は力を抜いておき、適度に膨らませるようにすると筒のブレが少なくなった。


・無心剣の応用練習25日目20211205

36射しましたが継ぎ矢成功ならず。

息の吹き方や筒の保持方法の精度を上げる必要はもちろんあるが、時々あからさまに変な場所へ飛んでゆく自作竹串製矢の品質も上げる必要があると気がつく。


・無心剣の応用練習26日目20211206

36射するが継ぎ矢成功ならず。今日はやたらに矢が壊れます。乾燥しているせいかも。

狙いをつける時は眉間の第3の目で的の中心を狙う様にする。また、2本目を打つ際もなるべく頭の位置をずらさないように矢を装填すると精度が上がる。


・無心剣の応用練習27日目20211207

36射するが継ぎ矢成功ならず。

装填する前に、矢の息を受ける部品のちょうど真ん中に軸がくるように調整をするようにしたら、あからさまに変な方向に矢が飛んでゆく回数が減った。


・無心剣の応用練習28日目20211208

36射するが継ぎ矢成功ならず。

吹く息が弱い時に矢が変な方向に飛んで行きやすい傾向がある。かと言って強く吹くと筒の先が揺れてやっぱり変な方向に飛んでゆく。


・無心剣の応用練習29日目20211209

36射するが継ぎ矢成功ならず。

構えてから息を吸い、狙いを定める間保息し、吐く。この動作のリズムを一定にするよう心がけると結果的に狙った場所に矢が飛んでゆく。


・無心剣の応用練習30日目20211210

36射するが継ぎ矢成功ならず。

吹き矢の軸に対して息受けが真っ直ぐに付いているかは、自作吹き矢の場合毎回確認する。最初は良くてもいつの間にかズレてしまう事が多々ある。


・無心剣の応用練習31日目20211211

28射目に継ぎ矢成功。トータルでは532射目。

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息を吐き、矢が筒を出た後も少しの間息を吐き続ける呼吸のフォロースルーを心がけると筒のブレが減少する。

1か月で継ぎ矢が成功したのは合計6回でした。

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・無心剣の応用練習32日目20211212

コールドスチール社製のプロフェッショナル625マグナム全長約1220㎜、筒の太さ約16㎜を使用。以前使ったのは全長1520㎜なので300㎜短い。

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短い分、矢に息の力を乗せにくい。以前検証した時には1割程矢のスピードも低下してしまう結果も出た。しかし、軽く取り回しが良いので狭い場所で使う際や移動の時は有利。




36射するが継ぎ矢成功ならず。

前日まで内径9㎜の筒を使っていたせいか、息の抜け方がスムーズ。重量もあり筒のブレが少ない。


・無心剣の応用練習33日目20211213

36射するが継ぎ矢成功ならず。

一本目を射った後、あまり時間を置かずに二本目を射ると的の上で矢同士の距離が近づく。練習中はこの後の予定などをついつい考えてしまう。が、気がつく度に今行っている動作に意識を向け直す。

「気がつく度に意識を向け直す。」は日常は勿論、明晰夢の中や瞑想中にも使うメソッドなので、必要な時に機能するよう維持しておきたい所。


・無心剣の応用練習34日目20211214

2射目で成功。最短記録。

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トータルでは74射、37セット目

練習前に丁寧にイメージを描き、それを一旦消し去り、身体に意識を向け直したのが良かったよう。更に、開始早々なので、成功の期待もせず失敗の予想も無い状態だったのがさらに後押しになった模様。


・無心剣の応用練習35日目20211215

長さ1520㎜口径16㎜、コールドスチール社製625マグナム。パイプの肉厚がプロフェッショナルよりも薄いので同じ長さでも軽い。また、二本の筒を中央で継ぐ仕組みになっている。使用しない時は分解してコンパクトに収納や持ち運びができる。

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矢は竹製の長さ270㎜タイプ。適度な重量と長さで使いやすい。竹製矢の重量も軽いことが吹きやすさに影響しているよう。

14射目で継ぎ矢成功しました。

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竹製の矢では強度が弱く先が潰れてしまい、プラスチックの息受けは貫通できませんでしたが、矢の後ろに当たったのは確かなので成功としています。

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想定より早く継ぎ矢が成功してしまったのでいつも使っている金属製の矢でも練習したところ、二射目で成功。
1日2回継ぎ矢が成功したのは初めてです。


