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【香港99日間 #16】観測史上最多の雨量の豪雨が降った!

9月7日の深夜から香港で記録的な大雨が降りました。なんと、降水量は一時間に158mmで、1988年以降の観測史上最多の降水量だったとのことです。私が滞在している九龍半島の先端のエリアでは特に大きな被害なかったのですが、黄大仙というエリアでは地下鉄の駅が浸水し腰の高さまで到達するという事態でした。


この日の夜、いつもより少し早めに寝ていたのですが、あまりにも雨音が激しく目が覚めました。スマホをチェックすると、MyObservatoryアプリに通知が来ていました。9月7日23時05分に香港天文台から「Black Rainstorm Warning(黒色の暴風警報)」という警告が出ているようでした。

Wikipeidaによると、暴風雨の強さに応じて「amber(琥珀色)」「red(赤色)」「black(黒色)」の3レベルがあるようです。いかにも香港っぽい色です。amberだと一時間に30mm以上、redは50mm以上、blackだと70mm以上が予想されるそうです。redになると学校は休みになるレベルです。

ちなみに日本の気象庁のウェブサイトに雨量と人が受けるイメージが記載されています。一時間に30mmの雨で「バケツを引っくり返したような雨」、50mmで「滝のように降る」、80mmを超えると「恐怖を感ずる」とあります。158mmはほぼその倍の雨量です。どれだけの

職場の方から早朝に「今日は警報が止むまで家から出ない方がいい。いくつかのエリアで洪水が起こっている」というWhatsAppのメッセージがありました。テレビをつけてみると、車が動けなくなっていたり、地下鉄の黄大仙(Wong Tai Sin)駅が浸水していたりと、大きな被害があったことが報道されていました。

お隣の深圳でも大きな被害が出たようです。先週の台風に引き続き連続して自然災害に晒されています。日本でも最近は気候変動の影響と思われる災害が多くなっているような気がします。気候変動が地球規模で起きているようで、心配になります。

聽日見!


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