・無心剣の応用練習36日目20211216

全長約1670㎜口径14㎜、二本継ぎタイプ吹き矢を使用。無心筒の製作以前に試験的に作られた物。

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36射するが継ぎ矢成功ならず。

長い筒と重い矢の組み合わせの為、息をしっかりと吐かないと狙った場所より下に矢が当たる。顎を引き過ぎると息を吐きにくくなるので適度に上げておく。


・無心剣の応用練習37日目20211217

32射目に継ぎ矢成功。トータルでは68射目

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矢が筒を飛び出した後も、その先にある的の中心に向かって息を吐き続けるイメージを持つと筒がぶれにくい。


・無心剣の応用練習38日目20211218

継ぎ矢成功まで最も長い時間がかかった自作吹き矢で再挑戦。今回は矢を竹串製ではなく市販品に変更。

36射するが継ぎ矢成功ならず。

筒と矢の精度よりも使い手の精度の方が、遥かにぶれ幅が大きい。


・無心剣の応用練習39日目20211219

36射するが継ぎ矢成功ならず。

満月の影響か、それ以外の影響か普段より息を吐いた時の筒のブレが大きい。短く軽い筒を使う時は、長く重い筒より丁寧さが必要。

あまりの雑さに不満だったので、その後追加で36射しましたが継ぎ矢成功ならず。的をよく見ようと顎を上げすぎても筒がぶれやすくなるので気をつける。


・無心剣の応用練習40日目20211220

36射するが継ぎ矢成功ならず。

息を吐く時に、膝は突っ張らずに適度に曲げておくと上半身の力も抜けて筒もぶれにくくなる。

・無心剣の応用練習41日目20211221

36射するが継ぎ矢成功ならず。

筒の保持な必要最小限の力で行う。筒のブレは手で抑えるのではなく、筒がブレない身体の使い方で息を吐くことで対処する。

・無心剣の応用練習42日目20211222

36射するが継ぎ矢成功ならず。

自分の身体の重心の他に、手に持つ吹き矢の重心も感じる。そして、自分の重心と的を結ぶ一直線上に吹き矢の重心を置くようにすると軽い筒でもブレを抑制しやすくなる。

・無心剣の応用練習43日目20211223

36射するが継ぎ矢成功ならず。

筒はなるべく水平に近い角度で構え、息をしっかりと吐ききり、矢がなるべく放物線状に飛ばない様に心掛ける。

・無心剣の応用練習44日目20211224

36射するが継ぎ矢成功ならず。

正解な狙いをつけるより、筒のブレを抑えながらも力強く息を吐く方法にウェイトを置いた方が、的の上で矢がまとまりやすい。

・無心剣の応用練習45日目20211225

36射するが継ぎ矢成功ならず。

最初ゆっくり息を吐き、矢が筒を飛び出すタイミングで息を強く吐く呼吸にすると筒のブレが減る。特に軽い吹き矢では効果が顕著に出るよう。

・無心剣の応用練習46日目20211226

36射するが継ぎ矢成功ならず。

息を吐き終わった時の身体のフォームをあらかじめイメージしておき、そのイメージに向かって動作をする。

・無心剣の応用練習47日目20211227

36射するが継ぎ矢成功ならず。

筒先を固定してぶらさずに吹くより、上下に揺れる中でタイミングを見計らい吹く方が左右のぶれを抑えやすい。

・無心剣の応用練習48日目20211228

36射するが継ぎ矢成功ならず

物理的肉体からの視点の他、右横や斜め後からの複数同時視点に馴染んでみる。

無心剣の応用練習49日目20211229

36射するが継ぎ矢成功ならず

頭頂のサハスラーラチャクラに上げた意識を構えから矢を放つまでの一連の動作している最中も落とさない様に心がける。

・無心剣の応用練習50日目20211230

36射するが継ぎ矢成功ならず

脳波を落として狙い込みすぎると、息を強く吐くことが難しくなる。結果に囚われずまずはしっかりと息を吐き切れているか都度確認する。

・無心剣の応用練習51日目20211231

36射するが継ぎ矢成功ならず

練習中、必ず何かを考えてしまい無心でなくなるタイミングがある。ここで「あっちゃ〜」と反応してしまうのではなく、すぐさま無心に戻るように心がけ、普段の思考パターンから抜ける。


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